「都市ガス」と「プロパンガス」の違いって何? 実は“全く別物”な2つのメリット・デメリットを検証してみた話と反応
 今回紹介する、あーるさんが投稿した『【ゆっくり解説】都市ガスとプロパンガス、何が違うの?』では、音声読み上げソフトを使用して、都市ガスとプロパンガスの違いについて解説していきます。

【ゆっくり解説】都市ガスとプロパンガス、何が違うの?

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まったく別モノ! 都市ガスとプロパンガスの違いって?

話し手:
今回は、都市ガスとプロパンガスの違いについて説明していこう。まず、ガスには2種類あって、都市ガスとプロパンガスがあるんだ。違いとしては、使用されているガスの成分だね。都市ガスには、液化天然ガス。プロパンガスには、液化石油ガスが使われているんだ。各ガスの成分なんだけど、液化天然ガスは主成分がメタン。液化石油ガスは主成分がプロパン・ブタンだね。

「使っている成分が異なっている」ということを覚えてもらえればいいよ。あと、成分の違いが表れているのは、ガス漏れ警報器の位置かな。

都市ガスは空気よりも軽いから、漏れた際に天井部に溜まるんだよ。だからキッチンの上部とか、検知しやすい場所に警報器を配置するんだ。逆に、プロパンガスは空気よりも重く足元に溜まるから、床のすぐ上辺りに置くんだよね。

聞き手:
ガスの種類なんだけど、選べるものじゃないよな? 入居前の説明で、物件がどのガス使ってるかを説明されるだろ。

話し手:
残念ながら、ガスの種類を選べる可能性は低いと考えたほうがいいね。

聞き手:
 そうなのか。何が原因なんだ?

話し手:
まずは供給方法の違いかな。都市ガスは地下に設置されているガス導管を通じて供給されるんだ。それに対して、プロパンガスはガスボンベ自体を各戸まで届けて、そこから宅内のガス器具へ配管しているんだよね。

聞き手:
ガスの種類を変えようと思ったら、供給方法自体を変えなきゃいけないのか。

話し手:
そうだね。しかもガス管が通ってないと、都市ガスの供給はできないからね。しかも集合住宅となると、導入は大家さんやオーナーさんが行っていることがほとんどだし、1部屋だけ変えようとは思わないんじゃないのかな。

聞き手:
変える時の費用を誰が持つんだって話だしな。

話し手:
だからガスの変更はできない可能性が高いかな。相談してみるのもありだとは思うけどね。供給方法の違いがあることは説明したけど、当然供給エリアにも違いがあるんだ。

聞き手:
都市ガスっていうぐらいだから、当然都市部だけなんだよな?

話し手:
そう。都市ガスは都市部、プロパンガスは全国だね。都市ガスに至っては普及エリアが日本面積の6%であるのに対して、人口の53%が利用しているからね。

聞き手:
そんなアンバランスな比率なのかよ。

話し手:
面白いよね。日本ならではと言えるのかも。

聞き手:
なるほどな。そういや、なんでプロパンガスのほうが高いんだ?

話し手:
人件費だよ。都市ガスは狭いエリアに対して多くの利用者がいるし、ある程度、既存の設備を使えば提供できる。だけど、プロパンガスは人口が少ない地域に対しても、ガスボンベを配達する必要があるからね。

聞き手:
そう言われるとしょうがないか。大事なライフラインだし。

話し手:
平均価格になっちゃうけど、プロパンガスは都市ガスの2倍ぐらいになることもあるんだよね。

聞き手:
高いなぁ。

話し手:
まあ都市ガスといっても、都市ごとに人口も異なるから、価格に地域差が出るよ。

聞き手:
人口が少ない都市のほうが、人口が多い都市よりも高くなるのは当たり前か。

話し手:
あと、プロパンガスのほうが安い地域もあるらしいけど、かなり少数だね。

聞き手:
圧倒的に都市ガスの方が優れてるけど、プロパンメリットってなんかあるの?

話し手:
メリットといえるかどうかわからないけど、災害復旧時の速さかな。状況にもよるけどボンベとか設備の交換さえ行えば、直る可能性があるけど、都市ガスの場合、地下のガス管が壊れたとなれば、復旧までの時間は計り知れないね。

聞き手:
なるほど。一応メリットもあるんだな。あまりメリットとは呼びたくないものではあるけど。

話し手:
地震だけに限った話ではないけど、復旧速度も大事な観点ではあると思うよ。

聞き手:
工事中に水道管を壊したとか、ケーブル切ったとかたまに聞くからな。別の地域に引っ越すことがあれば、意識してみるか。

話し手:
生活費にも関わってくるから意識したほうがいいぜ。

聞き手:
ガス代はバカに出来ないからな。

都市ガスとプロパンガスの見分け方やメリットデメリットを解説してきました。引っ越しする機会があれば、ぜひ思い出してみてください。ノーカットの解説はぜひ動画でご覧ください。


▼動画はこちらから視聴できます

【ゆっくり解説】都市ガスとプロパンガス、何が違うの?

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(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

ガスの種類って中学校の化学で習わなかったっけ? メタン/エタン/プロパン/*ンって.教科書にどこまで載ってたかは覚えてないけどそのときに都市ガス=メタンガスとプロパンガスの空気との比重の話は聞いた記憶があるし,供給方法はオール電化の家で生まれ育った人でもなきゃ分かるだろ.

プロパンは高いし交換のボンベを悪戯で止められた事がある

ひけらかしたい気持ちはわからんでもないけど、自分が知ってる=誰でも知ってるって解釈は危険だぞ。知らない奴がいるから毎年ガス事故が起こるわけで。それを防止するためにガス事業者には色んな機会に危険発生防止周知が義務付けられてる。

喰いタンで知った

災害発生が予想される地域だとプロパンの方が断トツで勝手が良い。都市ガスは大規模災害時だと、復旧に1ヶ月以上は掛かるからなぁ。ガス爆発の危険性を考えるとどうしても慎重になるし仕方ないのだが。

東日本の時は重い*ンが下に滞留して海面が燃えてましたね

都市ガス:巨大怪獣に毎度壊される丸い奴。 プロパンガス:悪人が主人公たちを縛った後にシューッと開栓するやつ。

プロパンガス業者は言い値のボッタクル商店

液化天然ガス=LNG=都市ガス。天然に産出する炭化水素で,主成分はメタン,他にエタンや一酸化炭素,水素(分解等)が含まれます。空気より軽く,炭素数が1~2であるので燃焼熱が小さく,熱量を得るには消費量が多くなります。消費量故にCO2の排出が多くなり,化石燃料の石炭や石油と同じく脱却を目指します

液化石油ガス=LPG=プロパンガス。石油を原料にした化学工業による生産や副産物のうち,プロパンを主成分としエタン・*ン・プロピレンなどを含むガス。空気より重く,炭素数が3~4のため(完全)燃焼熱は約1600℃程度になります。炭素数故に少ない消費量で熱量は得られますが,同じ量(物質量)のメタンに比べて二酸化炭素は多く,石油を原料にしているため脱却の対象です

価格の透明化が唱われるガス業界ですが,都市ガスは国が決定し(発電故),プロパンガスは卸売市場が決定(ガソリンと同じ)しており,都市ガス(道管すなわちパイプラインを必要とする供給)を語る大手と発電を語る電力会社の癒着や,石油の高騰に際した税システムによって,楽しい目を見てるのが国民の皆様です。これが皆様が夢見る物価の上昇でした

高いガスから電気に変えても天然ガス発電や原子力発電はあくまでも国が決定する価格故。そんな最中でエネルギー産業にシナジーを得ようとエコを先鋭化し。世界に置いていかれる*な日本国の話でした。シナジーを求めている人間はもともとエネルギーが国に依存をしていない資本が潤沢な世界を見ています。

FAM8

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