【二宮和也主演『ブラックペアン2』】原作から読み解くあらすじ・ネタバレ・キャスト情報!
(出典 www.thefirsttimes.jp)

TBSの日曜劇場枠で放送される『ブラックペアン シーズン2』は、2024年7月7日からスタートします。

主演は嵐の二宮和也さんで、前作から6年ぶりに復活する医療サスペンスドラマです。

今回のシーズン2では、二宮さんは新たなキャラクター「天城雪彦」を演じます。

『ブラックペアン2』原作とストーリーの背景

『ブラックペアン シーズン2』の原作は、海堂尊さんの小説『ブレイズメス1990』と『スリジエセンター1991』です。

これらの作品は、シーズン1の原作『ブラックペアン1988』と共に「バブル3部作」として知られています。

累計発行部数は160万部を超えるヒット作です。

『ブラックペアン2』の概要

シーズン2では、二宮和也さんが演じる天才外科医・天城雪彦が主役です。天城はオーストラリア・ゴールドコーストのハートセンターで長年働いており、心臓冠動脈バイパス術の世界的権威です。

彼の手術を受けるには、患者が「シャンス・サンプル」と呼ばれる運試しに勝たなければならず、掛け金として財産の半分を要求するため、「ディアブル(悪魔)」と呼ばれています。

一方、彼のライバルである医師たちは、天城の冷酷な手法に反発し、対立が繰り広げられます。

物語は、天城が東城大学医学部付属病院に招聘され、新たな医療技術を披露するために帰国するところから始まります。

そこで、彼は公開手術で病院の命運を握ることになります。

『ブラックペアン2』のあらすじ(ネタバレあり)

シーズン2の第1話では、天城雪彦が東城大学医学部付属病院に戻るシーンから始まります。

彼は新しい病院「スリジエ・ハートセンター」を構想しており、そのための資金を集めるために東京国際学会で「ダイレクト・アナストモーシス」という高度な手術技術を披露する予定です。

しかし、彼の拝金主義的な手法に対して、病院内の医師たちは強い反発を示します。

天城は、学会での公開手術を通じて、病院の命運を握ることになります。

この手術を巡って、医師たちの間で激しい対立が生じ、物語は緊張感を増していきます。

特に、天城の冷酷な手法と高階権太をはじめとする他の医師たちの倫理観との衝突が見どころです。

原作『ブレイズメス1990』と『スリジエセンター1991』から読み解くあらすじ

『ブレイズメス1990』と『スリジエセンター1991』は、海堂尊による医療小説の「バブル三部作」の2作目と3作目です。

『ブラックペアン シーズン2』がこの原作に近いストーリーだと仮定して、この原作のストーリーを簡単にみていきましょう。

『ブレイズメス1990』のあらすじ・ネタバレ

研修医の世良は、東城大学医学部付属病院の院長・佐伯から、心臓外科医の天城雪彦を東城大に招聘する特命を受けていた。

世良は、フランスのニースで開催された国際学会に出席中、ギャンブル狂いの天城を見つける。

天城は金を最優先し、自分の手術を受けさせるため患者にギャンブルをさせるなど、倫理観に欠けていた。

しかし、世良は、天城の卓越した手術技術に惹かれ、ギャンブルの末に天城を説得し、東城大に招聘することに成功する。

東城大に招かれた天城は、心臓手術専門の「スリジエ・ハートセンター」設立を表明する。

しかし高階をはじめとする医師たちと対立が生じる。

さらに天城は、自身の開発した術式「ダイレクト・アナストモーシス」を東京国際学会で公開手術で披露すると宣言する。

『ブレイズメス1990』のネタバレ&あらすじ」の5つの要点
  1. 主要登場人物 – 主人公の世良雅志は東城大学付属病院の若手医師で、腹部外科を専門としています。その他の重要なキャラクターには、心臓外科医の天城雪彦や病院長の佐伯清剛などがいます。
  2. 物語の導入 – 世良雅志は、モンテカルロから天城雪彦を日本に連れ帰り、スリジエ・ハートセンターを創設するための準備を進めます。初めての訪問では、カジノでの勝負が行われ、天城を連れ戻すことに成功します。
  3. 物語の展開 – スリジエ・ハートセンターの計画が進行中、天城はその独創的な手術技術を披露し、東城大学での政治的な動きと対峙します。天城は、手術と施設の設立を通じて日本の医疗界に新たな変革をもたらそうとします。
  4. クライマックスと結末 – 公開手術が成功し、天城は国際的な注目を集めます。自動車メーカーの会長からの大規模な寄付とともに、病院は大きな進展を遂げ、天城の技術とリーダーシップが称賛されます。
  5. 読書感想 – 物語は医療現場の裏側と勢力争いをリアルに描きつつ、天城雪彦の才能と挑戦が詳細に語られています。その斬新な展開とキャラクターの深みが読者に強い印象を与えます。

『スリジエセンター1991』のあらすじ・ネタバレ

天城雪彦は、東城大学医学部でスリジエ・ハートセンター設立のための資金集めとして、ウエスギ・モーターズ会長の公開手術を企てる。 

しかし、佐伯教授の急進的な病院改革に危機感を抱く勢力が抵抗を始める。

世良は天城とともにスリジエセンター設立に奔走するが、高階の謀略の前に失敗に終わり、天城はモナコに帰国することになる。 

一方、佐伯外科には、高階が新兵器「スナイプ」を持ち込み、佐伯と対立が生じる。

世良、は天城の夢であった「桜宮に永遠に咲き続ける桜を植える」ことを実現しようと尽力する。 

しかし、最終的にその夢は潰えてしまう。

作者は当初1991年まで物語を進めようと考えていたが、1990年で区切ることにした。

 世良の極北での活動を描いた「極北ラプソディ」など、その後の世良の物語は別の機会に書かれている。

ウエスギ・モーターズ会長の公開手術が行われるが、手術中に重大な事態が発生する。

天城は、手術を強行するが、会長は死亡してしまう。

この事態を受け、天城に対する東城大の反発は一気に高まる。

一方、佐伯の急進的な病院改革に反発する勢力から、佐伯の過去の不祥事が次々と暴露されていく。

佐伯は、辞任に追い込まれそうになるが、最後は自らの手で病院を去ることを選ぶ。

世良は、天城の夢を実現すべく奔走するが、高階らの強力な反対にあい、結局スリジエセンター設立は頓挫する。

世良は、落胆するが、天城から「桜の夢は諦めるな」と励まされる。

天城はモナコに帰国後、新たな夢を抱いて活動を続けることになる。

一方、世良は極北の地で別の活動に従事することになるのだった。

こうしてバブル三部作は終焉を迎えるが、世良と天城の活躍は別の形で描かれることになった。

『スリジエセンター1991』のあらすじ・ネタバレを5つの要点!
  1. 天城雪彦は東城大学医学部でスリジエ・ハートセンター設立のための資金集めとして、ウエスギ・モーターズ会長の公開手術を企てるが、手術中に重大な事態が起こり会長が死亡する。
  2. 世良は天城の夢である「桜宮に永遠に咲き続ける桜を植える」ことを実現しようと奔走するが、最終的にその夢は潰えてしまう。
  3. 佐伯教授の急進的な病院改革に危機感を抱く勢力が抵抗を始め、佐伯の過去の不祥事が次々と暴露され、佐伯は辞任に追い込まれる。
  4. 天城とスリジエセンター設立に奔走する世良だったが、高階の謀略の前に失敗に終わり、天城はモナコに帰国する。
  5. 一方、佐伯外科には高階が新兵器「スナイプ」を持ち込み、佐伯と対立が生じる。

『ブラックペアン2』主要キャストと役柄

天城雪彦(二宮和也): 心臓冠動脈バイパス術の権威で、ディアブルと恐れられる冷酷な医師。患者の財産を賭けたシャンス・サンプルを導入し、資金を集める手法が物議を醸します。

世良雅志(竹内涼真): 研修医として成長した姿を見せ、天城に対して反発しながらも彼の技術に引きつけられる。

花房美和(葵わかな): 看護師として再登場し、患者と向き合う中で成長した姿を描く。

高階権太(小泉孝太郎): 最先端医療を推進する医師であり、天城の手法に対して強く反対する。

佐伯清剛(内野聖陽): 病院長として、新しい病院の設立を目指し、天城の技術に期待を寄せる【6†source】【7†source】。

視聴者の反響と期待

シーズン2の発表が行われると、多くの視聴者から熱い反響が寄せられました。前作からのファンはもちろん、新たにドラマを知った視聴者からも期待の声が上がっています。特に、二宮和也さんが演じる新キャラクター・天城雪彦がどのように物語に影響を与えるのか、多くの人々が興味を持っています【6†source】【7†source】【10†source】。

まとめ

『ブラックペアン シーズン2』は、緊張感あふれる医療サスペンスとキャラクターたちの人間ドラマが魅力です。

新たなキャラクターと旧キャストの共演によって、前作を超える緊迫感と感動を提供することが期待されます。

ぜひ、7月7日からの放送をお見逃しなく!


FAM8

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