【劇場アニメ『ルックバック』】声優初挑戦の河合優実の役どころは？あらすじは？

2021年7月に『少年ジャンプ＋』で公開され、話題となった読み切り作品『ルックバック』が劇場アニメ化されることが発表されました。

2024年6月28日から日本全国の映画館で公開されます。

『ルックバック』は、藤本タツキさんによって制作された全143ページからなる長編読み切り作品です。

物語は、小学4年生の藤野と、同校に在籍する不登校の京本、そして漫画を描く女子2人の人生が描かれています。

そして、この『ルックバック』劇場アニメに、河合優実さんが声優初挑戦します。

今回は、そんな声優初挑戦の河合優実さんの劇場アニメ『ルックバック』の役どころやあらすじについて簡単にまとめます。

『ルックバック』のあらすじは？

見下していた京本に負けまいと努力する藤野だったが・・

小学4年生の藤野は、学年新聞で4コマ漫画を毎週連載し、同級生や家族から絶賛されていました。

ある日、教師から、京本の漫画を掲載したいため、藤野の連載している1枠を譲って欲しいと告げられます。

藤野は、不登校児である京本を見下していましたが、京本の画力は高く、掲載された京本の漫画は、周囲の児童からも称賛される一方で、藤野の絵は、普通だという反応をされます。

藤野は、屈辱を感じながらも絵の本格的な練習を始めますが、友人や家族との関係にも葛藤を生じながらも努力を重ねていきます。

しかし、その努力の果てにも京本の画力には及ばず、3年生から続けてきた連載を6年生の途中で辞めることになり、とうとうペンを折ることになります。

藤野は京本と共に「藤野キョウ」として・・

小学校を卒業する日に、藤野は、教師から不登校だった京本に卒業証書を届けるよう頼まれました。

その日、初めて対面した京本から藤野のファンだと告げられます。

再び漫画を描き始めた藤野は、京本に漫画のネームを読んでもらい、やがて2人は藤野キョウというペンネームで漫画賞の受賞を目指して漫画を創作し始めます。

13歳で応募した作品が準入選となり、17歳までに7本の読み切りを掲載しました。

高校卒業後、京本は、山形市にある美術大学へ進学し、藤野は、漫画雑誌での連載を開始してプロの漫画家になりました。

ここで2人のコンビは解消となります。

一人になった藤野は、順調に連載を続け、既刊11巻でアニメ化するまでになりました。

そして、あるニュースが飛び込んできます。

思いがけない展開と結末へ・・

2016年1月10日、美術大学に精神的に不安定となった不審者が侵入し、12人の学生を殺害しました。

その最初の犠牲者は京本でした。

藤野は、京本の死の原因が、外の世界に彼女を導いた自分自身によるものではないかと苦悩しています。

この事件をきっかけに、物語は2つに分かれます。

1つは「京本が死亡した本来の世界」であり、もう1つは「小学生時代に漫画をやめた藤野が、藤野と出会わずに不登校を脱して美術大学へ進学した京本を犯人から救い出し、また漫画を描き始めるという、存在したかもしれない世界」です。

再会を果たした2人の姿が描かれた後、視点は元の世界の藤野に戻り、彼女が漫画を描いている後ろ姿を映して物語は終わります。

藤野役に抜擢されたのが声優初挑戦の河合優実！

本作で、藤野役に選ばれたのは、『不適切にもほどがある！』で注目を集め、『あんのこと』や『四月になれば彼女は』などの出演作も控え、今最も注目されている俳優の河合優実さんです。

そして、京本役をオーディションで勝ち取ったのは、ドラマ『今際の国のアリス』や『ドラゴン桜』などの話題作に出演し、映画『あつい胸さわぎ』や『カムイのうた』では主演を務めた吉田美月喜さんです。

声優初挑戦とは思えないふたりの声が映画『ルックバック』の藤野と京本に生命を吹き込みます。

最後に・・

『ルックバック』は、2021年7月19日から日本時間で『少年ジャンプ+』で配信され、30分でTwitter上のトレンド2位に上昇しました。

午前10時過ぎにはトレンド1位となり、関連するワードもトレンドを独占しました。

閲覧数は一晩で120万を超え、24時間で250万を突破し、2日弱で400万に到達する驚異的な環寸を呼びました。さらに、2021年7月30日には既に閲覧数が500万を超えています。

そして、同年9月3日には単行本化されました。

これが河合優実さん主演でアニメ化されるなんてとっても楽しみですね。