横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手がホームランを打った後に披露するパフォーマンス「デスターシャ」。
そのユニークな掛け声と動作は、ファンの間で話題となり、球場の盛り上がりを一層高めています。
しかし、「デスターシャ」とは一体何なのか?どんな意味が込められているのでしょうか?
今回は、その由来や背景について詳しく解説します。
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「デスターシャ」とは何か?
「デスターシャ」とは、牧秀悟選手がホームランを放った後に披露する独特のジェスチャーを指します。
このパフォーマンスは、両手をクロールするような動きで前に押し出す動作が特徴です。
試合中に観客を沸かせるだけでなく、チームメイトも一緒になってパフォーマンスを行うことが多く、非常に一体感のあるパフォーマンスとして知られています。
どのような場面で行われるのか?:主にホームラン後の祝福として行われる「デスターシャ」は、牧選手がベンチに戻る際、他の選手やコーチとともに盛り上がる場面で見ることができます。
また、このパフォーマンスは牧選手が試合のヒーローとなる場面で象徴的に使われるため、チームやファンにとって「勝利の合図」のような存在になっています。
「デスターシャ」はそのユニークさからメディアやSNSで話題となり、横浜DeNAベイスターズの試合を観る楽しみの一つとして広がりを見せています。
牧秀悟の勝ち越し満塁ホームラン!
— _Shifttrr (@_Shifttrr) November 22, 2024
待ちに待った「デスターシャ」も飛び出す! #baystars pic.twitter.com/Xn2V54NdNE
「デスターシャ」の言語と意味
「デスターシャ」という言葉は、YouTubeチャンネル「サワヤンゲームズ」で使われている挨拶が元になっています。
このチャンネルを運営するウクライナ出身のサワヤン兄弟は、日本語でゲーム実況を行う人気YouTuberです。
デスターシャの意味:ロシア語由来の造語
- 「デスター」:ロシア語で「リスナー(視聴者)」を意味します。
- 「シャ」:喜びや勢いを表す掛け声として加えられたもの。
つまり、「デスターシャ」は「視聴者さんありがとう!盛り上がろう!」というニュアンスを持つ造語です。
元ネタはサワヤンゲームズの挨拶
サワヤン兄弟は、動画冒頭で胸の前に拳を構え、「デスターシャ!」と叫ぶ挨拶を行っています。
この独特な挨拶が視聴者に親しまれ、横浜DeNAベイスターズの牧選手やチームメイトたちも影響を受けました。
特に牧選手は大のゲーム好きで、マリオカート実況を多く配信するサワヤンゲームズのファンだったことから、この挨拶をホームラン後のパフォーマンスとして取り入れるようになったと言われています。
牧秀悟選手とデスターシャの関係
牧秀悟選手と「デスターシャ」の関係は、野球とYouTube文化が融合したユニークな事例です。
「デスターシャ」とは、ウクライナ出身のYouTuber「サワヤンゲームズ」の兄弟が動画内で使用する挨拶が元になっています。
牧選手はゲーム好きで、特に「マリオカート」を愛好しており、チームメイトの佐野恵太選手や桑原将志選手らとともに「マリオカート軍団」を結成するほどの熱中ぶりです。
彼らはサワヤンゲームズの視聴者であり、その挨拶をチーム内で取り入れたことが「デスターシャ」パフォーマンスの始まりでした。
牧選手はホームランを打つたびに右肘を曲げて拳を構えながら「デスターシャ!」と叫び、このパフォーマンスを披露します。
この動作はファンとの一体感を生み出し、横浜DeNAベイスターズの象徴的な応援スタイルとなりました。
また、2024年プレミア12では満塁ホームラン後にこのパフォーマンスを行い、東京ドーム全体が大合唱で盛り上がるなど、国際舞台でも注目されています。
一方で、大差で負けている試合中にこのパフォーマンスが行われることには批判もありますが、多くのファンや選手にとっては士気を高める重要な要素として支持されています。
牧選手と「デスターシャ」は、野球界に新たな文化的価値をもたらした象徴的な存在と言えるでしょう。
まとめ:野球と文化が融合した新しい応援スタイル
「デスターシャ」は単なるパフォーマンスではなく、YouTube文化とプロ野球が融合した新しい形の応援スタイルです。
その背景には、牧秀悟選手やチームメイトたちによる遊び心とファンサービス精神があります。
これからも横浜DeNAベイスターズの試合では、「デスターシャ」が多くのファンに笑顔と興奮を届けてくれることでしょう!