声優のTARAKOさんが2024年3月9日に突然亡くなったという報せが届きました。
TARAKOさんと言えば、ちびまる子ちゃんの声でおなじみですね。
彼女の声は、もはや日常に溶け込んでいました。
TARAKOさんの突然の訃報について、死因についてまとめました。
声優TARAKOさんはなぜ亡くなったの?
フジテレビで放送中の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」で主人公、まる子を演じている声優のTARAKOさん(本名非公開)が急逝したことが8日、明らかになりました。
享年63歳でした。
死因はまだ公表されていません。
TARAKOさんの死は、「急死」とだけ公表されており、死因は明らかにされていません。
「急死」とは突然の死を指し、その背後には何らかの原因があるとされますが、具体的な死因は明らかにされていません。
フジテレビ関係者によると、今年に入ってから体調を崩したとの話も上がっているようです。
最近までアフレコに参加していたということで、本当に突然の出来事だったようです。
闘病歴については、年明けから体調を崩して闘病しながら仕事していたと報道されています。
2024年1月からだとすると、2ヶ月ちょっとですが、もしかすると、もっと前から異変を感じていた可能性もありそうです。
Xには、車椅子に乗った写真が投稿されていましたので、突然な死と言われますが、前から体調が良くなかった可能性も考えられます。
遺族はこの悲報をフジテレビと所属事務所に伝え、葬儀は家族葬で行われる予定です。
鳥山明さんと同じ時期に、日本のアニメ界は貴重な存在を失ってしまいました。
声優TARAKOさんの急死・突然死とは?
フジテレビ関係者は、遺族からの報告を受けて、「TARAKOさんは今年に入って体調を崩した」と述べました。
また、「最近までアフレコに参加されていた。突然の出来事で、何が起こったのか…」と驚きを隠せない様子でした。
さらに、2月末に発表されたアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」にも出演しており、「ここまできたら根性決めます!私命をかけて演じますね」とコメントしていたことも伝えられました。
ちびまる子ちゃんの声優であるTARAKOさんの訃報は本当に衝撃的ですね。
突然の訃報の背後にはどんな事情があったのか気になります。
家族に突然の死が続いたという情報もあります。
TARAKOさんは過去のインタビューで両親が突然亡くなったことを話していました。
よく「親が亡くなっても、仕事を休めなかった」という話も聞きますが、父の時も母の時も、『ちびまる子ちゃん』のスタッフの方々は一も二もなく「休んでください」と言ってくださり、お言葉に甘えました。
母が亡くなった時は、実家の玄関のチャイムが突然「ピンポーン」と鳴り、ドアを開けたら「たまちゃん」役の渡辺菜生子さんと「藤木」役の中友子さんがそこにいて、驚きました。『ちびまる子ちゃん』チームの方々はほかにも駆けつけてくれたのですが、みんな、本当に優しくて。とても励まされました。
30年以上も一緒に仕事をしていると、キャストの声優さんたちの中にも、天国に旅立たれた方がいます。お別れがあまりにさみしくて、両親の位牌と遺影を置いたテーブルにその方々の写真も飾り、「天使コーナー」と呼んでます。先に旅立った友人たちのことも、「天使になった」と思えば、いまも一緒にいるような気がして心が安らぎます。
2023年7月20日「『まる子』の天使になった仲間たち」TARAKOさん【インタビュー後編】~日々摘花 第17回~ 「『まる子』の天使になった仲間たち」TARAKOさん【インタビュー後編】~日々摘花 第17回~
母親の突然の死は交通事故が原因でしたが、父親の突然の死については詳細が明かされていません。
その中でも、家族に遺伝的な傾向があるとされる突然の死は、心臓や脳の血管系の疾患が考えられます。
これらの疾患は遺伝的に引き継がれる可能性があると言われています。
ただ、不思議ですね。自分が死ぬことについては、気がついたら、怖くなくなっていました。今、こうやって息をして、ごはんを食べたり、みんなとおしゃべりをしたりといったことが全部なくなって、真っ暗な世界になってしまうと考えると、昔は「死」が怖くて仕方なかったんですけど、今は怖くないんです。天国に行けば、両親や、愛犬の「ももじ」、愛猫の「みかん」に再会できますし、天使になった友人たちにも会えますから。
−−「天使になる」って素敵な言葉ですね。ところで、ご自身の最後について、理想はありますか?
TARAKOさん:自分の「死」が怖くなくなってきたとはいえ、一緒に暮らしている4匹の猫を残して旅立つことは絶対にできません。悲しくて想像もしたくないけれど、4匹全員の旅立ちをちゃんと見送って、大好きなみんなの位牌に囲まれて、眠るように逝けたら、最高だなと思っています。
急な体調変化と突然の知らせに、周囲は驚きましたが、昨年の夏に受けたインタビューで「死生観」について話していました。
両親が急逝したことを明かし、同じインタビューの中で、TARAKOさんは、自分自身が死をあまり恐れていないとお話しになりました。
自分の葬儀についても「喪服は着ないで。普段通りの服で」と希望し、自分が書いた演劇の脚本を追悼上演してほしいとも願っていました。
天国に行けば、両親や、愛犬の「ももじ」、愛猫の「みかん」に再会できますし、天使になった友人たちにも会えますから・・・と。
両親の死が良い意味で影響を与えたと思いますが、TARAKOさんが生前考えていたように、今も両親やかつての愛犬・愛猫と共に過ごされていると良いです。
ご冥福をお祈りします。
まとめ
TARAKOさんは、さくらさんが亡くなった時に「もし私がそちらに行ったら、似たような声でたくさんおしゃべりしてくださいね」というメッセージを送っていました。
さくらさんと天国で再会し、どんな会話をするのでしょうか。
心よりご冥福を申し上げます。