蝶花楼桃花さんといえば、女性の落語家として人気を集めていますね!
2022年3月には、落語家としての最高位である「真打」に昇進し、およそ55年出演してきた『笑点』から卒業・勇退する落語家・林家木久扇さんの後任になるのではないかと期待されています。
師匠は春風亭小朝さんで、2006年に弟子入りを志願し、師匠の元を訪れたそうです。
蝶花楼桃花さんが落語家になる前は、どのような経歴を持っていたのでしょうか。
若返りを狙っている番組、番組初めての女性落語家、と方向性が意外とマッチしているかもしれません。
今回は、蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さんの経歴やプロフィールなどをWiki風にまとめて調査しましたので、ぜひご覧ください!
蝶花楼桃花さんのwiki経歴プロフィール!
蝶花楼桃花さんは、落語協会・東宝芸能に所属する落語家です。
実践学園高等学校を卒業後、幼少時代から大好きだったミュージカルについて学ぶため、尚美学園系列の専門学校である尚美ミュージックカレッジ専門学校に入学しました。
卒業後は舞台女優を目指し、演劇倶楽部『座』で研究生として活動しながら女優としてのキャリアを積んでいました。
- 本 名:高橋由佳(たかはし ゆか)
- 落語家名:蝶花楼桃花(ちょうかろう ももか)
- 名 跡:1. 春風亭ぽっぽ(2007年 - 2011年)2. 春風亭ぴっかり☆(2011年 - 2022年)3. 蝶花楼桃花(2022年 - )
- 生年月日:1981年5月13日
- 年 齢:42歳(2024年3月11日現在)
- 出身地 :東京都
- 血液型 :AB型
- 身 長:150㎝
- 所 属:落語協会・東宝芸能(マネジメント)
その研究生時代に、カリキュラムの講師として訪れた落語家・鈴々舎馬桜から古典芸能や落語に触れ、落語家の鈴々舎馬桜から影響を受け、本格的に落語の世界を目指すために春風亭小朝に入門しました。
2006年11月11日に春風亭小朝さんの公演に出向き、直接楽屋に行って弟子入りを志願したところあっさり入門許可が下り、晴れて落語家への道を歩むことになりました。
ちなみに、当時の蝶花楼桃花さんは前座名を「春風亭ぽっぽ」としていました。
入門日が11月11日であり、第一次世界大戦休戦記念日だったため、春風亭小朝さんによって「平和の象徴の鳩」から連想される"ぽっぽ"という名前が付けられたようです。
その後、蝶花楼桃花さんは2011年11月1日に二ツ目に昇進され、この時に「春風亭ぴっかり☆」という高座名になりますが、こちらも二ツ目に昇進した11月1日が灯台記念日だったことから連想して名付けられたようです。
高座名「ぴっかり☆」の由来は、二ツ目昇進日が灯台記念日である11月1日から来ています。
この名前は、末尾に☆マークが入るのが正式な表記ですが、寄席文字には存在しないため、定席のめくりには表記されませんでした。
2022年3月下旬に、三遊亭律歌、柳家風柳、林家はな平とともに真打ちに昇進し、「蝶花楼桃花」に改名しました。
江戸時代から続く亭号である「蝶花楼」は、2019年3月に亡くなった蝶花楼馬楽さん以来、落語家が名乗っていない状況でした。
そのため、「蝶花楼の名前が消えてしまわないように」という思いから、春風亭小朝さんが名付けてくれたとのことで、これにより、「蝶花楼」という亭号を名乗る噺家が3年ぶりに復活しました。
3月21日の鈴本演芸場での真打ち昇進披露興行の大初日では、「天下一うかれの屑より」というネタを演じました。
蝶花楼桃花さんの前職は?
蝶花楼桃花さんは以前、劇団員や女優として活動していました。
彼女のことを調べると、幼少期から表現することが好きだったようです・・・幼い頃はミュージカルが大好きで、宝塚歌劇団の涼風真世さんのファンでした。
弟子入り前の24歳の時に、AKB48のオーディション(第1期)に7歳と年齢を偽って応募し、最終審査まで進みましたが、秋元康氏に実年齢を見抜かれて不合格となりました。
2014年に行われた「大人AKB48オーディション」にも挑戦し、最終審査まで進出しました。
その縁もあり、師匠の小朝さんがプロデュースしたAKB48の著名人公演「イヴはアダムの肋骨」の演目「南京玉すだれ」の指導をメンバーに行っています。
蝶花楼桃花さんの学歴は?
蝶花楼桃花さんの出身高校は、「実践学園高等学校」です。
実践学園高等学校は進学校であり、アルバイトは許可されていなかったが、蝶花楼桃花さんはこっそり牛丼屋でアルバイトをしていたそうです。
ある日、先生に見つかってしまい、「アルバイトは禁止だ」と叱られたが、なんとか「食い逃げしようとして捕まって皿洗いをしているんです」と言い訳をして逃れることができたという逸話があります。
実践学園高等学校卒業後は、小さい時からミュージカルに興味があって、舞台女優を目指すためミュージカルの専門学校「尚美ミュージックカレッジ専門学校」に入りました。
蝶花楼桃花さんは、「尚美ミュージックカレッジ専門学校」2年間の「ミュージカル学科」を専攻していたため、蝶花楼桃花さんの最終学歴は、「尚美ミュージックカレッジ専門学校」のミュージカル学科卒業となってます。
専門学校を卒業後、劇団「座」に所属しながら女優としても活動していましたが、劇団の講師が落語家だったことがきっかけで、落語の魅力に惹かれました。
現在の師匠である春風亭小朝さんのところに行き、絶対に断られると思っていたそうですが、意外と一発OKの返事だったそうです。
その翌日から蝶花楼桃花さんの落語家としての人生がスタートしました。
まとめ
今回は、蝶花楼桃花さんのwiki経歴プロフィールについてまとめてみました。
2024年3月末に、約55年間にわたり『笑点』に出演してきた落語家の林家木久扇さんが卒業・勇退することになり、その後任に、蝶花楼桃花さんの声も上がっています。
林家木久扇の息子である木久蔵さんや有名な講談師も可能性がありますが、女性落語家初の『笑点』にぜひ蝶花楼桃花さんが抜擢されることを願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。