松本人志さんの性加害疑惑が「週刊文春」から第1弾、第2段と出て、文春砲第3弾では、完全に引退に追い込まれるのではないかと噂が広まっているようです。
現在、文春砲第2弾に加えて、被害を受けたA子さんやB子さんに加えて3人の証言が出ており、さらにこの先、第3弾では新たな証言が追加され、松本人志さんや吉本興業が言い逃れができなくなる可能性があります。
この記事では、松本人志さんが文春砲第3弾で完全に追い込まれていく状況や可能性についてお伝えします。
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松本人志さんは文春砲第3弾で追い込まれるか?
昨年、ジャニーズ事務所の創設者である故ジャニー喜多川氏の連続性加害事件により、旧ジャニーズ事務所が解散しました。
この問題は、英国放送協会(BBC)のドキュメンタリー番組での告発がきっかけでしたが、実際の始まりは週刊文春の報道にさかのぼります。
文春砲は、松本さんに関する問題についても、第2弾や第3弾の報道を予定しているようです。
徹底的な取材によって裏付けも取られ、関係者はかなりの自信を持っているようです。
もちろん裁判が起こる可能性も考慮されているでしょうから、名誉毀損が認められたとしても、松本さんが完全に無実と認定されるのは難しいかもしれません。
実際、ジャニー氏の性的加害について振り返ると、週刊文春が旧ジャニーズから名誉毀損で訴えられた裁判で、地裁は文春の敗訴判決を下しましたが、高裁では性的加害行為の真実性が認められました。
最高裁がジャニー氏らの上告を棄却したため、この高裁判決が確定となりました。
「松本さんは相手から事後に“お礼”のLINEがあったと一部で報じられているように、性行為の同意があったと主張する方針かもしれません。ですが、その時はそう返信せざるを得なかったと女性側が主張したら不同意性交にあたる可能性がある。昨年、強制性交等罪から不同意性交等罪に改正されたこともあり、性犯罪の罰則は厳しくなっています」(法曹関係者)
日刊ゲンダイDIGITAL2024/1/9『松本人志は「活動休止→そのまま引退」も…厳しいスポンサー離れと“潔白証明”のハードル』
週刊文春の調査力は、過去のスクープを見ても、一次情報と二次情報の両方を元に確実な証拠を掲載し、最後に重要な情報を明らかにする手法を取っています。
松本人志さんは、法的措置を取ると主張し、裁判を起こす意向も示していますが、ワイドナショーへの出演を見送り、女性を上納したとされる後輩芸人たむけんは、高級ホテルでの飲み会を認めるコメントも出しています。
一方で、松本人志さんに女性を上納したとされる女衒芸人たちや、東京担当のスピードワゴン小沢一敬や福岡担当のパンクブーブー黒瀬純は、今もなお否定し、具体的なコメントを避けています。
松本人志さんの発言は、事実無根としていましたが、辻褄が合わない状態にあります。
もしも、週刊文春の続報でA子さんやB子さんに対する衝撃的な発言が本当であれば、彼の立場は完全に終わってしまうでしょう。
松本人志の映像や音声の証拠を文春は持っている?
デマではないかという声も一部で挙がっていますが、文春は松本人志さんの性加害疑惑に関する証拠を持っているのでしょうか。
2023年12月22日、文春の記者が大阪に向かい、松本人志さんに直撃取材を行っています。
その際、松本人志さんは、しつこく証拠を要求している様子です。
松本さん:「いやもう、だって、そっちも証拠を見せないで、聞かれたってわかんないじゃないですか!証拠見せてよ。わかんない!記憶ないって言ってんじゃん!」
「週刊文春」2023/12/26『《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜「俺の子ども産めや!」』
文春記者:__記憶がないだけですか?
松本さん:「うん、だから証拠みせてよ!」
文春記者:「ここでは証拠を出せない」
第3弾の文春砲で注目されているのは、映像や音声の流出です。
特に性行為に関連するものが流出した場合、決定的な証拠となります。
松本人志さんが活動休止を宣言した際、文春は「一連の報道には十分な自信があり、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くした上で報じてまいります」とコメントしています。
また、文春砲の第2弾では、2015年や2016年だけでなく2019年にも大阪で高級ホテルで飲み会が開かれていたと報じられています。
被害女性も2人から5人に増え、今後10人や20人に増える可能性もあります。
その中で、実際に松本さんから性被害を受けたという女性が現れ、音声や映像が残っていた場合、裁判どころではないでしょう。
橋下徹氏が春側の〝勝ち筋〟を予想!
大阪府知事を務めた経験のある弁護士の橋下徹氏が10日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新しました。
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志に関する週刊文春の一連の疑惑を報じた記事について、その戦略を予想しました。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が10日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志の一連の疑惑を報じた週刊文春側の〝戦略〟を予想した。・・・
東スポWEB 2024/1/10『橋下徹氏 松本人志の疑惑報じた文春側の〝戦略〟予想「『性加害を訴える』被害者の存在を争点に」』
文春側は「性加害の有無を争点にしない」とつづり「『性加害を訴える』被害者の存在を争点にするだろう」と推察した。・・・
「『性加害を訴える』被害者の存在を摘示事実として立証対象とすると、性加害があったかどうかの真実は横に置き、現にそれを訴える被害者は存在しているので文春側に極めて有利になる」と文春側の〝勝ち筋〟を予想した。
まとめ
ジャニーズの一件についても、特定の証拠がないとされていました。
今回の松本人志さんの性加害疑惑においても、多くの人が被害を訴えており、その被害が認識されていますが、一方で、明確な証拠は、いまだ出されていません。
ジャニーズの件も同様ですしたが、加害者側も被害を認めたという事実があります。
裁判での証拠が重要であり、明確な客観的証拠がない場合は難しいとされますが、被害を受けたと主張する人が複数いる場合、その主張が真実である可能性が高まります。
この先、LINEやメッセージのやり取り以上に客観的な証拠があれば、裁判で認められる可能性が出てきます。
過去の文春のスクープを見ても、情報は少しずつ出され、決定的な証拠は第3弾や第4弾で公開されることが多いようです。
もしも、映像や音声、被害女性のリアルな証言などが明るみに出れば、松本人志さんは完全に窮地に立たされる可能性もあります。
松本人志さんのファンではありませんが、ワイドナショーへの出演中止や事実無根という発言の意味などを考えると、真実は一体何なのか疑問に思えてきます。