今年1月23日に放送された朝番組『ラヴィット!』(TBS系)にて、彗星のごとく現れた俳優チェ・ジョンヒョプさんの通訳さんが「面白すぎる!」と話題になっていました。
連続ドラマ『Eye Love You』(TBS系)主演の二階堂ふみさんと韓国人俳優のチェ・ジョンヒョプさんがゲストとして出演、そしてチェさんの通訳を務めていたのがみょんふぁ(本名:洪明花、ハングル:홍명화)さんでした。
本日、2024年3月26日もみょんふぁさんが『ラヴィット!』に登場していましたね。
みょんふぁさん、実は女優として、数々の作品に出演しています。
チェ・ジョンヒョプさん主演のドラマ『Eye Love You』にも出演していました!
今回は、チェ・ジョンヒョプさんの通訳を務めた「みょんふぁ」さんについて詳しく調査しました!
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みょんふぁ(チェジョンヒョプ通訳)が話題になった発端は?
韓国の俳優であるチェ・ジョンヒョプさんが2024年1月23日、TBS系の朝の情報番組「ラヴィット!」に出演しました。
彼女は、二階堂ふみさんと共演するドラマ『Eye Love You』の宣伝をするために出演し、一緒にいた通訳さんが「面白すぎる!」と話題になりました。
チェ・ジョンヒョプさんは、お笑いコンビ「ワラバランス」の盛田シンプルイズベストによる「イメージダイブ」を体験しました。
この時、みょんふぁさんは、チェ・ジョンヒョプさんの通訳として、盛田さんの隣に立ち、盛田さんの言葉やジェスチャーを忠実に再現しながら通訳を始めます。
その光景が面白すぎて、SNSがすぐに騒然となりました。
パーソナリティの川島明さんも思わず企画を中断してツッコミました。
さらに、チェ・ジョンヒョプさんもその通訳の演技に床にうずくまって爆笑していました。
通訳の人が普段目立たないのに、「ラヴィット!」というお笑い番組で怪物たちが大暴れする中で、「ヨギソダイブ!(ここでダイブ!)」と大きな声で叫んで爆笑の中心にいたというエピソードは面白すぎます。
そんな通訳さんのことを知りたくなりますね。「このヨギソダイブの通訳さんは一体どんな人なのだろう」と素朴に考えてしまいます。多くの人が同じように思うのではないでしょうか。
みょんふぁとは何者?多才なみょんふぁの経歴&プロフィール!
みょんふぁさんのこの予期せぬ行動がスタジオや視聴者を大笑いさせ、番組終盤で叫んだ「ヨギソダイブ」のインパクトもあり、日本だけでなく韓国でも大きな話題となりました。
その結果、わずか一晩でフォロワーが900人から5000人に増加し、Instagramのフォロワーも500人から1000人に急増したそうです。
みょんふぁ(本名:洪明花、ハングル:홍명화)さんは、大阪市出身で、在日韓国人3世です。
公式ブログによると、大阪芸術大学を卒業し、女優業やナレーションなど多彩な能力を持っています。
また、演劇などの企画制作会社も立ち上げているそうです。
- 名 前:みょんふぁ
- 本 名:洪明花、ハングル:홍명화
- 生年月日:1月18日
- 出身地 :大阪府大阪市 在日韓国籍3世
- 現住所 :東京都
- 血液型 :O型
- 身 長:158.5㎝
- 職 業:女優、司会、ナレーター、韓国語通訳・翻訳、プロデューサー、演技講師
- 特 技:韓国語 英語 関西弁 ダンス ピアノ ギター 韓国舞踊 韓国打楽器 ゴルフ 乗馬
- 資格免許:スキューバダイビングオープニングライセンス 自動車普通免許
- 所 属:SORIFA所属
みょんふぁさんは、日韓国籍三世として、大阪市生野区で生まれました。
民族小学校から大阪芸術大学まで
大阪市西成区の朝鮮人の児童・生徒を対象にした民族学校に通い、その後、金剛小学校に入学しました。
小学1年生の時、担任の先生が舞踊団“グループ黎明”を立ち上げたため、母親と一緒に参加し、その後も舞踊一色の小学校時代を過ごし、大阪フェスティバルホールなどで舞台に立ちました。
中学からは、両親の意向で日本の学校に通うことになり、私立追手門学院大手前中学校に入学し、演劇部に所属しました。
大阪芸術大学の演劇学科を志望していたものの、両親が反対するだろうと思い、高校1年生からピアノを習い始め、大阪芸術大学音楽学科ピアノコースに進学しました。
音楽学科に通いながら、劇団そとばこまちに入団(リコモーション所属)し、両立していましたが、両親の強い反対や大学卒業が危ぶまれる状況もあり、劇団と事務所を辞めて通学に専念することにしました。
大阪芸術大卒業後ニュージーランドへ
大阪芸術大学卒業後、演劇界に戻らず、韓国語の勉強を始め、イベントの司会やラジオパーソナリティなどの活動を行いました。
27歳の時に、ニュージーランドに住む叔父が、「『男はつらいよ』のミュージカルを行う」と言って、1年間ニュージーランドに行って、営業や振付、演出を担当し、現地のフリースクールの日本人学生たちと一緒に「男はつらいよ」のミュージカルを創作しました。
ニュージーランドから帰国後は女優デビュー!
その後、日本へ帰ってきたタイミングで一発目の韓流ブームがやってきて、女優としての活動を始め、劇団ユニークポイントに所属しました。
ドラマなどのイベントでも、司会者も韓国語がわかるバイリンガルがいい、ということで依頼が増え、そして自分でも勉強を続けるうちに、どんどん(言語が)ブラッシュアップされて、それで通訳もやるようになっていきました。
日韓交流も盛んになり、韓流ブームのおかげで通訳の仕事もすごく増えました。
2014年には、文化庁新進芸術家海外研修制度で韓国国立劇団で俳優の訓練を受け、2015年に韓国デビューを果たしました。
2017年には、小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞し、2021年には舞姫、崔承喜のひとり芝居『母MyMother』を公演しました。
現在、SORIFAを設立し
現在は、日韓交流を活性化すべく、SORIFAを設立し、戯曲の翻訳・紹介やプロデュースを行う傍ら、演劇講師や韓国語講師としても活動しています。
また、K-POP練習生の育成のために韓国語で演技レッスンも行なっています。
みょんふぁは在日三世で両親も自分も韓国語は話せなかった!
大阪芸術大学卒業後、阪神淡路大震災がありました。
当時、被災地の人たちの生活情報の外国語の番組がなく、日本語がわからない人たちに、生活情報を届ける必要がありました。
電気も復旧していないからテレビはつかないので、ラジオで・・そこでラジオの番組をやらないかという話がきたそうです。
しかし、通訳としてもご活躍のみょんふぁさんは、当時は、韓国語が話せたわけではなかったそうです。
いろんな国の人たちに発信するための、「FMわぃわぃ」という番組です。私は韓国語担当で、2時間ぐらいのコーナーを持ったったんです。ですが、そのときはまだ韓国語がしゃべれる状態じゃなかったんですよ(笑)。
読み書きはできましたが、私は在日三世で、両親も韓国語は話せなかった。それでも勉強しながらやって、ついでに「韓国語を勉強しよう!」みたいなコーナーを作って。
そこから翻訳の仕事や、日本語・韓国語の司会やナレーターをやるようになりました。
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みょんふぁ女優というこだわりを捨てたら道が開けてきた!
みょんふぁさんは、ちょろっとタレント業などもやっていましたが、いろいろなところで「お仕事は何を?」と聞かれた時、「女優です」と言いたいのに、胸を張って言えない・・・どうしても悔しさがあったのだそうですし。
通訳も司会も全部大好きな仕事ですが、やっぱり女優として芝居をやりたかったんだと・・。
演劇界でも、日韓交流が活発になり始め、所属している劇団や個人でも、韓国の作品を日本に招いたり、日本の作品を韓国に紹介したりするなど、フェスティバルのプロデュースやコーディネートも行い始め、その際には、自ら通訳や司会、出演も全て担当するようになりました。
すると、面白いことが起き始めたのだそうです。
「全部の仕事を楽しもう」としたら、まったく別の世界が見えてきたのだそうです。
それで、ふと「全部楽しもう!」と思ったんです。「私は女優だから」みたいな気持ちを捨てて、「通訳・司会・翻訳・ナレーション・女優・タレント、全部をウェルカムでやろう!」って。そうしたら、景色が変わったんですよ、もうあっという間に、自分でもすごいなと面白く思うくらい。
そこから、通訳の仕事で知り合った方々が手助けしてくれて、2014年に文化庁の海外研修(新進芸術家海外研究制度)に女優として、推薦で選ばれたんです。650人ぐらい候補がいるなかで、「俳優にはもう枠がない」という状況だったのに、私が選ばれたんです。韓国の国立劇団へ、1年間留学することができました。
本当に私の今の自分があるのは、やっぱり通訳やほかの仕事があったから。「私は女優だから」というこだわりは捨てて、「全部楽しもう」と思ったら、逆に女優の道がバーッと太くなったんです。
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・・・登山に例えると、私は「行きたい山、あっちなのにな。この山は違うのに」と思いながら登っていたんです。どの仕事もすごく楽しいし大好きだけど、どうしても私、あっち行きたいんだけど……と。でも、一生懸命上がると、行きたかった山は尾根伝いでつながっていたんです。
やっている仕事自体は何にも変わらず、ただ気の持ちようを変えただけで、本当に大きく景色が変わったのですね。
そして楽しむことを続けていたら、「ラヴィット!」のような奇跡が起きたんです。
まとめ
今回は、朝の情報番組「ラヴィット!」にチェ・ジョンヒョプさんの通訳として出演したみょんふぁさんについて紹介しました。
とても素敵な方で、「全部の仕事を楽しもう」としたら、まったく別の世界が見えてきたお話は、とっても素晴らしいと感じました。
SNS上でも好評で、今後も出演が増える可能性があるので、注目ですね!