非科学的血液型性格判断は人種差別です。
その理由は、私も初めて知ったのですが、この血液型性格判断の始まりにあります。
『読売新聞』の記事に寄せられた聖徳大心理学科講師の山岡重行さんの話では、こう紹介している。
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血液型性格判断の源流は、20世紀初頭にドイツの研究者がヒトと動物の血液型を調べて提唱した説に遡る。その内容は「東洋人は白人よりもB型が多い。チンパンジー以外の動物にはB型が多い。東洋人は白人よりも動物に近い」という人種差別を主張するものだった。欧米では定着しなかったが、戦前の日本では、血液型で個人の性格や外国人と日本人の気質の違いをつかもうとする研究が進められた。(『読売新聞』2015年5月21日付夕刊)・・・・・
ということです。
私自身も、ときに、血液型の話をするので気をつけなければいけないです。
画像はイメージ
「私、B型だから?」などと言及されることの多い「血液型診断」。全く根拠のない迷信だが、軽い話のきっかけとしていまだに人気だ。ところが、中にはこれを本気にしすぎるあまり、採用面接で持ち出す企業もあるようだ。九州地方に住む女性(40代前半)は今回キャリコネニュース編集部に、そんなエピソードを語ってくれた。
「面接で最初は話が弾んでいたのに血液型を聞かれて……『うちには、B型がいないんです。A型とO型でうまく行っているので、その均衡が壊れるのは困る』といわれて落とされたんです」
聞けば、その企業とは、全国のデパートに出店している老舗ショップなのだが……。(取材・文:昼間たかし)
血液型を言ったとたん「いきなり、その場で不採用を告げられました」
――血液型診断をいまだに信じている企業があるというのは信じがたいのですが、いつ頃の出来事ですか?
「10年前くらいです。正社員の募集に応募して書類審査を通過して面接になりました」
――当然ですが、面接はその会社の担当者がやっているんですよね?
「そのショップの店長さんと、本社の担当者3人でした」
――正直、世間では一流扱いされているお店だと思うのですが、血液型診断で合否を決めているのは驚きです。
「私も、占いや血液型など非科学的なものは一切信じていないので、いい歳をした大人たちが何をいっているのだろうと、不気味に思いました」
――話も弾んでいたのに、まさか血液型を理由に落とされるなんて予想外だと思いますが、その時の気分を覚えていますか?
「ほぼ、受かるかなという手応えを感じた後に血液型の話をされて『調和が乱されるので申し訳ないですが……』と、いきなり、その場で不採用を告げられました。腹が立つよりは、不気味な人たちだという思いのほうが強くて、反論せずに早く帰りたいと思いました。それだったら書類選考の時に電話で血液型を聞いてくれればよかったんじゃないでしょうか」
――まさに、時間の無駄でしたね。
「それが、交通費として3000円くれたんです。近所だったのに、交通費はほとんどかかっていないのに。口止め料の代わりかなと勘ぐってしまいました」
――その後、そのショップを利用することはありますか?
「ありません。今もデパートに出店していますけど、前を通るのも嫌なので、それ以来二度と行っていません」
ところで、この「血液型診断」、もともとの源流に「差別」があったのはご存じだろうか。『読売新聞』は、聖徳大心理学科講師の山岡重行さんの話をこう紹介している。
血液型性格判断の源流は、20世紀初頭にドイツの研究者がヒトと動物の血液型を調べて提唱した説に遡る。その内容は「東洋人は白人よりもB型が多い。チンパンジー以外の動物にはB型が多い。東洋人は白人よりも動物に近い」という人種差別を主張するものだった。欧米では定着しなかったが、戦前の日本では、血液型で個人の性格や外国人と日本人の気質の違いをつかもうとする研究が進められた。(『読売新聞』2015年5月21日付夕刊)
ようは、最初からトンデモ論だったのだ。
この読売新聞記事では山岡さんの「身体的特徴である血液型で他人と比較することは差別につながる。起源には人種差別があることを思い起こしてほしい」というコメントも紹介している。近年、血液型で勝手に性格や相性を決めつける行為は「血液型ハラスメント」と呼ばれてしまうこともある。こうなると血液型の話題はもはや「気軽に使える会話のきっかけ」では、なくなっているのかもしれない。
<このニュースへのネットの反応>
つまり登場人物全員キャリコネみたいな人だったという内容の記事をキャリコネが載せましたと。
キャリコネも創作のネタに困ってるんですね。記事提出の締め切りが迫っていたのは解りますが、もう少しリアリティに考慮された方が・・・
アホコネ
本音だったのは「調和が乱されるので申し訳ないですが……」の部分だけなんだろw ごねられずに去ってもらえてうまくいったね それに交通費は誰にでも一定金額で払ってるでしょ。就活自体ほとんどしたことなさそう。
タイトル芸コネコネ
どうでもいい所だけすごく詳しく語る割に10年くらい前って何でそこ覚えてないの?
妄想がすぎるぞ
血液型占いは某国でも人気らしいな。どことは言わんが
B型って血液型占いとかですぐキレ散ら*よね
A型とO型で社内不倫がうまく行っているので、子供の血液型でバレてその均衡が壊れるのは困る
つまりキャリコネはB型は調和がとれないから落とす、と。誰が好き好んで入るかは知らんけど
なぜかBだけは理不尽な結果ばかりだよなぁw
作り話にもなってねーぞ
イケるって勘違いして余計な事べらべらしゃべってドン引きされたパターンだろこれ血液型云々は単なる断る口実でしょ被害妄想が過ぎる
AとOは確かに相性が良いようだね。Bは社交性があって誰とでも気さくに接する人が多い、という良いところがあるのに。まあAとは合わんけど。募集サイト?フリーペーパー?に社独自の履歴書を載せて血液型を書く欄を付けて、そこに書き込んでもらうかたちにしておけば、面接するほうもされるほうも、イチイチ余計な時間を使わなくて済むのでは。
くだらない理由で不採用する企業、そんなとこ入社したあとで酷い目に遭うから採用されなくてよかったよ。
血液型でどうとかほんと頭悪いっすね。血液型による集団間の平均値のずれと集団内の分散とどっちが大きいかを考えればほぼ無意味なことくらいわからんのだろうか。ああいう似非科学は早く駆逐されろと思う。あと、女性は気遣いができる、と、B型は気配り上手、とかって生まれで性質を語っている点で全く同じなんだから、ポリコレ的にも大変まずいだろう。
うちの専務は色物が好きだからって彼直属の部署はBかOしかいねぇぞw
B型が不採用とかゴリラが絶対入れない会社じゃん!訴訟!!
記事タイトルでキャリコネ特定余裕でした
確認するから企業名言って定期
そんなくだらない理由で不採用にする劣悪な会社に入らずに済んでよかったという考えを持てば問題ない
嘘松
作り話をするならもっと人を楽しませる作り話にしろよな。キャリコネの記事って大抵読んでてイライラする。まあ、最近じゃタイトルしか見ないからイライラもしなくなってきたが。