お笑いコンビの「ハリセンボン」のコンビである近藤春菜さんと箕輪はるかさんが、2023年12月27日に吉本興業を退社することを発表しました。
この記事では、「ハリセンボン」がなぜ吉本興業を退社することになったのか、そしてどこの事務所に移籍するのかについて解説します。
お笑いが好きな方はぜひ最後までご覧ください。
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「ハリセンボン」が吉本興業を退社した表面上の理由!
お笑いコンビの「ハリセンボン」が2023年12月27日に今年いっぱいで吉本興業を退社することをSNSで発表しました。
この決定は、近藤春菜さんと箕輪はるかさんがそれぞれ異なる契約形態で活動していたことから、20年の芸歴を迎える節目で足並みを揃えるために話し合った結果だそうです。
「吉本興業に所属して、多くの素晴らしい出会いがあり、貴重な経験を積むことができ、感謝しています」という趣旨のコメントを発表しました。
実際に、吉本興業に所属していたからこそ、芸人として成功できたと思いますし、「ハリセンボン」自身が吉本に対する感謝の気持ちは本物でしょう。
「ハリセンボン」のお二人は、芸歴が来年で20年という節目の年で、新しい場所で活躍することを選んだようです。
退所の文面を見る限り、「吉本興業の方々も応援してくれた」という言葉があり、円満に吉本興業を退社したように見受けられます。
また、吉本興業への感謝の気持ちが多く書かれており、本当にお世話になった気持ちが伝わってきます。
しかし、20年の節目で吉本興業を退社するというのはやはり違和感があり、闇営業問題や関係悪化、信頼関係の欠如などの問題があったと考えられます。
「ハリセンボン」が吉本興業を退社した本当のの理由は!?
SNSの文面だけでは、吉本興業の感謝の気持ちが多く、円満に退社したように見えました。
それでは、なぜ「ハリセンボン」は吉本興業を退社する決断をしたのでしょうか。
近藤春菜の闇営業問題による会社への批判が原因か?
2019年に話題になった吉本興業の所属芸人カラテカ入江さんや宮迫さんの闇営業問題について、近藤春菜さんは自身のレギュラー番組で吉本興業に批判的な発言をしています。
近藤さんは吉本と芸人の間にしっかりとした契約書を交わしていないことに疑問を感じており、「吉本の会長が言っていることと、芸人側でのズレが大きく、納得している芸人はいないと思う」と述べ、吉本会長を批判しました。
当時、闇営業問題に対する吉本の対応に疑問を感じ、このような発言をしたことで、近藤さんと吉本の間で摩擦が生じたことは事実です。
実際、この苦言を呈した後、近藤さんは朝の情報番組「スッキリ」を降板しています。このことが吉本に苦言を呈したことと関係があるのか、疑問が残りました。
近藤春菜は会社批判後エージェント契約になっている!
近藤春菜さんは、公式SNSを通じて「今まで私がエージェント契約、はるかがマネジメント契約という異なる契約形態で、この3年間活動してきましたが、来年芸歴20年という節目もあり、足並み揃えようと2人で話し合い、決めました」とし、吉本興業との契約終了の理由を説明しました。
会社に対して批判していた「ハリセンボン」近藤春菜さん、友近さん、たむらけんじさんたちは、吉本興業と「エージェント契約」に移行されていました。
吉本興業の「エージェント契約」は、吉本興業が仕事を取ってくる営業活動のみを行い、それ以外は、タレント自らが行うものです。
これを良い面から見ると、タレントと会社の立場が対等であり、契約の内容がより明確になるとも言えます。
一方で悪い面から見ると、吉本興業は、その芸人との関わりを最小限にする姿勢を示していると見られました。
「エージェント契約」とは、吉本興業が仕事を取ってくれるが、その他のマネジメントやサポートはない個人事業主向けの契約です。つまり、窓口は吉本興業だけで、あとは個人で自由に行う契約です。マネジメント契約と比べると自由度が高いが、面倒を見てもらえない点があります。
エージェント契約をすると、吉本興業との関係がかなり希薄になるような印象です。
箕輪はるかさんはマネジメント契約のままでしたが、春名さんはこのエージェント契約になり、コンビで異なる契約を結んでいました。
同じようなエージェント契約を結んでいる芸人は吉本を退社していた!
2019年にお笑い芸人による闇営業問題が発覚し、吉本興業所属者を含む多くの芸人が反社会的勢力の会合に参加し、金銭を受領していたことが明らかになりました。
この問題に関連して、吉本興業に所属していた芸人がエージェント契約を結び、その後退所した事例があります。
極楽とんぼの加藤浩次さんは2021年3月に退所し、ロンドブーツ1号2号の田村亮さんも2023年年内に退所しています。
これらの出来事から、闇営業問題に関わったり、吉本興業に苦言を呈した芸人がエージェント契約を結んだ後に退所するケースが見られます。
これがハリセンボンが吉本興業を退所した理由にも影響している可能性があると考えられます。
「ハリセンボン」吉本興業を退社後は『GATE』に移籍!
それでは、「ハリセンボン」のお二人は、吉本興業を退社してどこの事務所に移籍するのか、気になりますね。
「ハリセンボン」の新しい所属先は『GATE』となります。
『GATE』は、2020年4月に設立された事務所で、ベッキーや森カンナなどが所属し、タレントや芸人、スポーツ選手、アーティスト、クリエイターのマネジメントや、番組の制作、プロモーション、イベントの制作などを行っています。
2016年に、ベッキーさんとゲスの極み乙女のボーカルである川谷絵音さんとの不倫が発覚しました。
この騒動でベッキーさんは憔悴し、春菜さんが毎日電話をかけて励まし、休業中のベッキーさんの近況をイベントなどで伝えていたと報道されています。
近藤春菜さんは、ベッキーさんと仲がとてもいいので、その関係で、『GATE』になったかもしれませんね。
吉本を退所したからと言っても、お二人は今まで同じように芸人を続けらるので、ぜひテレビで活躍を見ていきたいですね。