TBSのバラエティ番組「ジョンソン」は、かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークといった人気お笑いコンビをレギュラーに迎え、2023年10月にスタートしました。
しかし、わずか1年で2024年9月に打ち切りが発表されました。
視聴率の低迷が最大の理由とされていますが、その背後にはさまざまな要因が絡み合っています。
その理由を探ると、視聴者の期待を裏切るさまざまな問題が浮かび上がってきます。
この記事では、視聴率低迷の背景や番組打ち切りに至るまでの経緯を徹底解説し、次なるバラエティ番組への期待について考察します。
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TBS「ジョンソン」視聴率低迷の原因
「ジョンソン」の視聴率は、初回放送の4.6%から3%台で推移し、2%を割ることもありました。
TBSがかつて放送していた「リンカーン」の後継番組として期待されていましたが、その期待には応えられなかったようです。
特に、「リンカーン」の人気企画を踏襲する形で始まった「芸人大運動会」も、視聴者からは厳しい評価を受けました。
TBS「ジョンソン」打ち切りの背景にある要因
セクハラ疑惑:番組初回の放送で、ジャングルポケットの太田博久が女性芸人を抱きかかえて体重を予測するシーンが問題視されました。このシーンは視聴者からセクハラと批判され、BPOに意見が寄せられる事態となりました。
内輪ノリの過剰さ:「ジョンソン」は芸人同士の内輪ノリが多く、視聴者が置いてけぼりになることが多かったと指摘されています。特に、あまり知名度の高くない芸人が多数出演していたため、一般視聴者には馴染みにくかったのかもしれません。
メインMCとレギュラー陣の問題:かまいたちを除くレギュラー陣の知名度が低く、特にモグライダーがメインとなる回が多かったことが視聴者の関心を引きにくかったとされています。また、「リンカーン」に出演していた大物芸人と比較されることが多く、その差が視聴者の期待を下回る結果となりました。
ネット上の反応と視聴者の声
批判的な意見が多い中で、「ジョンソン」が面白いという声も一定数ありました。
「デブドライブ」や「課金ゴルフ」といった企画は一部の視聴者に好評でしたが、全体的には番組の企画力不足が指摘されています。
結論:番組打ち切りの総括と今後の展望
「ジョンソン」が打ち切りとなった理由は、視聴率の低迷だけでなく、初回からのセクハラ疑惑や内輪ノリの過剰さ、メインMCとレギュラー陣の知名度不足など、多岐にわたります。
今後、TBSが新たなバラエティ番組で視聴率を回復させるためには、視聴者のニーズを的確に捉えた企画と、バランスの取れたキャスティングが必要となるでしょう。
このように、「ジョンソン」の打ち切りは多くの要因が絡み合った結果であり、次の番組にはこれらの教訓を活かして欲しいと考えられます。