「49%の日本人が機械にとって代わられる」10年後に自動化される職業、生き残る職業10選
(出典 www.moneypost.jp)

10年後に自動化される職業、生き残る職業10選

これからの未来は、先が見通せないさまざまな事が起こると言われています。

AIやロボットなどのテクノロジーの進歩、グローバル化する人々の生活・・・未来を生きる子供たちは、大変ですね。

でも、こうした変化に適応し対応する力を人間は備えていると思います。

しかし、心豊かに快適に暮らせるかというと、これから解決していかなければならないことが山積していますね。

テクノロジーの発展で、私たちの仕事はどう変わるのか。東京都立大学教授の宮本弘暁さんは「野村総合研究所による研究では、10~20年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業が機械によって代替される可能性が高いことがわかっています」という――。

※本稿は、宮本弘曉『101のデータで読む日本の未来』(PHP新書)の一部を再編集したものです。

■テクノロジーの進歩で働き方はどう変わるか

いま世界では、①人口構造の変化 ②地球温暖化対策によるグリーン化 ③テクノロジーの進歩という3つのメガトレンドが進んでいます。これらも変化が今後、私たちの働き方や労働市場にどのような影響をもたらすのかを考えてみましょう。

長寿化した社会では、私たちはこれまでより長期にわたって働く可能性が高くなります。そして、職業人生が長くなると、労働環境の変化に直面する機会がおのずと増えます。特に、今後、労働環境を大きく変化させると考えられるのが、テクノロジーの進歩と経済のグリーン化です。

まず、テクノロジーの進歩が労働に与える影響を考えてみましょう。技術革新により、人間がこれまで携わってきた作業が軽減されたり、置き換えられたりしています。

■1970年代以降は銀行や空港の仕事を大きく変えた

技術革新と雇用の問題は、1810年代、織物工業の労働者が機械を破壊するなどした「ラッダイト運動」に遡ります。これは産業革命による機械の普及が、人々の仕事を奪うのではないかという懸念から発生したものです。1930年代経済学者ジョン・メイナード・ケインズは、新技術は人々から雇用を奪い、技術的失業が増えると警告しました。

その後の技術進歩も目覚ましく、人々の働き方を変えてきました。例えば、1970年代以降は、銀行窓口の仕事がATM(現金自動受払機)に置き換えられたり、空港のカウンター係の仕事が自動チェックイン機に置き換えられるなど、人手を要した仕事が自動化によって機械に代替されてきました。

■日本の労働人口49%が関わる職業が機械に代替される

このように過去を振り返ってみると、たしかに新しい技術は人々から特定の職を奪ってきました。しかしながら、経済全体でみると、技術革新は雇用を減らし、技術的失業を増やしてはいません。

しかし、最近では雇用へのマイナスの影響が懸念されています。イギリスオックスフォード大学のカールフレイ博士とマイケル・オズボーン准教授は、今後10~20年間に、技術進歩により、アメリカ国内の労働者の47%が仕事を機械にとって代わられるリスクが高いとし、雇用の未来について世界で研究ブームが発生しました。

日本を分析対象としたものとしては、野村総合研究所による研究があります。野村総合研究所は2015年に前述のフレイ博士とオズボーン准教授の研究と同じ手法で、国内601種類の職業について、それぞれAIやロボット等に代替される確率を試算しています。

分析結果は、10~20年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業が機械によって代替される可能性が高いとしています。

■自動化される可能性が最も低い職業とは

図表1は、日本で自動化される可能性が高い職業と低い職業を示したものです。自動化の可能性が高い仕事は、コンピュータが比較的得意としている情報管理や処理に関連する作業が多いものとなっているのに対して、自動化の可能性が低い仕事は、創造的作業を伴っていたり、複雑な社会的交流が必要とされる作業を必要とするものとなっています。

■技術革新で新たに生み出される仕事もある

これに対して、OECDは2016年の研究報告で、機械に置き換えられる可能性が高い仕事の割合はアメリカで9%、OECD平均で9%、日本では7%としています。

仕事が機械によって将来どの程度置き換えられるか、という予想は、このように研究ごとに差があり、割り引いてみる必要があります。なぜなら、こうした予測は試算方法によって数字が大きく変わるからです。

また、自動化されるリスクが実際にAIやロボットに置き換えられるという保証はありません。さらに、技術革新は、生産性の向上やコストダウンを通じて、企業の利益を高め、その結果、労働需要を引き上げる可能性があります。現時点では想像しえない仕事が技術革新によって生み出される可能性もあります。

■技術革新で生産性が上がると失業率は下がる⁉

技術革新が雇用全体に与える影響を分析した実証研究では、長期的に生産性の成長率(技術革新の尺度)と失業(雇用の尺度)に正の関係、つまり、「技術革新が進めば失業が増える」という関係を見出すことは難しく、むしろ、技術革新は失業を低下させる可能性が高いとしています。実際、図表2に示したように、アメリカでは生産性成長率と失業率の間にはマイナスの関係があることがわかります

もっとも短期的には、機械に置き換えられた業務にそれまで携わっていた労働者が余剰となり、退職をせざるを得ない場合には、雇用にマイナスの影響を与える可能性は否定できません。

■機械に代替されにくいのは中スキル職より低スキル職

理論的には技術革新が雇用に与える影響は、労働者が新技術にどれだけ適応できるかに依存します。

この点において、マサチューセッツ工科大学のデイビット・オーター教授の研究は示唆に富んでいます。オーター教授は、アメリカにおける職をそれに必要となるスキルに応じて、低スキルの職、中スキルの職、高スキルの職の3つに分け、その変遷を分析しています。その結果、中スキルの職が全体に占める割合は低下し続けているのに対して、低スキルと高スキルの職は、その割合が上昇傾向にあることがわかりました。

この理由は、中スキルの職はルールや手順を明示化できる定型的なものが多く、機械に代替されやすいからです。一方、低スキル、高スキルの職務はそれぞれ肉体労働、頭脳労働を必要とし、明示化がしにくいため、新技術の影響を受けにくいとされます。

技術進歩によって仕事を失うリスクは、男女で異なることも明らかにされています。IMFの研究によると、自動化によって男性が仕事を失うリスクは平均9%であるのに対して、女性が仕事を失うリスクは平均11%となっています。これは男性よりも女性が、低スキルや中スキルのルーティン業務を伴う自動化されやすい仕事に従事している割合が高いからです。

■男性と比較して女性が仕事を失うリスクが最も高い国は日本

また、IMFの研究では、仕事を自動化で失うリスクの男女差は、国ごとに異なり、中でも日本はその差が最も大きく、女性の仕事が男性の仕事よりも自動化のリスクにさらされやすいとしています。この背景には日本では企業活動の中心は依然として男性によってなされており、女性はその補助役という労働慣行が根強く残っていることが挙げられます。

最近、民間企業や自治体でロボティック・プロセスオートメーション(RPA, Robotic Process Automation)が導入され始めています。RPAは、事務作業を担うホワイトカラーパソコン等で行っている一連の作業を自動化できるソフトエアロボットです。こうしたデジタル技術は、特に女性の仕事に強く影響を与えると考えられます。

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宮本 弘曉(みやもと・ひろあき)
東京都立大学 経済経営学部 教授
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、米国ウィスコンシン大学マディソン校にて経済学博士号取得(Ph.D. in Economics)。国際大学学長特別補佐・教授、東京大学公共政策大学院特任准教授、国際通貨基金(IMF)エコノミストを経て現職。専門は労働経済学マクロ経済学、日本経済論。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg日本経済新聞等の国内外のメディアでも紹介されている国際派エコノミスト。著書に『労働経済学』(新世社)、『101のデータで読む日本の未来』(PHP新書)がある。

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※写真はイメージです – 写真=iStock.com/Yumi mini

(出典 news.nicovideo.jp)

(出典 www.moneypost.jp)

<このニュースへのネットの反応>

半分の仕事が機械にとってかわられるなら、人間は半分ずつくらいだけ働いただけで今と同じ水準の豊かさが得られるはず。と思ったけど、きっと人口が倍くらいになって豊かさが薄れ、誰かがちょっと飢えるくらいの水準までいくんだろうな。

その機械の面倒を見る仕事に成るだけです。

tom もっと昔の人は手間や時間のかかる作業が技術が発展して自動化が進み、その分を人は自由な時間を得られると思ってたら実際には増えた時間更に働くことになったり。

どうせ新な事業が永遠と産み出されるんだから心配すんな。

アート、ゲーム、ホビー、アミューズメントの業界に人が移動し、他人を楽しませるために長時間労働するフェーズを経て、あるとき、誰も働かなくてもいいことに気が付く。

太陽もいつかは滅びるが、それで人類が滅びることを良しとしない勢力により、少なくとも太陽系から脱出して、星をクラフトできるレベルになるまで、誰かは働いているでしょう。

仕事を失うのがリスクとか言っちゃってる人って可哀想。早くいなくなって欲しい。

日本人の半分がアンドロイドになるとか胸熱

ちょうど銀行ATMのニュースを見てきたところで思ったんだけれども、そうやって10~20年後に仕事が機械化されていった先でも相変わらずATMが一時的に利用できなくなったりするのだろうか。

数字を動*だけの仕事が最もリスクがあるなら、変革を止める経営者と理念を持たない投資家が最初に滅ぶはずだが失職したという話を聞いた事が無い

安心していいよ。10年前には概念すらなかった職業が山ほどあるんだから・・・。

働きたくないでござる

機会が全部やってくれるに越したことはないが現実はそうならない。

「日本の労働人口の約49%」を「49%の日本人」と書き換える姑息な手段。

取って代わられる、仕事を奪われるってな趣味の悪い脅しだな。必要のない危機感を煽って楽しむライターのクソみたいな人格が見え透ける。もっとも俺の仕事を補助してくれる機械があるなら是非欲しいもんだ。出来るもんならだが。

これからだけじゃなく今までも人の仕事を減らすために技術革新は進んできたんだよ。結果雇用は失われたか?つまりそういうこと。

自分の仕事はスクリプトがかければ30%くらいは効率化する。逆に言えば、70%くらいはどうにもならないし、空いた30%の時間は他の仕事が割り当てらる。

プレオンみたいなゴシップ紙にデマ流すライターはAIで淘汰されて欲しい

仕事がなくなるのが問題なのではない。生活するための金が得られなくなることが問題なのだ。

こういう「自動化により労働的価値がー」って喚き散らす奴隷肯定派の右の人々には、ミシンによって引き起こされた結果を教えてあげたいね。まあ大半の日本人は勘違い起こして大勢の仕立て屋が職を失った!で、目先の結果しか認めずその後の莫大な雇用と利益で田舎町の経済を救った話とかは一切無視するんだよな

そもそも自動化で労働価値が下がる条件なら、資源採掘からすべて自動で梱包や配達まで行って、それに伴う消費も同時に行われない限り労働価値は一切変わらない。ぶっちゃけ愛国資本家様がたが「自動化で労働価値が下がるから給料下げていいよね!」って大義名分にしたいだけなんだよね。だから自動化をアピールしたがる

自動化の費用より人件費の方が安くなるだけでは。結局現状維持に落ち着くと思う。

歴史上で物の価値は機械化や簡略化でどんどん下がり、市民にも高品質な物が供給され世界中の個体数を増やし続けている。労働価値を下げたい理由は純粋に国民に*でほしいって願望でしかないんだよな。留学奴隷と日本国民を置き換えたい自民教愛国者の方々の大義名分であり方便なんだよね。

プレオンは幼稚園児でも替えがきくから機械使うのすらもったいないね

少子高齢化で人口減るんだから割合もっと減るんじゃね?

新しい職業でプレオンやデマニュースの裏を細かく分析する仕事が出てくるから安心しなよ。プレオンにしてみれば怖いか。

今は15年で業務内容が一変する時代。 今後も法的な保護が増してゆくだろう人間を雇うのは、リスク要因増大でしか無い。 可能な限り社員増やしたくないってのが主眼で、従来の効率化が目的だった無人化とは少し違う。 どうせ別の仕事に取って代わられるだろうって見通しは、無人化の目的を読み違えているように思えてならない。

効率が少し落ちてもいいから機械に置換したい。 それが今の無人化だ。

税制や司法、外交はAIにやらせた方がマシかもな

今から30年前は、「プログラムレスの時代が来るから、PG、SEの仕事はなくなるぞ」と言われて、その結果どうなった?

人手不足解消やん、移民はいらんな。

セルフレジに店員が張り付いていないと回らない日本で?

こういうしょうもない文章も機会が自動作文して自動配信されるんですかね。

高級な機械様より安く使える奴隷の方が結局は需要が高いというオチ。人間以上に働けるのとそのスペックで価格破壊できるのは別物だぞ、カス頭

別に機械が全ての仕事をやれるようになっても働かなくていいわけじゃないけどなw誰が金くれるんだよ?とは思う まぁ絶対に有り得ないんやが

IT化で文章の自動化や書類のまとめや管理、PC入力で出来る反面、事務職が大幅に人員削減…ほぼワンオペに近い感じでこれっていい事なんかね‥‥

働いたことないんだなって感想しかない。あと機械の導入からどんなコストと手間が掛かるかも知らないで漠然とした妄想でチラシ裏を「記事」呼ばわりすんのは駄目だろ

50年前、筒井康隆がそんな感じの未来のSF短編小説書いてたな。*ジョークとして。このライターは50年前並みの感性なんだから人の事より自分の仕事を心配しろ。

この程度の記事の文章量ならAIでも書けるようになってくるんじゃないかねえ。過去に同じような記事も見たことあるし、ワンパターンならまさに機械の得意とするところだろ。

それよりも人間の質の低下の方が問題だな.同じ「事実を調べて文章にまとめ読者に伝える」という仕事が,足を使って取材し資料の山をひっくり返して検証してペンで書いた文章を何度も読み返して推敲するという作業からネットの情報をパソコンで検索してろくに検証も推敲もしないまま転載するという安易な手段に走った結果どれだけ稚拙な記事が増えたことか.

大量に失業者が出るような状況なら機械より人件費のが安くなるよね

世界的に自動化・機械化が進むのは悪いことではないが、日本の会社が他国より非効率な活動を続けて競争力を一層落としそうで怖いな。

こういう記事10年前くらいにもよく見たなぁ。いつ消えるのか。

マスコミや報道やネット記事なんて一番取って代わられそうだけどね

10年後には・・・て言うなら自動運転があと何年で普及するのか教えてほしい。仕事としてはかなり簡単なレベルの作業なのに、これだけ投資されて先が見えないようじゃ話にならんやろ

粗悪品造ってる中韓なら100%ですね

全部機械がやってくれて働かずに生きていける世界になるなら歓迎するがそう甘くはないよな

AIやロボットの発展で仕事を失うのは5%程度だと思う AIとロボットがそれほど安くないから元が取れない 低所得な仕事は人間のままだろうな

AIくん怪文書書かせるとすぐ壊れるんだよな~。もっと調教しなきゃ…

え?いい事では?

もう20年近く前から天声人語メーカーってありましたよね?

人間の手が必要な生き残る仕事は病院業務とか清掃関連かな。役所業務はやろうと思えば出来るが、あえて効率化しないだろうね日本はw

少子高齢化なんだろ?人口減少なんだろ?海外から労働力入れないとどうにもならないんだろ?それが解消されるんじゃないのか。

仕事を奪われるのは事実だろうけど「AIに出来る事(主に計算)]」と「AIが動かせるロボット」に限った部分だけで、それ以外はこれまで通り人間が必要だろ。むしろその人間の仕事と給料の配分こそをAIがするべきだと思うんだが。あとはAIを管理する人間の育成とか。

「自動化で10年後には〇〇%の人が職を失う」という記事を10年前にも見た。某大予言並の信憑性。コロナの方が失業率高いぞ

情報を右から左に流して儲ける商売。例えば他国のプロパガンダに何の解釈も加えずに加担してるような宣伝屋や能力不足のコンサルは淘汰されるだろうね

機械にとって代わられる前にグエンにとって代わられてないか?

「今は存在しない新しい職業」が今後10年で新しく発生しなければ、っていう前提条件の下の数値だろ、この49%って。

その機械を製造するのにどれだけの金が掛かるんだ?故障した際の代役はいるのか?素直に低賃金労働者を回している方がいいのではないか?

現場の仕事は機械がある程度変わってくれてもそれを操作、管理する人が必要になるわけで…正直現状で家の中ですら、一人一台PCとスマホでくそほどやること増えたのでこれが所持して当たり前のものが増えるたびにやることは増える気がしてならないんだけど…

最低でも俺だけは労働そのものをやらなくても*まで金の心配しなくてならいくらでもどうぞ、としか言いようがないわ

まず日本という国がどこまで機械化できるかやAIが代わりにできる仕事が発達するかによると思うんだけどね。時代遅れな日本なら50年たっても手動な仕事が溢れてるんじゃないのかなあ?

20年前、システムエンジニアは食いっぱぐれると言われていたけど、見事にハズレたよな。

ろくに機械扱えない癖に粋がる老害ばっかだろうから無問題ゾ

10年後に自動化される職業、生き残る職業10選…10選どこ?

ココノ コメントランモ モウスグ トッテカワラレルヨ・・・

自動紡績機が発明されて人間の職場が無くなると言われ約200年、何時になったら社畜生活終わりますか?

社会人になって20年以上たったけど技術の向上で便利になって人手が少なくて済む反面一人に伸し掛かる仕事がキツくなってるんだよな。

なんか10年ぐらい前から「10年後は機械にとって代わられる」とか言われてる気がする。

技術的に出来ても各企業の予算で全自動になるってならみんな社長やるって話だろ。無論それは10年じゃ起こりえないんで49%は机上の空論だと思います。そもそもそんな状況になるなら教育体制から見直すことになるんだから最低30年はかかるだろ。だから多分今働いてる人にはあんまり関係ない事だと思うよ。

FAM8

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