2024年1月から放送が始まった注目のドラマ「となりのナースエイド」は、ナースエイド(看護助手)の桜庭澪が外科医の竜崎大河と過去の事件の真相に迫る医療ミステリードラマです。
そして、川栄李奈が主演するドラマ「となりのナースエイド」の最終話が3月13日に放送され、謎を残したまま物語が終わりました。
最終回では、大河(高杉真宙)がナースエイドに医療行為をさせた責任を取り、病院を去ることになりました。一方、澪(川栄李奈)は外科医とナースエイドの両方をやることを決意しました。
物語が綺麗にまとまりそうなところで、最後の最後で唯(成海璃子)が亡くなる直前の彼女と火神教授(古田新太)のやり取りが描かれます。
ラストで不穏な雰囲気が漂い始めました・・・一体、あのラストシーンはどういう意味だったのでしょうか?
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最終回の唯の言葉「もしかして火神細胞がシムネス…」の意味は?
「もしかして火神細胞がシムネス・・・」
「となりのナースエイド」最終回の最後は、海外で再び除去後に増大するシムネスに遭遇した大河とオームスのオペレーターとして研究に関わる澪の姿が描かれました。
そして、唯が火神教授に「教えてください、なぜ父は火神細胞を公表しなかったんですか。もしかして、火神細胞がシムネス…」と言うシーンが映し出されており、多くの謎が残るラストになっていました。
唯が火神教授にそう語ったところで、物語は終わります。
最終回でこんな意味深なシーンがあるとは予想外でした。
どういう意味なのでしょうか。
火神細胞がシムネスを悪化させたか、もしかしたら、火神細胞そのものがシムネスの原因だったということでしょう。
多くの謎が残る結末、謎を解決せずに終わったラストは、続編を期待しても良いという意味でしょうか・・・続編フラグともとれます!
「となりのナースエイド」原作の最終回結末は?
実は原作小説「となりのナースエイド」は、結末が不明瞭なままで終わっています。
原作小説の結末には、火神教授の真実が明らかにされていないことやオームスの完成と奇病シムネスの解明の行方、そして、竜崎と澪の関係性の行方でなどは描かれていません。
原作では、唯と火神教授だけが知っている本当の真実が明らかにされずに終わっているので、奇病シムネスの研究は未解明のまま終わっています。
十年前に突然現れたシムネス(=全身性多発性悪性新生物症候群)は、全身にガンが同時多発する病気であり、5年後の生存率は0%という治療法のない病気です。
姉の唯もシムネスにかかっており、秘密を抱える火神教授も発症しています。
シムネスは、突然世の中に現れたということから、人工的に作られたウィルスの可能性が高いでしょう。
その黒幕は、火神教授が火神細胞を作る段階で、誤ってシムネスウィルスを生み出してしまった可能性が高いと推測されます。
そしてその事実は亡くなった澪の姉・唯が唯一知っているのではないでしょうか。
原作者である知念実希人が続編を匂わす!
最終回の放送を受けて、『となりのナースエイド』の原作者である知念実希人さんは、Xに投稿しました。
「というわけで、私、原作者はとりあえず、続編の小説を書きます!」「川栄李奈さん演じる澪と、高杉真宙さん演じる大河にいつか再会できますように」「ご期待ください!」
・・と伝えていますので、続編が期待できそうです。
唯が辿り着いていた火神細胞とシムネスの真実についてはその続編で明らかになるでしょう。
その先には、きっとドラマとしても、澪と大河のイチャイチャの続きもそうですが、前向きで愚かなナースエイドとして患者に笑顔で寄り添う澪にまた会いたいです。