【宝塚は竜宮城】七海ひろきが語る時代から取り残された竜宮城歌劇団!
(出典 domani.shogakukan.co.jp)

宙組と星組に所属したアーティストの七海ひろきは、12月9日にYouTubeチャンネルで動画を公開し、自分の気持ちを素直に話しました。

七海ひろきさんは、2003年に宝塚歌劇団の89期生として入団し、宙組と星組で男役スターとして活躍しました。

そして、2019年3月24日に宝塚歌劇団を退団し、アンドステア所属となり、俳優・声優・歌手・ラジオパーソナリティとして活動しています。

今回は、現在の宝塚について、自分の思いを語った七海ひろきさんについてまとめてみましょう。

今の時代から取り残された「竜宮城歌劇団」!

今の私の思い – YouTube


(出典 Youtube)

 

七海ひろきさんは、劇団内の環境を「宝塚は浮世離れしていて、時代の変化についていくのが難しい場所です。例えるなら宝塚は華やかな竜宮城で、そこは外の世界から孤立していて、外からの情報が全く届きません。そこにいると浦島太郎のようになります」と語っています。

七海ひろきさん自身の在団当時の規律についても以下のように語っています。

「群舞やコーラスを70人全員が完璧にそろえるのは一朝一夕にはできないし、大人数がステージの上で事故なく素早く移動するためには普段から厳しい規律が必要なのだと教わってきました。舞台でとっさの判断が必要な時に意見が割れないよう普段から上級生の意見は絶対で、何かミスが起きても息をするように瞬時に上級生の動きに合わせる。そして、みんな1日中、365日芸事と向き合って過ごします」

YouTube12/9『「今の私の思い』

 

(出典 www.asahicom.jp)

 

宝塚らしい舞台を作るために必要なものを理解していたし、芸事には一定の厳しさが必要だと認めながらも、

「でも、外の世界ではすごい速度で時が進んでいき、いろいろな価値観や考え方が変わっていて個人を尊重する時代になりました。私は退団した時に本当に浦島太郎のような気持ちで、世の中の代わりように驚きました。今の若い世代の方たちはネットで情報が何でも手に入るし地頭もいいし知識も豊富で、しかもちゃんと自分の意見があってそれを表明できる人が多い印象です。きっと宝塚の若い世代も同じだと思うので、つまり古いって気づいている人たちです。そんな彼女たちと長年在籍している人たちとでは、全く別次元の価値観だと思うんです」

YouTube12/9『「今の私の思い』

 

と、古い価値観とは異なる新しい時代に進み、個人を尊重する時代、若い世代は情報にアクセスし、自分の意見を持ち表明できる時代に進化してきていることを強調しました。

(出典 www.homedrama-ch.com)

 

七海ひろきさんは、「109年にわたる歴史の中で時代に合わせて変化できなかったことが、今回のような悲しい出来事を引き起こし、とても心苦しい」と心情を述べました。

また、歌劇団に向けては、「宝塚が続いていくためにも、これからの生徒さんの未来のためにも、劇団が真剣に改革に取り組んでくれることを心から願っています」と述べ、ファンに対しては「全ての人が納得することは難しいかもしれませんが、宝塚を諦めずに未来を見守ってほしいです」と伝えました。

 

 

七海ひろきさんについてのまとめ

七海ひろきさんは、小学6年生の頃に、テレビで放送されていた月組公演「風と共に去りぬ」を偶然見て、主演の天海祐希さんに魅了され、その後、出演作品のビデオを集めて繰り返し観るようになり、「ME AND MY GIRL」を初めて観劇し、宝塚歌劇団への入団を目指すようになりました。

(出典 i.ytimg.com)

 

2001年に高校2年生だった時に宝塚音楽学校に2度目の受験で合格し、入学後、2003年に89期生として宝塚歌劇団に入団しました。

入団時の成績は49人中の39番でした。

同期には、元星組トップ娘役の夢咲ねねさん・元月組2番手スターの美弥るりかさん・花組トップスターの明日海りおさん・雪組トップスターの望海風斗さんなどがいます。

2019年3月24日の退団公演まで宙組と星組にて、50作品近くの作品に出演しています。

初舞台は2003年4~5月の月組公演「花の宝塚風土記/シニョールドン・ファン」で、その後宙組に配属されました。

また、「新人公演主演」「バウホール公演W主演」「ヒロインのスカーレット」「バウホール公演単独主演」なども務め上げました。

(出典 pbs.twimg.com)

 

2019年3月24日の「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS」の東京公演千秋楽をもって、16年間在籍した宝塚歌劇団を退団しました。

現在はアンドステア所属で、2019年8月からキングレコードから歌手としてメジャーデビューし、さらに2019年10月からTOKYOFMで「七つの海への大航海」というラジオ冠番組がスタートしています。

2020年6月の大人気舞台「刀剣乱舞」に細川ガラシャ役で出演、七海ひろきさんにとって宝塚歌劇団退団後、舞台で女性を演じるのは初めてでした。

そして、舞台俳優としても10作品以上に出演を果たしています。

<七海 ひろきさんのプロフィール>
  • 名  前:七海 ひろき(ななみ ひろき)
  • 本  名:海津 久美子(かいづ くみこ)
  • 愛  称:カイ
  • 生年月日:1984年1月16日
  • 年  齢:39歳(2023年時点)
  • 出身地 :茨城県水戸市
  • 血液型 :O型
  • 身  長:173.5cm
  • 趣  味:読書・アニメ鑑賞・高校野球観戦
  • 特  技:水泳
  • 職  業:アーティスト
  • 所属事務:アンドステア
(出典 ciao.shogakukan.co.jp)

 

七海ひろき「とーくるーむ 」#2 〜一緒にカウントダウン!2019【LINELIVEアーカイブ】 – YouTube


(出典 Youtube)

 

 

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