2024年5月15日(日本時間16日)、大谷翔平選手がジャイアンツとの試合で二度の不運な見逃し三振に倒れ、話題を呼びました。
判定を下したのは、MLBで広く知られる球審ハンター・ウェンデルステット氏。
この判定に対し、大谷選手は珍しく不満を露わにし、ファンやメディアの注目を集めました。
本記事では、ウェンデルステット球審の経歴や過去のトラブル、大谷選手との対決の詳細について掘り下げ、その判定に対する評価を紹介します。
Contents
大谷翔平、2度の不運な判定に憤慨!
5月15日(日本時間16日)、ドジャース対ジャイアンツの一戦で大谷翔平選手が2度の不運な見逃し三振判定に怒りをあらわにしました。
3回表無死の第2打席では、外角低めの際どい球をストライクと判定され、1-2のカウントになりました。
さらに真ん中低めのスイーパーを見逃しても、ストライクと叩かれ見逃し三振となり、大谷選手は、右手を上げ「Why?」とポーズをとって不満をあらわにしました。
第4打席でも同様に、外角高めの直球を見送ったにもかかわらずストライクと判定され、大谷選手は、再び右手を上げて首をひねりました。
ベンチに引き揚げる大谷選手に対し、この試合の球審ハンター・ウェンデルステット氏が強い口調で何か言葉を発していたそうです。
球審ウェンデルステットの過去の"冤罪退場"騒動
この試合を裁いたウェンデルステット球審は、4月22日のヤンキース対アスレチックスの試合でも物議を醸しています。
試合開始2分で、ベンチ上の観客のヤジをヤンキースの選手が発したと勘違いし、ヤンキースのアーロン・ブーン監督に「誰が言ったか関係ない。退場だ!」と退場を命じたのです。
試合後、ウェンデルステット氏は・・・
「ブーンはヤンキースの監督だから、ダグアウトで起きたことの責任を取るべき。選手を退場にはさせたくなかった。彼らは試合に出なければならない。ファンはそれを見るためにお金を払っている。だからダグアウトまで行って誰が言ったか探ろうとする代わりに、彼を退場にした」
と開き直る始末でした。
まさに"冤罪退場"と呼ぶにふさわしい出来事でした。
球審ウェンデルステットとはどんな人物か?
一体ウェンデルステット氏はどのような経歴の持ち主なのでしょうか。2022年に38歳の若さでメジャー球審に抜擢されました。
球審ハンター・ウェンデルステットは、物議を醸す判定や対応で知られる人物です。
2022年には、ファンのヤジをヤンキースの選手が発したと勘違いし、無実のアーロン・ブーン監督に退場処分を言い渡しました。試合後は「監督は責任を取るべき」と開き直る始末でした。
2019年にはデトロイト・タイガースのガーデンハイア監督に通算79度目の退場処分を科しており、14年近く前にも同監督を退場させています。
2022年シーズンでは最多の25試合で監督に抗議を受けるなど、物議を醸す判定が目立ちました。
ウェンデルステットの父ハリーは、日本の審判員の留学先でもある「ハリー・ウェンデルステッド審判学校」の校長を務めていました。
この試合でも、中継映像のストライクゾーンの枠から外れたボールが次々とストライクと判定されるシーンが目立ちました。
球審の誤審が野球の品位を傷つけかねません。
MLBは球審の質を上げる対策を早急に講じる必要があるでしょう。
- 球審ハンター・ウェンデルステットのプロフィールは以下の通りです。
- 父親はハリー・ウェンデルステッド元メジャー審判員で、ハリー・ウェンデルステッド審判学校の校長を務めていた
- 2022年シーズンでは最多の25試合で監督に抗議を受けるなど、物議を醸す判定が目立った
- 2019年にはデトロイト・タイガースのガーデンハイア監督に通算79度目の退場処分を科している
- 14年近く前にも同じガーデンハイア監督を退場させている
- 2022年4月のヤンキース対アスレチックスの試合で、ファンのヤジをヤンキースの選手が発したと勘違いし、無実のアーロン・ブーン監督に退場処分を言い渡した
- 試合後は「監督は責任を取るべき」と開き直る発言をした
大谷翔平の冷静な対応が評価される!
一方で、大谷翔平選手の対応は、冷静さを失わず、ベンチで抗議することもありませんでした。
SNS上では「大谷の対応は賢明だった」「球審に抗議しても無駄」など、大谷選手の落ち着いた行動が評価されています。
確かに球審への過剰な抗議は退場処分を受けるリスクがあります。
大谷選手は。そうした事態を避け、次の打席に集中する賢明さを見せたのです。
しかし、球審の誤りを指摘し、改善を求める声を上げることは大切です。
大谷の冷静な対応と、球審への問題提起が両立することを願っています。
まとめ
ハンター・ウェンデルステット球審は、その厳格な判定で知られています。
大谷翔平選手との対決においても、その判定が試合に大きな影響を与えました。
過去にはアーロン・ブーン監督との「冤罪退場」事件など、彼の判定が議論を呼ぶこともありましたが、その厳格さは試合の公正さを保つために重要な要素です。
ウェンデルステット球審の判定に対する評価はさまざまですが、彼の存在はMLBの試合において欠かせないものです。
今回の出来事を通じて、彼の名前はさらに広く知られることとなるでしょう。
このブログ記事が大谷翔平選手やハンター・ウェンデルステット球審に興味を持つ読者にとって、興味深い内容となり、アクセスが集まることを願っています。