9月30日にマンションの18階から飛び降りて「自殺」した宝塚歌劇団・宙組のメンバーである“有愛(ありあ)きい”さんについて、1日の「週刊文春 」(文藝春秋)が衝撃的な情報を報じました。
この報道によりますと、宝塚歌劇団の理事長である木場健之(こばけんし)さんたちは、自殺を隠蔽しようとしていたということです。
事件当日に唯一の案として出されたのは、「有愛を休演者として扱い、千秋楽で退団させる」というシナリオでしたが、しかし、「タカラジェンヌが転落死し、警察が自殺と見て調査している」という報道が先に出てしまったため、隠すことはできなくなってしまったと、劇団関係者は証言しています。
隠蔽体質の組織としては、日本大学のアメリカンフットボール部の薬物汚染問題や、ジャニーズ事務所の創業者で元社長であるジャニー喜多川さんの性加害問題が注目を集めていますが、宝塚歌劇団もこれらに引けを取らない存在だと感じられます。
徹底的な調査によって、完全に真実を明らかにしてもらいたいです。
今回は、そんな渦中の木場健之さんについてその経歴などについて記したいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
Contents
宝塚歌劇団の理事長である木場健之さんとはどんな人?
宝塚歌劇団の理事長である木場健之さんが注目を集めています・・ここでは、木場健之さんの経歴について詳しく調査していきます。
木場健之さんは、東大を卒業後、1986年4月に阪急電鉄に入社しました。
2005年4月からは劇団の制作部門である月組のプロデューサーを務め、2010年からは宝塚クリエイティブアーツの営業部長も兼任しました。
2019年4月からは音楽学校の副校長に就任し、2020年4月からは理事副校長となり、同年10月には、入社後34年で劇団の理事にも就任していました。
宝塚歌劇団は、阪急電鉄の一部門であり、代々阪急電鉄関係者が理事長に就任しています。
したがって、タカラジェンヌの自殺事件は、阪急阪神ホールディングスにとっても大きな問題となっています。
✓名 前:木場健之(こば・けんし)
✓生年月日:不明
✓年 齢:60歳
✓出身大学:東京大学
第三者委員会の調査を行っているが不信感がぬぐえない!
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の有愛きいさんが急死した問題で、劇団の木場健之理事長は10月7日、若い俳優たちを中心とした劇団全体に動揺が広がっていると述べ、医師やカウンセラーによる心身のケアを強化したことを報道陣に強調しました。
この問題に関しては、ファンからは原因究明を求める声も上がっています。
女性については今年2月、特定の上級生によるいじめがあったと週刊誌が報じました。しかし、劇団側は7日の取材で、当時の内部調査で双方が事実関係を否定したことを明かしました。
ただ、「記事が出て生徒たちのメンタルがやられた」とも述べ、影響の深刻さを語りました。
女性は所属する宙組の公演が宝塚大劇場(同市)で開幕した翌日の9月30日に亡くなりました。
女性不在の公演を観劇した兵庫県西宮市の60代女性は、「新しいトップコンビが誕生し、幸せいっぱいの公演だったのに、何があったのか」とショックを受けています。
木場理事長は、「劇団は原因の究明と出演者の心のケアを十分にしてほしい」と話しました。
木場理事長は、劇団について「もともと学校で、家庭的。集団の一体感がすごく強い」と指摘しました。
果たして、どんな調査結果が公表されるのか、見守りたいと思います。
宝塚歌劇団は隠蔽体質であり、マスコミが報じない理由にも疑問
今年1月と2月、『文春』は劇団内での“いじめ疑惑”を追及しました。
記事によれば、トップスターがコンビを組むトップ娘役に対して暴言を吐いていたことや、ある団員が下級生の額にヘアアイロンでやけどを負わせていたことなどが明らかにされ、生徒関係者からは「先輩から下級生へのパワハラや暴言は当たり前」という証言が掲載されました。
当時、劇団側はこれらの疑惑を「事実無根」と断言していましたが、転落死した女性は同記事内でいじめ被害者とされています。
今月5日発売の『文春』には、彼女が所属する組のリーダーとして新人公演を仕切っていた際に、上級生からの罵倒や下級生からの突き上げに悩まされていたという証言などが掲載されています。
また、今年頭の『文春』記事に関しては、女性が自らを責めるような言動をしていたとのことですが、同誌は劇団側の姿勢を厳しく批判し、「不都合な出来事は一切公表せず、「事実無根」と繰り返して隠蔽する」と指摘しています。
10月1日配信の「文春オンライン」は、同日に行われた『第56回宝塚舞踊会』(宝塚バウホール)で、劇団理事長・木場健之氏が観客に対して「昨日の報道については哀悼の意を表します。しかしながら、現時点では詳細は公表しません。舞踊会は自己研鑽の場なので予定通り開催することをご理解ください」などとコメントしていたと伝えている。
その後、宙組と花組の一部公演が中止となったことがホームページ上で発表されました。
しかし、10月5日になると花組の公演が再開されることがアナウンスされましたが、亡くなった女性に関する説明はされていませんでした。
それにも関わらず、『文春』が以前から報じていたいじめの疑惑と結びつけるネットユーザーは多く、『宝塚の対応は問題ではないのか? ジャニーズよりも悪質だ』『今はジャニーズに注目が集まっているが、宝塚は何事もなかったかのように運営を続けるならば事件ですよ』といった書き込みが散見されます。
ジャニーズ事務所は現在、創設者であるジャニー喜多川氏(2019年に亡くなる)の性的虐待問題に揺れています。
以前から一部のメディアで報じられていたが、今年3月、BBCがドキュメンタリー番組『Predator: The Secret Scandal of J-Pop』で徹底的に追及したことにより、ようやく「文春」以外の大手メディアでも取り上げられるようになりました。
ネット上では、ジャニー氏の性的虐待問題が長らく注目されなかったことや、宝塚も閉鎖的で隠蔽体質だという問題が議論されています。
同時に、「宝塚の件はテレビであまり報道されていないよね?」「マスコミやスポンサーは何をしているの?ジャニーズの問題から何も学んでいないのか」といった、女性の死やいじめ問題を扱わない大手メディアへの疑問も寄せられています。
このような悪しき伝統を放置した木場理事長の責任はかなり大きいと言えます。
宝塚歌劇団にも「次は宝塚が注目されるのか」という声があります。
亡くなった女性に対するいじめは本当になかったのか、また、劇団内でハラスメントが横行しているのか、しっかりと調査してほしいと思います。
<関連する動画>
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@manabu_0176宝塚歌劇団・木場健之理事長、宙組・有愛きいさん「自殺」を隠蔽しようとしていた the-audience-news.com/archives/13013
なつうま🐎໒꒱٭❀*٭❀.✿.❀*٭❀*
@kd6t37h宝塚歌劇団・木場健之理事長、宙組・有愛きいさん「自殺」を隠蔽しようとしていた | The Audience the-audience-news.com/archives/13013