「ナニコレ珍百景」の2024年5月5日の放送では、岐阜県立岐南工業高校の高校生が発明し、発明コンテストで表彰された「ゆで卵カラむき機」が紹介されました。
毎日子どものお弁当にゆで卵を入れているので、この発明にとても興味があります。
高校生が発明したということで、期待が大きいです。
時短グッズなら絶対に欲しいです!
ゆで卵の白身がくっついてボロボロになることや手間がかかることが結構ありますよね。
みなさんも一緒にチェックしてみましょう!
岐南工業高校電気研究会2年生の永田さんと豊田さんの二人が発明!
岐阜県にある岐南工業高校の生徒2人が考案した「ゆで卵殻割り器」が、2023年度の「デザインパテントコンテスト」で特別賞を受賞しました。
受賞者は、同校の電気研究会に所属する2年生の永田光希さん(17歳)と豊田倫久さん(16歳)です。
この受賞は、「工業所有権情報・研修館理事長賞」に選ばれたものです。
「卵を調理する際の問題を一気に解決したい」という考えから始まりました。
ゆでた卵の殻をきれいにむくことと、生卵の白身と黄身を分ける機能を同時に備えることにこだわったのだそうです。
「ゆで卵カラむき機」はどんな仕組み?
「卵を料理する時の悩みを一挙に解決したい」が2人がこの発明をする出発点だったそうです。
- ゆで卵の殻をきれいにむく機能
- 生卵の白身と黄身を分ける機能
永田さんによると、「最初は、うまくひびも入らず、分離もできなかった」とのことです。
デザインは2人で考えて、永田さんが下部を、豊田さんが上部を設計しました。
試作は、3Dプリンターを使用して重ねて行いました。
特に殻割りが難しく、形状や筋の本数などを工夫し、約80個の卵を使い、1カ月余りで完成したそうです。
その結果・・・
- 内側に縦に5本の筋の入ったケースにゆで卵を入れる(下のケース)
- ふたをかぶせる(上の蓋ケース)
- ふたの部分をひねることで全体にひびが入る
- 殻がきれいに外せる
- ふたの部分に穴を開け、生卵を落とすと黄身だけが残る
という仕組みにしたそうです。
永田さんが下部のケースを、豊田さんが上部の蓋のケースを設計し、3Dプリンターで試作を重ねたようです。