お笑いコンビのダウンタウン・松本人志さんは、「週刊文春」による女性への性的行為強要報道に関する法廷闘争を理由に活動休止を宣言しました。
予定されていたフジテレビ系列の「ワイドナショー」への出演が取りやめになるなど、窮地に立たされています。
さらに、出演番組のスポンサーも距離を置き始めています。
フジテレビが松本人志に激怒か!
14日の『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)に予定されていたダウンタウン・松本人志さんの出演が急遽取り止めとなったことが10日に発表されました。
この件について様々な情報が飛び交っており、週刊誌『女性自身』によると、松本さんの身勝手な言動に対してフジテレビから怒りの声が上がっていると報じられています。
フジテレビが公式に発表するよりも先に松本さんがXで出演を予告したため、フジテレビ側にとっては“寝耳に水”のことでした。松本さんは23年3月に『ワイドナショー』を卒業しているだけに、今回の行動には“番組を私物化しているのでは”と怒りを覚えるフジテレビ関係者もいました。
松本さんに関する今回の報道はあくまで疑惑の段階です。しかし、フジテレビとしてはかつてレギュラー出演していた『ワイドナショー』だとしても、被害を訴える人がいる以上は松本さんの主張だけを放送するわけにはいかないという放送局としての報道姿勢を示し、松本さんの出演を見送る判断に至ったようです
2024/01/11女性自身『「番組を私物化」松本人志『ワイドナショー』出演取りやめにあったフジテレビ側の怒り』
先月27日に『週刊文春』が2人の女性に対する性加害疑惑を報じたことを受けて、所属事務所『吉本興業』は事実無根と否定し、松本さん自身も報道には触れずに、「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~」とコメントしていました。
番組出演にも影響がある状況で、吉本興業は8日に松本人志さんの芸能活動休止を発表しました。
「松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。」
そして、松本人志さんはXで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」と、昨年3月に降板したワイドナショーへの出演を宣言しました。
ワイドナショーへの出演については、多くの批判があります。
例えば、「公共の放送を私的なものにする」「一方的な意見を伝えることは公平性を欠く」といった声が挙がっています。
また、同番組で共演していたロンドンブーツ1号2号の田村淳さんもテレビでコメントすることに釈然としない意をXに投稿していました。
こうした批判を受けてか松本人志さんは、9日に再びXを更新し、「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ。」と、ワイドナショー出演の意気込みがトーンダウンしていました。
フジテレビ側は9日の昼過ぎに、松本人志さんの番組出演について「未定」と回答し、吉本興業も「出演はまだ決定していません」と回答していました。
しかし、その後、松本人志さんがワイドナショーに顔見せ程度で出演することが発表されたため、フジテレビに再度取材したところ、「14日のワイドナショーに出演します」と回答があったのだそうです。
一方、吉本興業は、番組出演について把握していないとし、「テレビ局で出演すると言われているなら、そうなのではないですか」と答えていました。
しかし、10日になって松本人志さんの番組出演が取り止めとなったことが発表されました。
「フジテレビが公式に発表するよりも先に松本さんがXで出演を予告したため、フジテレビ側にとっては“寝耳に水”のことでした。松本さんは23年3月に『ワイドナショー』を卒業しているだけに、今回の行動には“番組を私物化しているのでは”と怒りを覚えるフジテレビ関係者もいました。
松本さんに関する今回の報道はあくまで疑惑の段階です。しかし、フジテレビとしてはかつてレギュラー出演していた『ワイドナショー』だとしても、被害を訴える人がいる以上は松本さんの主張だけを放送するわけにはいかないという放送局としての報道姿勢を示し、松本さんの出演を見送る判断に至ったようです」
2024/01/11女性自身『「番組を私物化」松本人志『ワイドナショー』出演取りやめにあったフジテレビ側の怒り』
性加害報道でスポンサー離れも加速!
2023年12月27日に週刊文春が、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんらによる一般女性への性加害疑惑を報道じたことを受け、松本さんが出演するテレビ番組やCMのスポンサーが相次いで離れている現状があります。
松本さんが出演する番組のスポンサー離れは、報道直後から始まった。2024年1月3日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)では、番組前半の提供欄に2社しか名前がなく、後半と合わせても6社という少なさでした。
通常なら、10社以上がスポンサーに名を連ねていたため、大きな変化がみられるのです。
また、松本さんが出演するCMのスポンサー離れも加速しています。
2024年1月8日には、松本さんが出演するアコムやサントリーの番組内での社名表示(提供クレジット)の放送が中止され、さらに、1月10日には、松本さんが出演するアサヒビールのCMが打ち切りとなりました。
スポンサーが離れる理由としては、性加害疑惑が企業イメージに悪影響を及ぼす可能性があるためとみられ、企業は、消費者から信頼を得て、商品やサービスを販売することが重要であり、性加害疑惑が報道された場合、企業は消費者から不信感を抱かれ、商品やサービスの売り上げが落ち込む可能性があるからです。
また、スポンサーが離れることで、番組やCMの収益が減少・・番組やCMの収益は、出演者のギャランティや制作費に充てられるため、スポンサー離れは出演者の収入や番組の制作にも影響を与えることになります。
松本さんの性加害疑惑は、まだ裁判に発展しておらず、真相は明らかになってはいないのですが、スポンサー離れが加速していることで、松本さんの今後の活動に大きな影響を与えることは必至です。
スポンサー離れを防ぐためには、松本さんが疑惑に対して真摯に対応し、信頼回復に努めることが重要であり、また、企業側も、性加害疑惑などの社会的問題を重視し、適切な対応を取ることが求められるでしょう。
まとめ
松本人志さんの性加害疑惑を受け、松本人志氏が出演する番組やCMのスポンサーが相次いで離れています。
スポンサー離れが加速していることで、松本人志さんの今後の活動にも大きな影響を与えることが予想されますから、スポンサー離れを防ぐためには、松本人志さんが疑惑に対して真摯に対応し、信頼回復に努めることが重要です。
また、企業側も、性加害疑惑などの社会的問題を重視し、適切な対応を取ることが求められます。