2024年4月に日本赤十字社に就職することが決まっている天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。
皇室事情に詳しい関係者の間では「大学院に進学し、海外留学をされるのでは」との見方が有力視されていただけに、今回の発表には驚きの声も聞かれたそうです。
なぜ愛子さまが日本赤十字社に就職することになったのでしょうか?
また、就職後の給料や仕事内容も気になりますね!
この記事では、愛子さまがなぜ日本赤十字社に就職することになったのか、給料はどれくらいなのか、そして具体的な仕事内容はどのようなものなのかをまとめていきたいと思います。
愛子さまはなぜ日本赤十字社に就職を?
天皇の長女である愛子さまが、学習院大学を卒業後の4月から『日本赤十字社』で嘱託職員として働くことが決まりました。
天皇家の出身者が企業に「就職」するのは初めてのことです。
日本赤十字社と言えば、全国に赤十字病院などの医療機関を運営し、被災地への救援活動も行っています。
香淳皇后が就任して以来、美智子さま、そして雅子さまへと名誉総裁が引き継がれており、皇室とも深いつながりがあります。
愛子さまが日本赤十字社に就職する流れとなった理由は何でしょうか?
その答えは、彼女の強い福祉への思いにあるようです。
「とても驚きました。大学院進学か、留学されると思っていましたから。就職という選択肢は予想していませんでした。
週刊女性PRIME 2024/1/31 『「なぜ就職なのか」皇室関係者が首を傾げる愛子さまの『日本赤十字社』内定のウラに、雅子さまの影響と佳子さまの“悲願”、天皇家出身で“史上初”の決断のワケ』
20代という大切な時間をご自身の学業ではなく、人々や社会のために尽くしたいというお考えなのでしょう。ご両親をお支えすることにもなりますし、皇室や国民にとっても大変喜ばしいことだと思います」
「誰かを支援したい」という気持ちや人道支援など、愛子さまは、社会に少しでも貢献できればと考え、「誰かを助けたい」という気持ちから、愛子さま自らが日本赤十字社を選ばれたようです!
愛子さまらしい選択だと言われています。
天皇陛下はじめ、多くの皇族方がイギリスなどへの留学を経験されてきました。
しかし、愛子さまは卒業後に就職し、皇室に残る道を選びました。
皇室ジャーナリストは、留学することが厳しいという事情と覚悟があったと推測しています。
それは、現在、成年皇族が少なく公務を支えるには、留学をせず、残って就職した仕事と公務を両立させたいという選択をされたことです。
「成年皇族が少ない、という問題でしょう。もし、ご自分が大学院に進学されて、留学すればその間、天皇皇后両陛下を支える人やご公務を行える人が限られてしまう。そうしたバランスを考えると、自分がやらなければ皇室が持たないのでは、とお考えになっても不思議ではありません」(皇室ジャーナリスト)
週刊現代 2024.01.28 『「留学するのは厳しい」…愛子さま「日赤内定」のウラにあった「皇室の事情」と、「意外な人物」への気遣い』
成年皇族としてのお言葉もそうですが、就職先も皇室の深い関わりのある日本赤十字社です。
これは皇族として頑張っていく、という愛子さまの自覚と覚悟なのです。
日本赤十字社での愛子さまの仕事内容は?
日赤で愛子さまがどのような仕事をされるのかはまだ詳しくは明らかにされていませんが、配属先はすでに決定されています。
最も有力な候補は、日赤の中で特に注目される『パートナーシップ推進部』と呼ばれる部署です。
『パートナーシップ推進部』は4つの部署に分かれており、その業務内容は多岐にわたるようです。
全国にある日赤支部の運営や、活動資金を提供している会員や法人のまとめ役など、総務的な業務を担う部署もあれば、世界で発生する人道危機への支援金や、災害時の義援金の受け付けを担当している部署もあります。
特に愛子さまは、『ボランティア活動推進室青少年・ボランティア部』に配属されるのではと噂されています。
- 全国でさまざまな活動を行う赤十字ボランティアの活動がよりよいものになるよう、運営を行う・・・全国でボランティアに関する研修会を開催したり、教材や情報誌、ホームページを作成。
- 青少年赤十字の活動・・・優しさや思いやりを持って世界の平和や人類の福祉に貢献できる児童・生徒を育成するため、さまざまな実践的プログラムを行う。
愛子さまは、能登半島地震後、両陛下と一緒に被害や避難の状況について説明を受けた後、ボランティア活動について熱心に質問されていたという話を聞きました。
ボランティアに興味がある愛子さまにはぴったりの仕事だと思います。
自分の欲望通りに生きるのではなく、皇族として、天皇家の娘としてどのような役割を果たすべきか・・・今回の決断は愛子さまにとっては自然な選択だったのかもしれません。
日本赤十字社での愛子さまの給料は?
愛子さまの給料について気になる方も多いのではないでしょうか。
宮内庁の発表によると、現時点では愛子さまの給料は、未定となっています。
日本赤十字社の正職員の初任給は、22万円ですが、愛子さまは、皇室の公務もあり、毎日出勤できるわけでもなく、嘱託職員として働くため、この金額よりも低い可能性もあるでしょう。
まとめ
日本赤十字社と言えば、全国に赤十字病院などの医療機関を運営し、被災地への救援活動も行っています。
香淳皇后が就任して以来、美智子さま、そして雅子さまへと名誉総裁が引き継がれており、皇室とも深い関わりがあります。
日赤は、皇室にとって特別な存在であり、愛子内親王殿下の関心を持つボランティア活動の支援も行っています。
そのため、日赤で働くことはやりがいのある職場だと思いますが、公務との両立を考えると、日赤への出勤は週に2〜3回が限度でしょう。
皇室のお仕事とのバランスを図りながら、ボランティア活動の支援も行っていきたいとするaikoさんのお気持ちは、素晴らしいですね。