【筒香嘉智】日本復帰を決断した理由は?33歳筒香の日本球界市場価値は?
(出典 spread-sports.jp)

2024年4月6日、米大リーグのジャイアンツからFAになっている33歳の外野手、筒香嘉智選手が国内復帰を決断したことが明らかになりました。

毎年、日本球界への復帰が噂されるものの、2020年にメジャーリーグに移籍してからはアメリカでプレーを続ける筒香嘉智選手でした。

シーズン開幕前に所属チームを退団したが、現在33歳という年齢もあり、ベテラン選手としての地位に入りつつあります。

筒香嘉智選手が日本復帰を決断した理由は何だったのでしょうか?

筒香嘉智選手が5年ぶりに日本球界に復帰!

サンフランシスコジャイアンツ 3Aを対談した流浪のスラッカー筒香嘉智選手が5年ぶりに日本球界に復帰すること が濃厚となりました。

古巣のDNAを含む複数の国内球団と交渉中で近日中にも最終決断を下す可能性が高いです。

2024年3月21日にFAとなってからは、巨人や古巣のDeNAなど国内の複数の球団が調査を開始し、代理人との交渉を行っているようです。

巨人からは、複数年契約が提示されている可能性があります。

開幕3日前に、右翼のレギュラー候補だった新外国人オドーアが突然退団しました。

助っ人野手が不在の状態で開幕を迎えることになりました。

元々の計画が崩れ、外野手を固定できずに戦っている巨人の補強ポイントに合致しています。

筒香嘉智選手が日本復帰を決断した理由は?

筒香嘉智選手は、昨年、11月に33歳になり、野球選手としてプレーできる時間も限られてきています。

その中で自分の影響力についても考え始めたと言われているのです。

筒香嘉智選手は、DeNAで10年間プレーし、2016年には本塁打王に輝き、通算205本塁打と613打点を記録した大砲は、2019年オフにポスティングシステムを利用してレイズに移籍しました。

日本を代表する左の長距離砲として期待されていましたが、レイズでは苦戦し、2シーズン目の途中でDFA(実質的な戦力外)となってしまいました。

その後、ドジャースを経て2021年途中に加入したパイレーツでは、43試合で打率.268(127打数34安打)、8本塁打、25打点とまずまずの成績を残しましたが、その後は苦戦しました。

そして、2022年を最後にメジャーリーグでのプレーからは遠ざかっている状況だったのです。

筒香嘉智選手のMLBの実働3年間の状況
  • 試合参数:182試合
  • 打  率:0.197(557打数110安打)
  • 本塁打数:18本塁打
  • 打  点:75打点
  • 入団年棒:レイズ入団時は2年総額1200万ドル(約18億2000万円)
  • MLB経歴:タンパベイ・レイズ (2020 – 2021)/ロサンゼルス・ドジャース (2021)/ピッツバーグ・パイレーツ (2021 – 2022)/スタテンアイランド・フェリーホークス(英語版) (2023)

筒香嘉智選手は、渡米した当初から速球に対応するのが難しかったのです。

慣れてきて少し結果も出始めたと思ったら、腰痛に悩まされることもあり、技術やコンディションの両面でメジャーリーグのレベルに到達していないという判断が下されてしまっています。

この状況では“戦力”として計算できない選手と思われるのは仕方がないでしょう。

しかし、筒香嘉智選手は、アメリカで成績が振るわなかったけれど、選手としての価値は下がっていません。

複数の球団が興味を持っていると報じられており、古巣のDeNAを含めて注目されています。

以前は『マイナーや独立でも構わないので米国で野球を終える覚悟』と語っていました。

しかし、33歳となり野球選手としてプレーできる時間も限られつつある中で、『必要としていただけるところで精いっぱい頑張ります』とコメントしています。

左打者の手駒が少ないチームにとっては、彼は理想的な選手です。

古巣のDeNAは新人の度会隆輝と主将の佐野恵太といった左の強打者がいますが、他にはあまりいません。

巨人も右打者は多いですが、左の長打力を持つ選手に不安が残ります。

広島はレイノルズとシャイナーという2人の外国人野手を獲得しましたが、彼らも右打者です。

アメリカではともかく、日本では、筒香嘉智選手の市場価値は、大変高い状況の今だからこそ、今、日本復帰を決断したのでしょう。

まとめ

筒香嘉智選手は、近日中にも帰国する予定で、帰国後に交渉は最終局面に入るようです。

あの大砲が5年ぶりに日本球界に舞い戻るなんて、また楽しみですね。。

FAM8

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