1月31日、『文春砲14弾』「《宝塚宙組パワハラ調査》組長とトップが吐いた噓」週刊文春電子版に出ました。
先週、1月24日に有愛きいさん(享年25)の遺族代理人と劇団代理人が話し合いを行ったことが、宝塚歌劇団ウェブサイトでも報告されています。
実は1月22日に、村上理事長、組長の松風輝(あきら)さん、宙組トップスターの芹香斗亜(せりかとあ)さんが宝塚大劇場7階応接室で夜10時頃まで話し合いを行っていたとのことです。
1月24日、宙組の有愛きいさんの遺族と劇団側は3回目の面談を行い、その夜、劇団側が従来否定していたパワハラを認め、遺族側に謝罪する意向を固めたと、共同通信が報じました。
それでは、いよいよ有愛きいさんへいじめ、パワハラをしたとされる上級生たちの謝罪はあるのでしょうか?
村上理事長・芹香斗亜・松風輝の会談
宝塚大劇場7階応接室での密談の内容の詳細は不明ですが、ある知人によれば、松風さんは何かについて長時間話し合った後、表情が重かったようです。
これまでに劇団側は松風さんに対して謝罪を求めていましたが、松風さんはこれに応じていませんでした。
「集団叱責の輪に加わっていた生徒、それを見て見ぬふりをした生徒のほぼ全員が『謝罪したい』と言っている。ただ、芹香と松風の二人だけが頑なにパワハラを認めず嘘を吐き続けてきたのです」(宙組関係者)
松風さんと芹香さんが謝罪すれば、彼女らの将来が危ぶまれる可能性があります。
劇団は、二人に謝罪させて、自発的に団を去るよう仕向けたいと考えているようです。
一方で、角和夫会長に関しては、阪急阪神ホールディングスの内部関係者によると、「会長が謝罪する見込みで、現在も交渉が行われており、どの程度パワハラを認めるか、そして劇団側から誰が謝罪するかが最終決定されていない」とのことです。
この「どの程度パワハラを認め、誰が謝罪するか」という点が、22日の会議での主要な議題だったと思われます。
有愛きいさんの遺族代理人が提示した「15のパワハラ行為」からも、松風さんと芹香さんの謝罪が必要とされる状況が伺えます。
遺族側が昨年12月、15のパワハラ行為を主張する意見書を劇団に提出。15のうち、芹香は2件、松風は最も多い5件のパワハラに関与したとされる。
24日の面談を前にして、劇団は、宙組の活動再開に向けたシナリオを策定していたようです。
「組長とトップが吐いた噓」とは?
『文春砲14弾』のタイトルにある「組長とトップが吐いた噓」とは何を指しているのでしょうか?
「組長とトップが吐いた噓」とは、2023年2月「ヘアアイロン事件」が「週刊文春」で報じられた後、宙組内でヤケドを有愛きいさんに負わせた事実はなかったこととする話し合いがもたれたこと、そして芹香さんが「(有愛きいさんと)口きいたこともないねん」と言われたことを指すようです。
芹香は事件直後、周囲に「(〇〇と)口をきいたこともないねん」「こんなことで公演を止めるなんて」と嘯いていたという。松風は何食わぬ顔でレッスンに毎日顔を出していた。二人の態度に、他の宙組生は「大切な組子の命が失われているのに……」と嘆いていた。
「週刊文春」が売上を上げるために、過去のことを持ち出した感があります。
事件直後、芹香さんと松風さんはパワーハラスメントを否定しました。
劇団側が11月にまとめた調査報告書によると、複数の生徒が「組長らから故人がめちゃくちゃ怒られていた」と証言したにも関わらず、松風さんらの主張のみを恣意的に採用し、「社会通念上許容される」指導だったと結論付けていました。
いよいよ追い詰められた松風輝ら!
松風さんの知人は、「会談の詳細は教えてくれなかった」と述べた後、次のように明かしました。
「表情は暗かった。劇団は何度か謝罪を持ちかけましたが、組長さんは応じませんでした。二人が謝罪すれば、進退が問われることになります。劇団は退団の自主申告を待ちながら引導を渡すために謝罪の意向を尋ねているようです。理事長は阪急の意向ばかり気にして何も決められないようです。このままでは理事長は監督者ではなく傍観者です」
遺族側代理人弁護士は、「遅くとも2月2日までに(交渉)経過を報告する予定」と説明しています。
どうやら、劇団は、芹香斗亜と松風輝を退団させるつもりのようですが……。
果たしてどうなるのでしょうか?
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