『セクシー田中さん』と同じく日テレ系の作品で、プロデューサーを三上絵里子さんが担当する情報もあり、『セクシー田中さん』をきっかけとした原作改変問題は、テレビ局、出版社、脚本家、プロデューサーの関係において大きな問題があることが広く知られるようになりました。
その中で、同じテレビ局で未だ最終回を迎えていない小学館の『たーたん』がドラマ化されることや、同じプロデューサーが起用されることについて注目が集まっています。
日本テレビは、『たーたん』の実写ドラマ化を2月15日に発表予定だったものの、『セクシー田中さん』を巡る騒動を受けて小学館と協議の末に「一旦見送ることになった」としています。
したがって、キャストの発表もされていません。
しかし、漫画『たーたん』作品は非常に面白くて素晴らしいものです。
『たーたん』のドラマ化を楽しみにしていた方にとっては、とても残念なニュースですが、予定されていたキャストは、一体誰だったのでしょう。
小学館漫画『たーたん』実写ドラマ化キャストは誰?
『たーたん』がドラマ化されることが文春で報道され、主演はムロツヨシさんであると報じられました。
物語の主人公は上田敦で、彼は冴えない童貞男性として描かれています。
15年前、彼の友人が殺人を犯し刑務所に入った際、その友人から赤ん坊を預かります。
敦は、預かった赤ん坊・鈴を実の娘のように育て、鈴は父の出生を知らないまま「たーたん」と呼ぶワケあり父娘の成長を描いた作品です。
この主人公・上田敦を演じるのがムロツヨシさんです。
報道によると、『たーたん』ドラマ化キャストは先週(2月10日前後)に発表される予定でしたが、『諸般の事情を鑑みて』延期になったそうです。
そして、2月21日に状況が急変し、制作スタッフが集められ、急遽「制作中止」が伝えられました。
その他の配役も内定していました。
鈴役は、現在16歳で『Seventeen』専属モデルの月島琉衣さん。
鈴の実の父親である葛木征司役は、ディーン・フジオカさん。
主人公の上田と同じ宅配業者で働くサバサバ系女子の妹尾は、吉岡里帆さん・・・『たーたん』制作中止を受けて、出演予定だった吉岡里帆さんは、インスタグラムを更新。
〈4月期ドラマ“たーたん”制作中止が発表されました。大事な決定だと思います。〉〈今年に入って考えること沢山あります。改革の時なんだなきっと。兎に角目の前の仕事を一生懸命に… 環境に感謝して、人に物事に誠実に。〉とコメントしました。
そして、同僚でモテ系女子の片岡役は、吉川愛さん。
鈴の同級生である吉川の母親役は、野呂佳代さんです
ドラマ『たーたん』延期で三上絵里子プロデューサーはどうなる?
『たーたん』のドラマ化を手がけるプロデューサーは、三上絵里子さんであり、2月9日の週刊女性PRIMEで報じられました。
彼女は、現在放送中の日本テレビ系ドラマ「厨房のアリス」と「先生、さようなら」のプロデューサーも務めており、日本映画テレビプロデューサー協会の理事も務めています。
三上絵里子さんは日本テレビの社員プロデューサーであり、多くの人々が日本テレビが「セクシー田中さん」の原作改変についてコメントするべきだと主張していますが、2024年2月16日現在、まだコメントは出ていません。
ただ、日本テレビは、『セクシー田中さん』原作者の急死で、世間の批判が多いことにやっと重い腰を上げ、社内特別調査チームを設置を2月15日になってやっと発表しました。
2024年2月16日現在、ドラマ「たーたん」の延期や打ち切りはまだ決まっていません。
もしドラマが続くなら、近いうちに公式HPに三上プロデューサーの名前が掲載される見通しですがどうなるのでしょうか?
おそらく撮影は進行中であり、今からキャストを変更するのは難しいでしょうから、この状況で日テレが取るべき行動は、ドラマの延期と日テレや三上絵里子さんからの公式なコメントを出すこと以外に選択肢はありません。
セクシー田中さんの件に関して、プロデューサーや日テレは早急に対応すべきだという認識が広まっているので、早めの対応が望まれます。
それからにならないと、キャストの詳細は発表できないでしょう。
このままお蔵入りの作品にしないことを望みます。