日本サッカー協会(JFA)は2月2日、伊東純也選手がサッカー日本代表チームから離脱することを発表しました。
伊東純也選手については、1日19時半に離脱が発表された後、2日未明に離脱が取り消されることが決まっていましたが、JFAは再度、伊東が離脱することを発表することになりました。
なぜこんな短時間で二転三転した決断をしたのでしょうか?
その経緯をまとめてみます。
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伊東純也の性加害報道で離脱発表!
伊東純也選手に関しては、女性に対する性的な加害と刑事告訴が『週刊新潮』で報じられました。
フランス1部リーグのスタッド・ランスでプレーする伊東純也選手が、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」によると、女性の同意なく性行為を行ったとして刑事告訴されたことが報じられました。
捜査関係者によると、大阪府警が女性2人の刑事告訴を受理し、捜査しているということです。
伊東選手と飲食を共にした20代の女性を含む2人が、大阪市内のホテルで酒に酔った状態で同選手らから被害を受けたと訴えているとのことです。
一方で、伊東選手側も虚偽告訴の疑いで告訴状を提出したとの報道もあります。
JFAは、この件について、「当事者の主張が異なるため、慎重な対応が求められる」とコメントしました。
そして、「伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手がチームを離れることを決定した」と、チームからの離脱を発表しました。
伊東純也の離脱に関わって二転三転した経緯は?
JFAの田嶋幸三会長は、2日に都内で記者会見を行いました。「この度、大変ご迷惑をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます」と謝罪した上で、今回の経緯について説明しました。
まずは、経緯をまとめてみます。
- 2月1日夕方:1日にJFAが伊東の離脱を発表。
- 2月1日夜:選手たちから選手たちから優勝を目指していく中で伊東選手とともに戦いたいという意見が多く出た→1日の練習後に声が挙がり、現場の「総意」として協会に伝達。
- 2月2日未明:田嶋会長やJFA幹部の決定の下、離脱という決断を一旦白紙に戻した。
- 2月2日:「サッカーに集中できる環境をJFAとしては作る必要がある」という理由で協会として離脱という最終的な決定となる。
2月1日にJFAが伊東純也選手の離脱を発表した後、選手たちからは伊東純也選手を残してほしいという意見が出たそうです。
田嶋会長は「選手たちの強い思いや、(伊東純也選手と共に)継続して戦いたいという気持ちがあったことは聞いています」と述べましたが、情報を集めて検討する時間を確保するために、2日未明に伊東純也選手離脱という決断を一旦取り消しました。
田嶋会長は、伊東純也選手本人と直接話す機会を設け、伊東選手は「自分はしっかりとプレーしたい」という意思を示したと言われています。
また、山本昌邦ナショナルチームダイレクターも1日未明にカタール・ドーハで取材に応じ、「伊東選手を残す方向で再度調整することになります」とコメントしており、この時点ではチームに残留する可能性を模索していたと見られます。
その後、2月2日の朝から専門家や協会幹部が集まり、検討会が行われました。
田嶋会長は「チームを取り巻く環境が騒がしいことが予想される。サッカーに集中できる環境をJFAとしては整える必要がある」と述べ、協会として再度、伊東純也選手の離脱という最終的な決定を下しました。
スポンサーや企業への配慮!保身?伊東純也選手に寄り添えず!
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は、スポンサーや一般企業にも配慮があったと述べました。
「(企業からの意見は)まったくないわけではありません。お互いにさまざまな疑念や情報が出ています。それも考慮して、パートナーの皆さんにも配慮したことも確かです」と強調しました。
ということは、日本サッカー協会は、伊東純也選手を見捨てて、切ったということで、批判も出ているようです。
まとめ
伊東純也さんのハニトラ疑惑についても報じられており、彼の性格や試合後の状況から、ハニートラップにかかった可能性が指摘されています。
しかし、伊東純也選手も軽率な行動をとった責任はあります。
性的な加害があったかどうかの真相はまだ明らかになっていませんが、同意の上で行われた行為であっても、不倫だったことになり、問題は残ります。
伊東純也選手のファンだっただけにとっても残念です。