【APMネコバス】車両価格はいくら？盲導犬利用者の乗車拒否で話題再燃！

スタジオジブリの作品に登場するキャラクター「ネコバス」をイメージした車両「APMネコバス」が愛・地球博記念公園（愛知県長久手市）で、2024年3月16日より運行開始しています。

運行初日の3月16日に、盲導犬を連れた利用者が乗車を断られていたことが分かり、愛知県大村秀章知事の謝罪が話題となっていますが、この「APMネコバス」車両は、特注車両です。

いったいどこの会社がいくらで販売したのでしょうか？

「APMネコバス」についてまとめました。

「ネコバス」盲導犬を連れた利用者の乗車を断る！

愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内を走る、「ネコバス」をイメージした車両。

運行初日の3月16日に、盲導犬を連れた利用者が乗車を断られていたことが分かりました。

愛知県知事の大村秀章さんは、「盲導犬を連れた方には大変申し訳ない。全ての人に楽しんでもらうことが必要」と述べました。

愛知県によると、運行初日に盲導犬を連れた利用者が、車両に囲いがなく安全性が確保できないなどの理由から、公園スタッフに乗車を断られたそうです。

その後、利用者から県に指摘があり、車両を運行する会社は福祉関係者から意見を求め、3月29日からは車両の特徴を説明した上で、利用者自身に乗車するかを決めてもらうよう運用を改めたそうです。

「APMネコバス」の車両価格は？制作会社は？

「APMネコバス」は、映画『となりのトトロ』に登場するキャラクターをイメージした車両で、2024年3月16日から愛・地球博記念公園内のジブリパークで運行されています

この「APMネコバス」は、MONET Technologies株式会社がトヨタ自動車の電動低速モビリティ「APM（Accessible People Mover）」をベースにして製作販売した車両で、短距離・低速型のEV（電気自動車）です。

MONET Technologies株式会社：モネ・テクノロジーズ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO：清水 繁宏

運転席が1列目、3人掛けが2列目、2人掛けが3列目で、定員は6人です。サイズは約3.9×約1.6×約2.0m（全長×全幅×全高）で、最高速度は19km/hです。

「APMネコバス」の価格は、1025万円です。

「MONET」は、愛・地球博記念公園において、トヨタ自動車株式会社が開発した電動低速モビリティ「APM」をベースに、株式会社スタジオジブリの作品に登場するキャラクター「ネコバス」をイメージした車両を運行開始することについて、トヨタ自動車、豊栄交通株式会社（以下「豊栄交通」）、スタジオジブリおよび愛知県との5者による基本合意書を、2023年9月11日に締結しました。

現在、「APMネコバス」に乗って移動するという愛・地球博記念公園内でしかできない体験を実現しています。

「MONET」は、、「APMネコバス」の運営の主体として、豊栄交通と共に運行しています。

「APMネコバス」の運行状況と運賃は？

「APMネコバス」は、ジブリパーク内の「もののけの里」と「どんどこ森」を結ぶ約2キロの専用道路を10分かけて走行します。

料金は、大人1,000円、子ども（4歳～小学生）500円です。

利用券は「もののけの里」「どんどこ森」付近にある専用券売機で販売されています。

「APMネコバス」の発券時間は、平日9時15分、土日8時15分からで、夕方の4時30分まで販売されています。

まとめ

「APMネコバス」のバス停には、宮﨑駿監督が描いたネコバスのイラストと、鈴木敏夫プロデューサーがデザインした「APMネコバス」の題字が配置された看板があります。

乗車特典として同じイラストとデザインが施された特別なカードもプレゼントされます。

このカードの裏面には、宮崎吾朗監督がデザインしたジブリパークの地図が描かれており、ここでしか手に入らない貴重なカードとなっています。

ぜひ訪れて、乗車を体験してみてください！