【自由浮遊惑星移動】『宇宙船をつかわずとも星間旅行は可能。地球外文明はすでに自由浮遊惑星を使って移動している可能性』
(出典 vaience.com)

【自由浮遊惑星移動】『宇宙船をつかわずとも星間旅行は可能。地球外文明はすでに自由浮遊惑星を使って移動している可能性』・・ネットの反応まとめ!

・・・・恒星の重力に縛られていない「自由浮遊惑星」に乗って移動すればよいのだ。すでに地球外文明は、この方法で惑星間を移動している可能性があるかもしれない。

自由浮遊惑星(浮遊惑星)とは、それが形成された惑星系から弾き出され、星の重力に縛られることなく銀河を直接公転する惑星のことだ。

放射性崩壊で温められた液体の海があるものの存在も示唆されており、そこには生命が宿っている可能性すらある。

そうした浮遊惑星がどこかの恒星の重力に再びキャッチされ、生命はより暮らしやすい新天地に移住する。すでに地球外文明はこの方法を利用している可能性があるという・・・・・

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これまで、有人飛行で人類が一番遠くまでいったのは月だ。今後は火星への有人飛行も計画されているが、太陽系外への「恒星間航行」はとなると当分先のことになりそうだ。

現在の技術水準では木星に探査機を送り込むのでさえ5年かかかる。たとえ光速で移動できる宇宙船ができたとしても、一番近い恒星ケンタウルス座アルファ星まで4年だ。

だが、米ヒューストン・コミュニティ・カレッジの天体学者によれば、そんな宇宙船など開発しなくても惑星間旅行は可能なのだという。

恒星の重力に縛られていない「自由浮遊惑星」に乗って移動すればよいのだ。すでに地球外文明は、この方法で惑星間を移動している可能性があるかもしれない。

【画像】 重力に縛られない自由浮遊惑星で恒星間航行

自由浮遊惑星(浮遊惑星)とは、それが形成された惑星系から弾き出され、星の重力に縛られることなく銀河を直接公転する惑星のことだ。

放射性崩壊で温められた液体の海があるものの存在も示唆されており、そこには生命が宿っている可能性すらある。

そうした浮遊惑星がどこかの恒星の重力に再びキャッチされ、生命はより暮らしやすい新天地に移住する。すでに地球外文明はこの方法を利用している可能性があるという。

そう語るのは、米ヒューストン・コミュニティ・カレッジの天文学者イリーナ・ロマノフスカヤ教授だ。

[もっと知りたい!→]恒星間天体オウムアムアはやはり宇宙人の船なのか? その正体をめぐり専門家らが熱い議論を繰り広げる

そのメリットは惑星のリソースを利用して長期的な旅が可能になることだ。

浮遊惑星には一定の重力があり、土地も資源もある。地表や地下の海を利用すれば水を確保でき、宇宙線から身を守るバリアにもなるだろう。

高度な科学技術があれば、浮遊惑星をより暮らしやすい環境に改変し、宇宙船のように操縦することもできる。核融合技術があれば、極寒の浮遊惑星であっても生命すら宿せるようになるという。

もし、太陽系を脱出しなければならない状況に陥った地球人は、この惑星型宇宙船に乗って、何世代もかけてじっくりと新天地を探し求めればいいのだ。

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photo by Pixabay

浮遊惑星に乗り込む方法

ロマノフスカヤ教授によれば、浮遊惑星に乗る方法は4つある。

[もっと知りたい!→]NASA「ひらめいた!」地球外文明を探すには宇宙で汚染物質を検出すればいい

1. 地球のそばを通過した浮遊惑星を捕捉

第一に、地球のそばを通過した自由浮遊惑星を捕捉するというものだ。これを実現できるかどうかは、この宇宙に存在する浮遊惑星の数が問題になる。

浮遊惑星の数は正確にはわかっていない。だが2021年天の川銀河のとある領域で木星大の浮遊惑星が70~170個ほど発見された。また2020年の研究によれば、天の川には500億の浮遊惑星が存在する可能性があるという。

それらのほとんどは、それぞれの惑星系が起源だが、恒星と同じく降着(降着円盤内の重量で粒子が集まって重い天体になること)によって形成されたものもあるだろう。

太陽系の最も外側を囲むる膨大な数の氷でできた天体群「オールトの雲」でも浮遊惑星が形成されている。

もしも太陽系以外の惑星系にもオールトの雲のようなものがあれば、豊富な浮遊惑星があり、恒星活動によって外へと吐き出されていることだろう。

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オールトの雲 photo by iStock

ロマノフスカヤ氏によれば、進化の主要段階を終えた恒星で太陽の1~7倍の質量をもつもの、あるいは太陽の7~20倍の質量を持つ天体の超新星爆発ならば、オールトの雲の惑星は恒星の重力を振り切って脱出できるだろうという。

そのような浮遊惑星はどのくらいの頻度で地球のそばを通過するのだろうか? 実は7万年前に「ショルツ星」が太陽系オールトの雲を通過したことが明らかになっている。

ショルツ星は恒星であって惑星ではないが、少なくとも実際に天体が比較的地球の近くを通過することがあるということだ。

もし天の川500億の浮遊惑星が存在するという推定が正しいのであれば、そのいくつかが地球のそばを通過していた可能性は高い。

現在の人類の技術水準では、オールトの雲はかなり遠方だ。それでも科学技術が十分に発達しさせすれば、浮遊惑星を捕捉できることだろう。

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photo by Pixabay

2.浮遊惑星を地球の軌道に移動させる

第二の方法は、オールトの雲にある適当な浮遊惑星を見繕って、何らかの方法で地球付近の安全な軌道にまで移動させる。

じっくり時間をかければ、インフラを構築し、大気を改変するなど、浮遊惑星をニーズに合うようリフォームできることだろう。

3.太陽系外縁天体、小惑星「セドナ」を利用

第三の方法は、二番目に似ている。だが太陽系の外ではなく、太陽系外縁天体を利用する。

例えば、その候補として小惑星セドナ」がある。セドナは76~937AU(1AUは地球と太陽の平均距離)と極端に偏心した軌道を1万1000年かけて周回しており、将来的に準惑星に分類される可能性すらある天体だ。

やはり十分な時間と技術力があれば、これを宇宙船として利用できることだろう。

いくつか問題も考えられる。例えば、遠方にある準惑星を地球に近づければ、太陽系惑星の軌道を乱して大惨事になるかもしれない。

しかしその時までにハビタブルゾーンの外で暮らせる科学技術力が身についていれば、そのリスクは軽減されることだろう。

4.太陽がはじき出す惑星に乗り込む

第四の方法は、少々リスキーだ。年老いた太陽が膨張を始めると、そのまま飲み込まれる惑星だけでなく、太陽系から弾き出されるものもある。そこで弾き出される惑星を予測し、タイミングよく乗り込むのだ。

ただし太陽から激しく質量が失われる時期は、さまざまな混乱が起きるはずなので、これはかなり危険な賭けになる。

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photo by iStock

浮遊惑星はあくまで救命ボート的役割

たとえ無事、浮遊惑星に移住できたとしても、そこは安住の地ではなく、むしろ救命ボートのようなものだ。徐々に内部の熱が失われ、液体の海を維持できなくなるだろうからだ。

浮遊惑星は孤立しており、太陽系惑星に比べれば資源に乏しい。鉱物源となる小惑星もないし、無限に降り注いでいたはずの太陽エネルギーもない。

昼も夜もなく、動物はおろか細菌すらいない。だから浮遊惑星はあくまで他の惑星系に入植するための移動手段でしかない。

またロマノスカヤ教授が想定するのは、たった一度きりの脱出ではない。むしろ浮遊惑星への移住を繰り返して、銀河に植民地を増やすようなプランを彼女は思い描いている。

地球に宿った親文明から子文明がいくつも生まれ、宇宙各地の惑星系に根付いていく。非常に壮大なヴィジョンで、生物学的な人類だけでなく、純粋な生物の体ではなくなったポスト生物学的な人類にすら当てはまる。

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photo by Pixabay

地球外文明捜索の鍵

現時点の人類は、ようやく危険な小惑星の襲来に備え始めたばかりで、温暖化を安定させることすらできない。その程度の科学技術力では、このような大脱出はただのSF的な妄想でしかない。

実はロマノスカヤ教授がこのような議論をした狙いは別のところにある。それは地球外文明を見つけることだ。

銀河のどこかに地球が文明が存在したとしたら、それらのいくつかは恒星の死に直面し、母なる惑星系から脱出せざるを得なかったかもしれない。

もしも彼らがロマノスカヤ教授と同じアイデアをひらめき、浮遊惑星を宇宙船に変えていたとしたら、きっと「テクノシグネチャー」(技術文明が存在する証拠となるサイン)が発生するはずだ。

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photo by Pixabay

例えば、浮遊惑星を操作するためにソーラーセイルの利用が考えられる。この場合、ソーラーセイルが星間物質と作用することで「サイクロトロン放射」(電磁波の一種)が出る。

あるいは熱源があれば赤外線が出る。その量が異常なほど多い、あるいは異常なほど変動するなら、何らかの装置が存在するサインかもしれない。

同様に浮遊惑星表面にある不均一な赤外線源や、電磁波波長の不自然な分布も文明の存在を示している可能性がある。

大気を持つ浮遊惑星もそうだ。場合によっては、それ自体がテラフォーミングの可能性を示唆する。

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photo by iStock

まずは浮遊惑星探し

今のところ、自由浮遊惑星がこの銀河にどれほど存在するのか、正確なことはわからない。だが近い将来、その解明も進むかもしれない。

2023年から本格的に稼働するベラ・ルービン天文台は、いわば史上最大のデジタルカメラで、数日ごとに空全体を細部まで撮影することができる。

それゆえに、ほんの数日で位置や明るさを変化させるトランジェント天体(突発天体)の検出が得意だ。太陽系に接近する浮遊惑星だって発見できるかもしれない。

もしもテクノシグネチャーを放つ浮遊惑星が発見されたとしたら、それは決死の覚悟で故郷を捨てた異星人文明かもしれない。我々はそれを暖かく迎えるべきだろうか? それとも?

この研究論文は『International Journal of Astrobiology』(2022年4月28日付)に公開されている。

References:Civilizations Don't Even Need Space Ships to Migrate From Star System to Star System - Universe Today / written by hiroching / edited by / parumo

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宇宙船をつかわずとも星間旅行は可能。地球外文明はすでに自由浮遊惑星を使って移動している可能性

(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

ふむ。もしかしたら異星人が乗り捨てた浮遊惑星と出くわす可能性も?

公転ぐちゃぐちゃになるんじゃないのと思ったらそんな惑星あるんか

「放射性崩壊で温められた液体の海があるものの存在も示唆されており」「地表や地下の海を利用すれば水を確保でき、宇宙線から身を守るバリアにもなる」⇒これ考えた人は自身が言っている矛盾にすら気づいていないようです。あ、放射性崩壊≒宇宙線ね

そんなものがあれば私は今頃ホワイトハウスに突撃して建物を今流行りの*にしているな

地球クラスの惑星質量を制御できるぐらいなら、普通に巨大宇宙船を作った方が早くないか?

〉MONO 一応突っ込んどくと、「放射性崩壊≒宇宙線」じゃないぞ?

>MONO 放射性崩壊というのは例えばプルトニウムが安定なウランに変化するようなやつね。その際に放射線が出て、それが最終的に熱エネルギーに変わる。放射線≒宇宙線ではあるけど。

原子の崩壊エネルギーは電子ボルトに置き換えられ,その電子ボルトが崩壊時や放射線を受けた物質などにもたらす熱に換算が出来る。プルトニウムがウランに崩壊するのはアルファ崩壊でアルファ線をもたらすが,そのエネルギーはおよそ5メガ電子ボルトに相当する

電子ボルトというのは漢字とカタカナであるが。?、、、1 eV は、電気素量(電子1個の電荷の絶対値)をもつ荷電粒子が、真空中で1 V の電位差を抵抗なしに通過するときに得るエネルギーである。2019年のSI基本単位の再定義により、1 eV の値は正確に1.602176634×10−19 J である。

宇宙線というのは恒星の核反応により生誕する断片であり,同じく電子的な素量を有しているため衝突吸収時に熱を生誕するものである。太陽光が強烈な熱を生誕するのは水素水素の核反応により生誕する断片の領土が,太陽の核反応を構成する莫大な水素の量の数だけあることに由来する。原子爆弾が通常の太陽光より強烈な熱を生むのはウランやプルトニウムの重量子故の崩壊エネルギーのため

クソスマホが!どこがハイテクだ!量である!

我々が今手にしている科学の全ての最小単位はエレクトロンに相当する。正式にはレプトンだが。同じく物質の最小単位はクオークになる。現在やそれだけでは説明がつかぬ世界がまだまだ存在をしていてな。理論は常に説明による進歩を遂げている。誰も証明を念頭に理論など作りはせぬのさ。

オウムアムアのことですね、わかります。あと、放射性崩壊≒宇宙線ではないですね。

説明力の乏しい輩は証明に走る。科学ではそれを*と呼ぶのさ

挙げられた説を明らかにする。証を明らかにするだけならバナナを持たせた猿にも出来るさ。有名な話をしてやろう。実験の際に反応前と反応後の質量が変わらないことからラボアジエは酸素の存在説を挙げた。それはそれまで常識と考えられていた燃素を否定するものであった。今ではメンデレーフが並べた元素記号によりO2は常識であるがな

実験内容はうる覚えだが密閉した容器内でのスズの加熱だったかな。それまでは抜粋フロギストン説とは、『「燃焼」はフロギストンという物質の放出の過程である』という科学史上の一つの考え方である。フロギストンは燃素と和訳される事があり、「燃素説」とも呼ばれる

フロギストンとなり消えたものが何故か質量が増えていたり,密閉すれば変わらぬことから反応に関わる目には見えぬ気体という物質の存在が説明されたという訳だ

当たり前を掲げると*に見られるぞ。わかったか

放射線のエネルギーは物質の質量を変化する・物質を電気的に電離する,他に物質に特異な共振や共鳴をもたらすなど様々な説明があってだな。熱とは所詮その過程に過ぎぬのだ。記事の話はアルファベータガンマダブルに最後はSF自発核分裂による崩壊エネルギーの話だ。プルトニウム240のSFは205,66メガ電子ボルトになる

今度は点がコンマになってら。ひっくり返すぞ!名ばかりのハイテクめ!

今日からお前はまんまんだ

`これ(・∀・)

頭のイカれたユーザーがいる。一人では手に負えん。

幼児向けTVに笑わされたぜ。日本人が水泳したらどうなるか。ジャパ〜ン♪ギャーハハハハ(≧∀≦)

超新星爆発で弾き出された浮遊惑星補足するってどれくらいのエネルギーあれば出来るんですかね…

恒星から離れれば氷河期待ったなし、自航能力なしに天文学的距離を漂流するとなると最低でも百年単位の見込み必須。しかもこれだけだと目的地で降りられず、結局宇宙船は必要。食料自給・観測/電力設備+宇宙船等の補修を氷河期の地底で、目的地に着くまで百年単位の期間継続する…厳しくね?

まずマクロスの星間移動船並の輸入無しで酸素生成・食料生産・消耗品製造の出来る拠点作製技術がないと。

これあれだろ?エジプトあたりにあるでっかい輪っかで別の惑星行くやつ。かっけーわー。

「科学技術が十分に発達しさせすれば」いったい科学技術を何だと思ってるんだ…。「そんな宇宙船など開発しなくても惑星間旅行は可能」どう考えても惑星まるごと捕捉するより宇宙船の方が実現性高そうに思えるが。まぁそれすら極めて困難だが。

ウチクダケー

ハボクック氷山空母のスケールでかい版ってことか。小惑星テラフォーミングするレベルの技術があるなら、星間航行技術も普通にあるじゃろ。

十分な科学技術の発達が前提って、それSF小説と何が違うの。

FAM8

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