2024年4月6日、卓球でオリンピック3大会連続でメダルを獲得し、2023年5月に現役を引退した石川佳純さんがヤクルト阪神戦の始球式に登場しました。
石川佳純さんの始球式について、阪神対オリックスの試合で始球式の際にユニフォームにロゴが付いていないことが話題になりました。
このユニフォーム姿にSNS上では「ユニフォームにSwallowsのロゴが入ってないのは大人の事情?」「なんでスワローズのロゴなしユニフォームなの?」「多分何らかの契約だと…」「ちょっと残念…」などの声が上がっています。
石川佳純さんの始球式で石川佳純さんのユニフォームにロゴが付いていなかった理由について考察していきます。
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石川佳純の始球式ユニフォームにロゴが付いていない!
2024年4月6日、ヤクルト阪神戦の始球式で石川選手は、左投げで美しい投球フォームを披露しました。
ボールは一度バウンドしましたが、スタンドから大きな拍手が送られました。
石川選手が着用していたヤクルトのユニフォームには背中に「KASUMI2024」と書かれていますが、公式ユニフォームの肩には「Yakult」「Tokyo」、胸には「Swallows」という文字が無いシンプルなデザインとなっていました。
石川佳純の始球式のユニフォームにロゴがないのはなぜ?
プロスポーツの試合においては選手のユニフォームにスポンサーロゴや所属チームのロゴが付くのが一般的です。
しかし、始球式の際は時に選手個人の意向によりロゴのないユニフォームを着用することがあります。
石川佳純さんの場合も個人の意向によりロゴのないユニフォームで始球式に臨んだと考えられます。
始球式でロゴのないユニフォームを着用する理由は、選手が特定の球団に所属していない場合や、広告目的で企業ロゴが入ったユニフォームを着ることができない場合があるためです。
例えば、引退した選手が始球式に招かれることがあります。
この場合、現役時代に所属していた球団のユニフォームを着ることができません。そのため、ロゴの入っていないプレーンなユニフォームを着用します。
一方、芸能人やモデルなどが始球式に招かれた場合、所属する事務所や企業とのスポンサー契約の関係で、球団のユニフォームにロゴが入っていると問題になる可能性があります。その場合も無地のユニフォームを着用することになります。
つまり、ロゴのないユニフォームは、選手やゲストの立場を尊重し、球団や企業との利益相反を避けるための措置なのです。
一見違和感があるかもしれませんが、大人の事情と言えるでしょう。
スワローズの広報によると・・・
「石川さんが着用したユニフォームは、フジテレビさまがご準備されたものです。そのため、球団としてお答えする立場にありません」
とのこと。
ロゴなしユニフォームの考えられる理由:スポンサー契約の問題
球団とスポンサー企業との契約上の制約から、特定のロゴを付けることができない場合があります。
スポンサー企業との軋轢を避けるため、ロゴを外すことがあります 。
プロ野球の始球式には、俳優やタレントなども登場し、彼らも時にロゴのないユニフォームや私服で始球式に臨むことがあります。
ロゴなしユニフォームの考えられる理由:個人スポンサー契約
一部の有名選手は、個人スポンサー契約の関係で球団のユニフォームにロゴを付けられない可能性があります。
このような選手にはロゴなしのユニフォームが用意されることがあります 。
ロゴなしユニフォームの考えられる理由:個人の嗜好
おわりに
この日の試合では、フジテレビのスポーツ情報番組『すぽると!』の名前を冠したイベントが開催されました。
石川さんは、同局の『パリ2024オリンピック』でキャスターを務めることになっており、それが起用の理由とされています。
テレビ局の事情もあるかもしれませんが、スワローズのロゴが排除されたデザインについては憶測が飛び交っています。
ロゴのないユニフォームは必ずしも悪いことではありません。
球団や選手それぞれの事情を考えると、むしろ伝統や契約を尊重する姿勢の現れと捉えられます。
重要なのは選手本人のパフォーマンスであり、ファンにとってはユニフォームよりも選手の姿を見ることが何より魅力的なのかもしれません。