【MrBeast】ヒカキンではなくすしらーめんりくを選んだ理由は?日米YouTubeカルチャーの交差点
(出典 i.ytimg.com)

世界中のYouTuberが一堂に会する壮大なバトルロイヤル企画が、今、話題沸騰中です。

その主催者は、登録者数3億人を誇るミスタービースト。

そして、日本からは驚きの選出がありました。ヒカキンではなく、実験動画で知られるすしらーめんりくが選ばれたのです!

なぜ彼が選ばれたのか、その理由とコラボレーションの舞台裏に迫ります。

あなたもこの驚きのコラボレーションの真相を知りたくありませんか?

3億人の登録者を誇るYouTuber「MrBeast」とは?

ミスタービースト(MrBeast)は、アメリカの人気YouTuberであり、彼のチャレンジ動画や大規模なプレゼント企画は世界中で注目されています。

ミスタービーストの基本情報

ミスタービースト(MrBeast)、本名ジェームズ・スティーブン・ドナルドソン(James Stephen Donaldson)は、アメリカ合衆国出身のYouTuberであり、慈善家、起業家です。

1998年5月7日生まれで、2024年現在26歳です。

彼はノースカロライナ州グリーンビルで育ち、イーストカロライナ大学に入学しましたが、YouTube活動に専念するために中退しました

ミスタービーストのYouTubeでの成功

ミスタービーストは、2012年に13歳でYouTubeチャンネルを開設しましたが、最初はあまり注目されませんでした。

彼のブレイクスルーは、2017年に「10万まで数える」動画を公開したことから始まりました。

この動画は40時間かけて数を数えるというシンプルな内容でしたが、視聴者の注目を集め、数百万回再生されました

ミスタービーストのコンテンツの特徴

ミスタービーストの動画は、以下のような特徴があります。

  • 高額なチャレンジ: 例えば、「○○を達成できたら賞金を与える」という形式の動画が多く、視聴者を引きつけます
  • 大規模なスタント: Netflixの人気ドラマ「イカゲーム」を再現した動画など、非常に手の込んだセットや企画を実施します
  • 慈善活動: 彼は「Team Trees」や「Team Seas」などのプロジェクトを通じて、環境保護活動にも積極的に取り組んでいます

ミスタービーストの慈善活動とビジネス

ミスタービーストは、YouTubeで得た収益を再投資し、さらに大規模な企画を実施することで知られています。

彼はまた、慈善活動にも力を入れており、「Team Trees」プロジェクトでは2000万本の木を植えるために2300万ドル以上を集めました。

また、「Team Seas」プロジェクトでは、海洋ごみを除去するために3000万ドル以上を集めました

さらに、彼は、「MrBeast Burger」というデリバリーファストフードチェーンや、「Feastables」というお菓子ブランドも展開しており、ビジネスの幅を広げています

ミスタービーストは、日本の視聴者にもアプローチしており、日本語吹き替え版の動画を提供しています。

彼の日本語吹き替えは、アニメ「NARUTO」の声優としても知られる竹内順子が担当しています

そんな彼が日本のYouTuberとコラボする際に、なぜヒカキンではなくすしらーめんりくを選んだのか、その理由について詳しく見ていきましょう。

すしらーめんりくとは?

すしらーめんりくは、日本の若手YouTuberで、独創的な実験動画やユニークな企画で知られています。

彼のチャンネルは、若者を中心に多くの視聴者を持ち、特に科学実験やDIYプロジェクトが人気です。

2013年から活動を開始し、2023年には活動10周年を迎えました。

彼は廃校を購入して撮影拠点とするなど、大がかりな実験動画で多くのファンを魅了しています。

ミスタービーストがすしらーめんりくを選んだ理由

1. コンテンツの相性

ミスタービーストとすしらーめんりく(堀内陸)のコンテンツには共通点があります。

どちらも大胆でユニークな企画を行い、視聴者を驚かせることを得意としています。

すしらーめんりくは、主に実験的なスタントやユニークなプロジェクトをテーマにした動画で知られています。

彼の動画は、視聴者に驚きと楽しさを提供する一方で、物理現象や技術的な側面を探求するという教育的な要素も含んでいます。

例えば、液体窒素と熱湯を使った実験や、大規模な風船の使用など、視覚的に魅力的な要素が多く含まれています。

すしらーめんりくの実験動画は、ミスタービーストのチャレンジ動画と非常に相性が良く、コラボレーションによってお互いの視聴者に新たな驚きを提供できると考えられます。

2. 新しい市場へのアプローチ

ミスタービーストは、すでにアメリカや英語圏で大きな成功を収めていますが、日本市場へのアプローチを強化するために、すしらーめんりくとのコラボを選んだ可能性があります。

すしらーめんりくは日本国内での影響力が大きく、彼とのコラボレーションはミスタービーストにとって新しい視聴者を獲得する絶好の機会です。

ミスタービーストはグローバルな視聴者をターゲットにしており、そのため、視覚的にインパクトのあるコンテンツを作成することが重要です。

彼の動画には高額な景品や大規模なチャレンジが含まれており、視聴者を引きつける力があります。

すしらーめんりくのユニークな実験的スタイルは、ミスタービーストの視聴者にとって新鮮であり、彼のチャンネルのコンテンツに自然にフィットします。

3. ヒカキンとの違い

ヒカキンは日本のYouTube界のトップクリエイターであり、幅広い年齢層に支持されています。

しかし、彼のコンテンツはバラエティに富んでいる一方で、すしらーめんりくのような実験やDIYに特化したものではありません。

ミスタービーストは、より実験的でダイナミックなコンテンツを求めていたため、すしらーめんりくを選んだと考えられます。

ヒカキンは、音楽ビートボクシングと親しみやすいキャラクターで知られ、日本のYouTubeコミュニティにおいて非常に高い人気を誇っています。

しかし、彼のコンテンツは一般的に家族向けであり、ミスタービーストの大胆で挑戦的なスタイルとは異なります。

また、ヒカキンはUUUMという日本の大手YouTubeネットワークに所属しており、その関係がミスタービーストとのコラボレーションに影響を与えた可能性もあります​。

コラボレーションの舞台とその影響

ミスタービーストとすしらーめんりくのコラボレーションは、アメリカで行われました。

このコラボはバトルロイヤル形式の企画で、世界中から50人のYouTuberが集まりました。

失敗した人から脱落していき、最後まで残った1人にそのファンに100万ドルが贈られるという内容です。

参加者にはLogan PaulやJaidenAnimations、Cr1TiKaLなどの有名YouTuberも含まれていました。

この動画は2024年7月14日に公開され、記事執筆時点で1億回以上再生されています。

すしらーめんりくはサブチャンネルでアメリカへの渡航や準備の様子を記録し、視聴者に裏側を公開しました。

彼は「世界屈指のクリエイターに囲まれて何ができるのか」「経験としてがんばっていきたい」とコメントしています。

まとめ

ミスタービーストがヒカキンではなくすしらーめんりくを選んだ理由は、コンテンツの相性、新しい市場へのアプローチ、そして実験的なコンテンツへのニーズにあります。

このコラボレーションは、YouTubeの可能性をさらに広げるものであり、今後の展開に期待が高まります。

このブログ記事が、ミスタービーストとすしらーめんりくのコラボレーションの背景を理解する一助となれば幸いです。今後も彼らの活動に注目していきましょう。

FAM8

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