「楽天カード株式会社」を名乗るRCSメッセージに要注意!詐欺の可能性を徹底解説!

2024年8月18日現在、多くのユーザーが「楽天カード株式会社」を名乗るRCSグループチャットからのメッセージを受け取っています。

このメッセージは、「弊社の不正検知システムにより、一部のカードご利用分について決済を一時停止させていただきました」といった内容で、不安を煽るものです。

しかし、このメッセージは詐欺の可能性が高いため、注意が必要です。

1. RCSメッセージとは?

RCS(Rich Communication Services)メッセージは、従来のSMSに代わる新しいメッセージング形式です。

RCSは、画像や動画、ファイル送信、既読確認、チャット機能など、従来のSMSでは不可能だった多くの機能を提供します。

そのため、企業やサービス提供者がユーザーとよりインタラクティブにコミュニケーションを取る手段として、RCSが広く採用され始めています。

しかし、この新しいメッセージ形式は詐欺師にも目を付けられています。

特に、従来のSMSと混同されやすいという点が悪用されやすく、詐欺メッセージが急増している背景があります。

RCSメッセージは、一見すると公式の通知に見えるため、ユーザーが詐欺に引っかかりやすくなっています。

2. 楽天カードを装ったメッセージの特徴

最近報告されている詐欺メッセージの一つに、楽天カードを装ったRCSメッセージがあります。

このメッセージは「【楽天カード株式会社】」というグループ名で配信され、「不正検知システムにより、一部のカード利用が停止された」という内容が含まれています。

さらに、このメッセージにはリンクが添付されており、ユーザーにそのリンクをクリックさせることを目的としています。

詐欺メッセージにはいくつかの特徴があります。

まず、送信元の電話番号が「+44」などの海外番号から始まることが多く、これは典型的な詐欺の兆候です。

また、RCSメッセージには「このチャットにはエンドツーエンドの暗号化が適用されています」といった表示が含まれることがありますが、これも詐欺師が信頼性を装うための手口です。

3. このメッセージが詐欺である理由

楽天カード株式会社は、公式にこのようなRCSメッセージを送信することはありません。

このメッセージは偽のものであり、楽天カードとは無関係です。

楽天カード公式サイトでも、同様の詐欺事例が頻繁に報告されており、ユーザーに対して警戒を呼びかけています。

過去にも、楽天カードを装ったフィッシングメールやSMSが多く報告されており、その共通点は「個人情報の確認を促すリンク」が含まれていることです。

こうしたリンクにアクセスしてしまうと、偽のサイトに誘導され、クレジットカード情報や個人情報が盗まれる危険性があります。

4. 詐欺メッセージを受け取った際の対策

まず、詐欺メッセージに含まれるリンクを絶対にクリックしないことが重要です。

万が一クリックしてしまった場合は、すぐにページを閉じ、クレジットカード会社に連絡してカードを一時停止するなどの対応が求められます。

楽天カードの正規の確認は、公式サイト「楽天e-NAVI」や公式アプリを通じて行うべきです。

もしも疑わしいメッセージを受け取った場合は、楽天カードの公式サポートに直接連絡して確認することが推奨されます。

5. 安全を守るためのベストプラクティス

フィッシング詐欺から身を守るためには、いくつかの基本ルールを守ることが大切です。

まず、メールやメッセージ内のリンクを不用意にクリックしないこと。

次に、常に送信元のメールアドレスや電話番号を確認し、公式のものであるかどうかを判断すること。

そして、緊急性を強調するメッセージには特に注意を払い、公式サイトやアプリから直接アクセスするように心がけることです。

また、怪しいメッセージを受け取った場合は、すぐに削除し、必要であれば楽天カードに報告して対策を講じることが重要です。

これにより、自分だけでなく他のユーザーも同様の被害から守ることができます​。

受け取った場合の対策

  1. リンクをクリックしない: メッセージ内のリンクは偽サイトへの誘導である可能性が高いため、絶対にクリックしないでください。
  2. 個人情報を入力しない: 偽サイトで個人情報を入力すると、詐欺に利用される可能性があります。
  3. 楽天カードに確認: 不審なメッセージを受け取った場合は、楽天カードの公式サイトやカスタマーサポートに直接確認してください。
  4. メッセージを削除: 不審なメッセージはすぐに削除し、再度同様のメッセージが届かないように注意してください。

まとめ

「楽天カード株式会社」を名乗るRCSメッセージは、詐欺の可能性が非常に高いです。

公式な連絡は、楽天カードの正規のドメインからのみ行われるため、身に覚えのないメッセージには十分注意し、リンクをクリックしないようにしましょう。

万が一、情報を入力してしまった場合は、速やかに楽天カードに連絡し、対策を講じることが重要です。

安心して楽天カードを利用するためにも、日頃からセキュリティ意識を高めておくことが大切です。

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FAM8

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