アメリカのネイサン・チェン選手は、2022年冬季の北京オリンピックの男子フィギュアスケート個人戦で金メダルを獲得しました。
彼は、日本の羽生結弦選手と何度も激しい戦いを繰り広げ、日本でも有名なライバル選手です。
チェン選手は北京五輪の金メダルだけでなく、2019年から2021年までの世界選手権3連覇や2017年から2022年までの全米世界選手権6連覇など、世界的にも有名なフィギュアスケート選手です。
そんなネイサン・チェン選手、最近見かけませんがどうしたのでしょう。
現在のネイサン・チェンについてまとめてみます。
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「ジャンプの申し子」ネイサン・チェン!
ネイサン・チェン選手といえば、「ジャンプの申し子」とも呼ばれるほど、多彩な4回転ジャンプが特徴の選手です。
平昌オリンピックが開催された2017-2018年シーズンは、グランプリシリーズのスケートアメリカとロステレコム杯、グランプリファイナル、全米選手権で優勝し、平昌オリンピックでも金メダル最有力と言われていました。
シーズン全勝で迎えた平昌オリンピックでしたが、個人戦SP(ショートプログラム)で、すべてのジャンプを失敗し17位発進。
FS(フリースケーティング)では4回転ジャンプ6本に挑戦し、5つのジャンプを成功させ巻き返し、FS1位、合計5位入賞という結果に。
2度目の出場となった2022年の北京オリンピックでは、SPで世界最高得点を更新。FSでは5回の4回転ジャンプをすべて成功し、SP・FSともに1位で金メダルを獲得しました。
そんなネイサン・チェン選手、7月22日~8月4日に愛知、日光、大阪、盛岡での開催されたアイスショー「THE ICE」出演しましたが、最近は競技に参加している姿を見かけませ一体どうしたのでしょう?
✓国 籍:米国
✓出身地 :ソルトレイクシティ
✓生年月日:1999年5月5日(24歳)
✓身 長:166cm
✓趣 味:サイクリング、読書、ギター演奏
✓学 歴:イェール大学在学中 高校:Connections Academy
✓主な表彰:五輪金メダル(2022年)、世界選手権優勝(18年、19年、21年)、グランプリファイナル優勝(17年、18年、19年)
五輪王者のネーサン・チェン、今季の大会は欠場!
フィギュアスケート男子で、北京五輪金メダルのネーサン・チェン(米国)が、昨年、来シーズンの大会への出場可能性について「ないと思う」と答えていることを、米NBCスポーツが報じていました。
インタビューでチェンは、今秋から始まる新シーズンへの参戦の可能性と問われると「ないと思う」と回答。また、今夏から復学予定の名門・エール大を卒業後、「再び戦うチャンスは?」と聞かれ「分からない。すでに達成したことに本当に満足している」と話しました。
チェンは、北京五輪で金メダルを獲得後、今後については明言を避け、「まずは大学に戻らないといけない。これから2年はそれが時間の大きな割合を占める」などと話していた。4連覇がかかっていた昨年の3月の世界選手権(フランス)はけがのため欠場していました。※スポーツ報知より一部引用
おそらく、ネイサン・チェン選手は、今シーズンは欠場し、2年間は競技に戻らず、彼自身も目標であったオリンピックの金メダルを獲得したため、そのまま現役引退することになるでしょう。
チェン選手はスケートだけでなく、勉学にも優れています!
現在、大学に通っており、メディアの前で卒業後は医師になりたいと話していました。
ネイサン・チェン選手は医者になるために大学に!
チェン選手は、現在、大学に通っています。
チェン選手が通っている大学は、アメリカコネチカット州ニューヘブンにあるイェール大学で、イェール大学は、世界でもトップクラスの難関大学です。
2021年にTimes Higher Education社(THE)が公開した「世界大学ランキング2022」では、9位となっています。
ちなみに日本の最高は東京大学の36位です。このことから、イェール大学の凄さが分かります。
チェン選手は、イェール大学で統計学を学んでいますが、2021年7月に北京オリンピック前に行われた寝具メーカー「エアウィーヴ」の会見にオンラインで参加し、五輪後にポストドクター(博士研究員)の過程を踏んで、メディカルスクールに進学する準備をしたいと話しました。
ですから今現在は、医師の道を目指すこと一本に絞って頑張っている最中でしょう。
フィギュアスケート男子で世界選手権3連覇のネイサン・チェン(米国)が13日、寝具メーカー「エアウィーヴ」の会見に米国からオンラインで参加した。
チェンはエール大で統計学を学んでいるが、来年に北京五輪を控える今は休学中。五輪後は「ポストドック(博士研究員)の過程を踏んで、メディカルスクールに行く準備をしたい」と本格的に医師の道へ進む考えを示した。
イェール大学は、世界的にも超有名な大学と言えます。
Nathan Chen explores a day in the life of physician-scientists – YouTube
(出典 Youtube)
アメリカの政治家が多く卒業する大学で、卒業生にはヒラリー・クリントン、ビル・クリントン、ジョージ・H・W・ブッシュなどがいます。
チェン選手が学んでいる「統計学」という学問は、「統計に関する研究を行う学問である。経験的に得られたバラツキのあるデータから、応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性、あるいは不規則性を見いだす。統計的手法は、実験計画、データの要約や解釈を行う上での根拠を提供するため、幅広い分野で応用されている。」とされています。引用元:Wikipedia
フィギュアスケート選手引退後、医者を志すチェン選手にとって、この統計学の「データを収集して、理解し、処理して、そこから価値を引き出して可視化する」という能力はとても大切と言えます。
ということで、ネイサン・チェン選手は、大学での勉強を最も重視して過ごしています。
ネイサン・チェン選手は、イエール大学に奨学金をもらって入学していますし、4年間の大学を卒業した後は、医学部に進学したいと希望しているので、成績が優秀であることも夢を叶えるために必要です。
良いお医者さんになられることでしょう。
ネイサン・チェンに関連する動画
ネイサン・チェンについてX(旧Twitter)の反応
う る と ら に ゃ ん ⛸
@Spica_Sk8これからの数年でコンポーネンツ力は上がっていくし エレメンツ精度とGoE加算値も増えていくのは間違いのない部分なので エレメンツ構成を数段ギアを上げられない選手は届かなくなる。 ネイサン・チェン選手がTOPに躍り出てきた状況に近い。 人類の限界付近に挑戦しなければならなくなっった。
超絶する者
@diabl0_games729yes of the流石は「結弦&そしてネイサン&チェンを超えれる逸材~quad&axelで失敗しても世界3位の記録=重要で成功したらオオタニサンと同様に異次元になる(quad&axel込みのjumpコンビネーションの難易度を上げる&表現力&ステップ)~」なマリニン(イカ串`)y-゜゜ ※THE soとりまえず優&勝おでめとう。