【14日公開】宝塚の劇団員死亡の調査報告書を公開！正義は尽くされるか？

11月 13, 2023 28分46秒

（出典Ｘ：@ZARASOKU）

宝塚歌劇団所属の女性劇団員・有愛きいさんが亡くなった事件について、同歌劇団は外部の弁護士による調査を行い、10日に報告書を受け取ったことを11日に発表しました。

宝塚歌劇団所属の有愛きいさんが9月に亡くなった事件で、歌劇団は外部弁護士による調査報告書を10日に受け取ったことを発表しました。

歌劇団は、14日に報告書を公表し、再発防止策も示す予定です。

有愛きいさんは、兵庫県宝塚市内の自宅マンションの敷地内で倒れて亡くなり、警察は自殺を図ったと見ています。

しかし、有愛きいさんの遺族代理人弁護士は、女性が上級生から受けたパワハラや長時間労働が死亡の原因であると指摘し、歌劇団と阪急電鉄に謝罪と補償を求める考えを示しました。

歌劇団は調査チームを設置して調査を行ってきましたが、今回の報告書を受けて改革の方針とともに公表することを明らかにしました。

Contents

1 外部弁護士による調査チームの報告書について
2 宝塚歌劇団側はもう逃げられない！
3 ＜関連する記事＞
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5 関連する動画
6 X（旧Twitter）の反応

外部弁護士による調査チームの報告書について

宝塚歌劇団、劇団員死亡問題で調査報告書を受領　近く結果公表へ https://t.co/Pjwhnm8cJQ
宝塚歌劇団（兵庫県宝塚市）は11日、劇団員の女性（25）が9月末に死亡した問題で、10日夜に外部弁護士による調査チームから調査報告書を受け取ったと、歌劇団のウェブサイトで公表した。
— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) November 11, 2023

外部弁護士による調査チームから調査報告が上がってきたのが、ご遺族側の弁護士が記者会見を開いた前夜だったのは、本当なのでしょうか？

これは、すでに入手していたが、内容検討の為、調査が終わったことを伏せていたのか、あるいは、もっと以前に受領しており、内密にそれを事前にご遺族に報告をしていたが、その内容があまりにも、ご遺族にとって納得の行く内容でなかっっため、先日の遺族の代理人弁護士は、東京都内で記者会見を行い牽制をしたのか・・・はたまた、被害者側の弁護士が記者会見を開いたのを受け、督促して提出してもらったのでしょうか。

どうだったのでしょうか？いろいろ憶測をしてしまいますね。

コメント発表の時間が遅かったことから、後者かな、と思っています。

とりあえず、何か反応しなくてはいけませんので、「まだ調査中です」ではあまりにも不甲斐なく受け取られかねませんので、内容如何に関わらず、報告書はゲットしたという報告をしたのでしょう。

昨日の今日の動きは雪組の宝塚大劇場公演の再開にむけて動きだしたかも。宙組の東京公演は中止かなあ？https://t.co/asBjXnWGox
昨夜、外部弁護士による調査チームより、調査報告書を受領いたしました。調査結果につきましては、今後の改革の方針とあわせて、近日中にお知らせいたします。
— hananomiti (@sunkasunto) November 11, 2023

外部弁護士による調査チームの報告書について
このたびの宝塚歌劇団生徒の急逝につきまして、弊団といたしまして大変重く受けとめており、誠実に対応してまいる所存です。
また、昨夜、外部弁護士による調査チームより、調査報告書を受領いたしました。調査結果につきましては、今後の改革の方針とあわせて、近日中にお知らせいたします。
宝塚歌劇団では、このたびの調査結果ならびに各組・スタッフ等との話し合いを通じて出てきた課題に対して真摯に向き合い、変えていくべきものについては、全力で改革に取り組んでまいります。
2023年11月11日
宝塚歌劇団
宝塚歌劇公式HP『外部弁護士による調査チームの報告書について』

「宝塚歌劇団では、このたびの調査結果ならびに各組・スタッフ等との話し合いを通じて出てきた課題に対して真摯に向き合い、変えていくべきものについては、全力で改革に取り組んでまいります」と述べたが、問題の本質をどれだけ広く捉えるかが注目されています。

「変えていくべきものについては、全力で改革に取り組んで・・・」の文言から、宝塚歌劇団側は、問題の本質、悪しき伝統やパワハラ、労働環境などの問題について、よく認識しているように感じられるが、それをどのように誠実に反省して公表できるか、特に、宙組に関連する新たな問題は、それを解散などで終わらせるのか、伝統的な悪しき習慣として取り組み、全体的な改革につなげていくのかが焦点となります。

まさに、ここが注目されています。

今年2月、週刊誌によって報じられた先輩団員から女性への「いじめ」について、歌劇団は「記事に書かれた内容は事実ではない」と説明しています。

しかし、有愛きいさんの死を受けて、弁護士らによる調査チームを設置し、団員ら60人以上からの聞き取りを進めていました。

遺族側の弁護士は10日、記者会見を行い、「過重労働やパワーハラスメントにより、心身の健康が損なわれ、自死に至った」として、歌劇団などに対し、遺族への謝罪と賠償を求めました。

遺族側の弁護士によれば、有愛きいさんは、下級生の演技指導をまとめる役割を担っていました。

本公演の準備や新人公演の準備などで忙しく、亡くなるまでの1か月間の総労働時間は437時間で、そのうち277時間が時間外労働だったとされています。

宝塚歌劇団側はもう逃げられない！

これまでにも宝塚歌劇団には、本当にいろいろな疑惑が報道されてきたのです。

数えだしたらきりがなく、有愛きいさんに関わった報道だけでもずいぶん前から取り上げられてきたのも関わらず、宝塚は見て見ぬ振り、事実を認めようともせず、果てには、誹謗中傷には法的措置をとるなどと、自らを省みない体質は、ほとほと情けないばかりです。

しかし、きちっと調査をせず、公表せず、有耶無耶にしてきた・・そんな宝塚歌劇団の隠蔽体質がここに来てもう許される状況ではなくなってきました。

夢を売る仕事であろうと生身の人間が辛く悲しいことを抱えて取り組むことではないはずであり、むしろそういう仕事であるならば、尚更、よりよい環境で活き活き取り組んでこそ本物で、どこかの昔の体育会系のスポーツ部のように、上下関係の無用な苦しみや根性で耐え抜いた者だけが日の目を浴びる、それまでは、罵倒されても我慢して耐え抜く世界は、一体いつの時代の組織なのでしょうか。

当然、有愛きいさんの遺族は、事前に劇団との話し合いは済ませていると思われます。

しかし、劇団との話し合いが上手く進まなかったため、というより、劇団の説明が自衛にばかり働いて、パワハラ指導を行ったタカラジェンヌについて明確な対応や説明がなかったりなど、ご遺族の望む対応を劇団は提示できなかったのでしょう。

近日に発表される内容次第で、法的措置を取るつもりだと思われます。

過労死事件で勝訴し、働き方改革の流れを作った労働問題の凄腕弁護士・川人博弁護士を筆頭代理人に据えた遺族が、厚労省記者クラブで会見を開き、過労死案件として徹底的に戦う構えを見せているのです。

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劇団の発表を受けて、再度会見を開く予定であり、今後の対応には一つのミスも許されないでしょう。

川人博弁護士が関わった、今回と同じような高橋まつりさん自死事件の電通の場合、社長が引責辞任しただけでなく、各支社の幹部も労基法違反で送検され、各子会社も労基署からの勧告を受けるなど、重い処罰を受けた経緯があるのです。

もう、のらりくらりの今までのような弁明では済まされない大きな問題となっています。

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