なぜJO1とME:Iは紅白に出場できて、INIは選ばれないのか?その理由を徹底解説!
(出典 www.billboard-japan.com)

毎年、大晦日に放送されるNHK紅白歌合戦は、日本の音楽シーンで最も注目されるイベントの一つです。

しかし、2024年もまた、LAPONEエンタテインメント所属のボーイズグループ「INI」が紅白出場を逃し、ファンからは疑問の声が上がっています。

「なぜJO1とME:Iは出場できるのに、INIは選ばれないのか?」という問いに対して、今回はその理由を深掘りしてみたいと思います。

1. 紅白歌合戦の選考基準とは?

紅白歌合戦は、NHKが年末に放送する日本を代表する音楽番組であり、アーティストにとって名誉と認識される場です。

この番組への出場は、その年の活躍を象徴する一種の証ともいえるでしょう。

2024年には、JO1と新たに結成されたMEが紅白への初出場を果たすことが発表され、ファンを中心に大きな話題を呼びました。

一方で、INIという別の「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズ出身のグループについては、未だ紅白への出場が叶っていません。

この状況に対し、ファンからは「なぜINIだけが選ばれないのか?」という疑問の声が多く上がっています。

まず、紅白歌合戦の出場者はどのように選ばれるのでしょうか?NHKは公式に、以下の3つの基準で出場者を決定していると発表しています。

  • その年の活躍度合い(リリース作品やライブ活動の成果)
  • 視聴者層の支持(幅広い年齢層への訴求力)
  • 話題性(SNSやメディアでの注目度)
  • 公共放送としての使命感(多様性や国際性)

この選考基準を踏まえた上で、JO1やME:Iが選ばれた理由、そしてINIが落選した理由を見ていきましょう。

2. JO1とME:Iが紅白に選ばれた理由とは?

JO1:安定した人気と実績

JO1は、「PRODUCE 101 JAPAN」シーズン1から誕生した11人組のグローバルボーイズグループです。

デビュー直後からその洗練されたパフォーマンスと完成度の高い楽曲で注目を集めました。

特に、日本国内だけでなくアジア全域での活動展開が目覚ましく、2023年には「KCON JAPAN」をはじめとする大規模なイベントにも出演。

さらに、SNSやストリーミングプラットフォームでのフォロワー数や再生数も高い数値を記録しています。

NHKが紅白出場を選考する基準には「その年の活躍度」や「社会的影響力」が含まれるとされています。

JO1のグローバル展開や音楽シーンでの成功が、これらの基準に合致した結果、紅白への道が開けたといえます。

彼らは、既に3回目の紅白出場を果たしており、その背景には「安定した人気」と「今年の活躍」があります。

2024年も新曲リリースやライブ活動で大きな話題を呼び、多くのファンから支持されています。

ME:I:デビューから短期間で急成長

一方、2024年にデビューしたばかりのガールズグループ「ME:I」は、わずか8ヶ月で紅白初出場を果たしました。

ME:Iは、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から誕生した女性グループで、2024年の紅白で初出場を果たします。

デビューからわずか数ヶ月でのこの快挙は、彼女たちの勢いを象徴するものです。

ME:Iの特徴は、メンバー個々の個性が際立つグループ構成と、Z世代を中心とした若年層からの強い支持です。

デビュー曲は音楽配信チャートで上位を記録し、ファッション業界やコスメブランドとのタイアップも話題になりました。

彼女たちはデビュー曲『Click』がヒットし、CM出演や大型フェスへの参加などで一気に知名度を上げました。

特にNHK側が重視する「世論の支持」や「番組企画への適合性」においても高評価を得たと考えられます。

このように、音楽以外の領域でも影響力を発揮する点が、紅白出場の後押しとなった可能性があります。

https://twitter.com/jfa_nadeshiko/status/1859054074219688000

3. INIが紅白に選ばれない理由

では、なぜINIは、紅白に選ばれないのでしょうか?いくつかの要因が考えられます。

(1) 世論調査での支持不足:知名度と活動実績の比較

INIは、2021年にデビューし、これまで精力的な活動を続けてきました。

特に2024年には初の単独ドーム公演やミリオンセラーシングル『THE FRAME』など、大きな成果を挙げています。

しかし、NHKが実施する世論調査やアンケートでは、他グループほど強い支持を得られていない可能性があります。

これは、紅白という国民的番組では「広く一般層にも認知されていること」が重要視されるためです。

JO1やME:Iと比べると、国内外での知名度や活動範囲がまだ限定的であると言わざるを得ません。

JO1は、デビューから現在まで一貫して国際展開を強化し、特にアジア市場に向けたプロモーションを積極的に行っています。

一方、INIは、国内ファン層へのアプローチが中心であり、国際的な視野においてJO1ほどの影響力を発揮しているとは言い難いです。

この差がNHKの選考基準に影響を与えた可能性があります。

(2) 視聴者層や番組構成との関連性

紅白は、幅広い年齢層が視聴する番組です。

そのため、出演者には「高齢層から若年層まで幅広い層にリーチできるかどうか」が求められます。

INIのファン層は10代から20代が中心であるため、高齢層へのアピール力が現段階では不足していると見なされる可能性があります。

さらに、紅白は音楽番組としての側面だけでなく、特定のトレンドや社会現象を反映する場でもあります。

INIの楽曲や活動内容が、2024年の紅白において「その年を象徴するもの」として認識されにくかった点も、選考に影響したかもしれません。

NHK紅白歌合戦は単なる音楽番組ではなく、「番組全体としてどんなメッセージやストーリーを伝えるか」が重視されます。

今年は特に「あなたへの歌」というテーマが掲げられており、そのテーマとの親和性も重要です。

INIは、パフォーマンス力やビジュアル面では高い評価を受けていますが、このテーマとの適合度が他グループほど高く評価されなかった可能性があります。

(3) 所属事務所内での競争:所属事務所の枠と他グループとの兼ね合い

INI、JO1、ME:Iはいずれも「LAPONEエンタテインメント」という事務所に所属しています。

同一事務所から多数のアーティストを紅白に送り込むのは、他の事務所とのバランスの観点から難しい場合があります。

同じ事務所から複数グループが出場することは難しく、その結果としてINIが落選した可能性があります。

特に今年はME:Iという新星グループが大きな注目を集めており、その影響も無視できません。

https://twitter.com/TO_SHINCHAN17/status/1858715798065311911

4. ファンの声と今後の展望

INIファンの反応と期待

紅白未出場が発表された際、SNSではINIファンから多くの声が上がりました。

「なぜINIが出場しないのか」といった疑問や悔しさを表す意見が多く見られた一方で、「これからの活動次第で紅白出場のチャンスはある」と前向きな意見も少なくありません。

一部のファンは、INIの活動範囲を拡大し国際的な認知度を高めることが重要だと指摘しています。

また、「音楽だけでなくドラマやバラエティ番組への出演を増やし、多面的な魅力をアピールすべき」という建設的な意見もあります。

今後の展望:INIが紅白出場するためには?

INIが今後紅白歌合戦に出場するためには、さらなる活躍と世論からの支持拡大が求められるでしょう。

特に、「一般層への認知度向上」が鍵となります。

現在でも強力なファンダムを持っていますが、それだけではなく幅広い層へのアピールが必要です。

また、NHK側が求めるテーマや企画との親和性を意識した活動も重要になるでしょう。

INIは、これまで、ライブツアーやファンミーティングなどを中心に活動してきました。これに加え、今後は次のような方向性が期待されます:

  • 国際展開の強化:JO1が成功を収めているアジア市場への進出を拡大することで、INIも世界的な注目を集めることができるでしょう。
  • 幅広い層への訴求:10代・20代だけでなく、30代以上の層にアピールできる楽曲や活動を増やす。
  • メディア露出の拡大:ドラマや映画への出演、音楽番組以外のバラエティ番組での存在感を強める。

INIのメンバーが個々の魅力を活かして多方面で活躍することで、グループ全体のブランド力が向上し、紅白出場への道が近づくでしょう

音楽業界全体の動向とINIの立ち位置

音楽業界では、紅白を含む音楽番組が「その年を象徴するグループ」を紹介する役割を果たしています。

そのため、INIが紅白のステージに立つためには、単にファン層を拡大するだけでなく、業界全体に影響を与えるようなトレンドやムーブメントを生み出すことが重要です。

2024年には、ME:Iのように新たなグループが登場する中、INIは次世代を代表する存在としての地位を築く必要があります。

そのため、オリジナリティ溢れる楽曲やパフォーマンスで「INIらしさ」を打ち出していくことが鍵となるでしょう。

まとめ

JO1とME:Iが紅白歌合戦に出場できた一方で、INIが選ばれなかった理由には、「世論調査での支持不足」や「事務所内競争」など複数の要因があります。

しかし、その実力やパフォーマンス力には疑いようがなく、今後さらに活動範囲を広げれば、来年以降には紅白出場も十分期待できるでしょう。

FAM8

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事
アーカイブ