2024年7月27日、日本時間未明に行われたパリオリンピックの開会式で、突如として登場した「青いおじさん」が大きな話題となりました。
SNS上では「歌う青い裸のおじさんが料理みたいに出てきて爆笑」といった声が飛び交い、その正体に多くの人々が注目しました。
この「青いおじさん」とは一体誰なのでしょうか?
青いおじさんの正体はフィリップ・カトリーヌ
パリ五輪開会式で話題をさらった「青いおじさん」の正体は、フランスのシンガーソングライター、フィリップ・カトリーヌ(Philippe Katerine)です。
彼の本名はフィリップ・ブランチャード(Philippe Blanchard)で、1968年12月8日生まれの55歳。
フランス・ヴァルテ地方出身のカトリーヌは、シンガーソングライター、プロデューサー、俳優、作家として多岐にわたる活動を行っています。
フィリップ・カトリーヌの経歴
フィリップ・カトリーヌは1992年に1stアルバム「Les Mariages Chinois」でデビューしました。
そのユニークな音楽スタイルとユーモアあふれる歌詞で知られ、特に「二度と働きたくない!」という曲は多くの人々に笑いをもたらしました。
また、プロデューサーとしても活躍し、日本のアーティスト、カヒミ・カリィのアルバムをプロデュースして成功を収めました。
俳優としても多くの作品に出演しており、「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」や「アヴリルと奇妙な世界」などが代表作です。
さらに、2022年にはパリのデパート「ル・ボン・マルシェ」で「Mignonisme(ミニヨニズム)」展を開催し、作家としての才能も発揮しました。
パリ五輪開会式でのパフォーマンス
パリ五輪の開会式で、カトリーヌ氏は「青いおじさん」として登場し、ディオニュソス(ギリシャ神話のワインと宴会の神)を彷彿とさせるパフォーマンスを披露しました。
彼は、全身青く塗られた姿で現れ、人間同士の暴力の不条理さを歌で表現しました。このパフォーマンスは、観客やSNSで大きな反響を呼び、開会式のハイライトの一つとなりました。
SNSの反応
フィリップ・カトリーヌの「青いおじさん」姿は、SNS上で大きな反響を呼びました。
彼のことを知らない人々にとっては衝撃的な登場でしたが、彼を知るファンからは「青いおじさん」姿が好印象で受け入れられました。
特にユーモアを交えた彼のパフォーマンスは、多くの人々に笑いと驚きを提供しました。
まとめ
パリ五輪開会式で登場した「青いおじさん」の正体は、異色のシンガーソングライター、フィリップ・カトリーヌでした。
彼のユニークなキャラクターと多才な才能は、パリ五輪開会式をさらに特別なものにしました。今後も彼の活動に注目が集まることでしょう。