【京都駅不審物騒ぎ】四塩化一黄酸って何?実在する化学物質?真相は!
(出典 soon.ismcdn.jp)

2024年5月5日午後4時35分ごろ、京都市下京区のJR京都駅で「四塩化一黄酸」と書かれたリュック(不審物)があり、化学薬品を連想させる言葉が記されていたため、警察や消防が出動する騒動がありました。

「四塩化一黄酸」とは何か?それは危険なのか?また、ヨットのチーム名についても疑問が多く上がっています。

今回の記事では、京都駅での騒動についてや「四塩化一黄酸」がヨットのチームの船名であること、「四塩化一黄酸」が実在する化学物質かどうかについてもまとめています。

京都駅で不審物が見つかり大混乱!

騒動の概要!
  1. JR京都駅で「四塩化一黄酸」と書かれたリュックが網棚に置かれているのを乗客が発見!
  2. JR京都駅の係員から「駅の2番、3番乗り場に不審物がある」とJR西日本の大阪指令所へ連絡!
  3. 危険な化学物質の可能性があるため、列車のホームを立ち入り禁止!
  4. 京都府警・消防が出動する!
  5. 不審物ではなく中身は衣類であることが分かる!
  6. 京都府警は故意ではないとみて、持ち主に遺失物として返還した!

2024年5月5日午後4時35分ごろ、京都市下京区のJR京都駅の係員がJR西日本の大阪指令所に連絡し、「駅の2番、3番乗り場に不審物がある」と報告しました。

報告によると、不審物は近江舞子発京都行き普通電車の車内で乗客が見つけたリュックサックでした。

府警の確認によると、中身は衣類であり、危険性はなかったとのことです。

リュックの外側には手書きで「四塩化一黄酸」と書かれていましたが、これは薬品名ではないとみられます。

府警は故意ではないと判断し、持ち主に遺失物として返却したとのことです。

この件により、JR西日本では計80本の列車が運休し、最大102分の遅れが生じ、約8万5千人に影響が出ました。

また、JR西日本金沢支社によると、大阪と敦賀(福井県敦賀市)を結ぶ特急サンダーバードが遅れたことで、北陸新幹線は1本が運転中止となり、3本に遅れが生じました。

京都駅不審物「四塩化一黄酸」はヨットチームの名前!

「四塩化一黄酸」について話題になっているので、詳しく見てみましょう。

「四塩化一黄酸」という名前は、ヨットレースのチーム名なのでしょうか?それとも艇名なのでしょうか?

SNSでは、「四塩化一黄酸」が琵琶湖で行われるヨットレースのチーム名として指摘されています。

実際に琵琶湖で行われたレースの表を調べると、艇名の欄にその名前があることが確認できます。

「四塩化一黄酸」の読み方について、多くの人が知らないという声もありましたが、「ししおかいちおさん」というようです!

「四塩化一黄酸」という化学物質は実在するのか?

四塩化一黄酸は実際には存在しないため、安全です。

化学式は「CCl4O」ですが、このような分子構造を持つ物質は合成できないそうです。

まとめ

5月5日に注目された「四塩化一黄酸」についてまとめると、網棚に置かれたリュックの中身は衣類であり、ヨットチーム関係者の忘れ物と思われるという真相が明らかになりました。

琵琶湖レースに参加したことがあるヨットチームの名前であり、化学物質の名称ではないことがわかりました。

京都府内で医師をしていると思われる人が、おそらくジョークのような形で化学物質の名前風の漢字を当て字にしたと考えられます。

このヨットチーム関係者は、チーム名のついたリュックを電車の網棚にうっかり忘れてしまい、今回の騒動を引き起こしてしまったようですね。

チーム関係者はきっと冷や汗をかいたことでしょうね…!

危険な化学物質ではなくてよかったですが、京都駅の混乱や電車の遅れで影響を受けた方々にとっては驚きの事実でしょうね。

幸いなことに何も問題はなかったようですね。

FAM8

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