昨年の12月22日から、世界最大のオンライン署名サイト『change.org』で「週刊文春の廃刊を求めます」と署名活動を宝塚ファンと思われる人たちによって行われているのをご存知でしょうか。
署名活動によって『週刊文春』が廃刊になるなどと言うことは、とても考えにくいことなのですが、っどうしてこんな活動を展開し始めたのでしょうか。
今回は、この宝塚ファンの暴走とも言えるオンライン署名活動について、まとめてみたいと思います。
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「週刊文春の廃刊を求めます」の署名活動とは?
Change.orgの署名活動の署名の発信者は、「宝塚ファンの 底力」と記されています。
『change.org』は、ソーシャルプラットフォームであり、ユーザーが「変えたい」気持ちを形にすることができます。現在、世界中で2億人のユーザーが『change.org』を利用しています。
この署名の発信者の主張は、以下のとおりです。
この署名で変えたいこと
Change.org開始日 2023年12月22日『週刊文春の廃刊を求めます』
署名の発信者 :宝塚ファンの 底力
私は長年、宝塚歌劇団から多大なるパワーと感動をもらってきました。しかし、その宝塚歌劇団が週刊文春の無責任な記事によって存続が危ぶまれています。私たちはこの現状をただ見ていられません。
週刊文春は名誉毀損やプライバシー侵害といった行為を行いつつも、それに対する訴えがあっても十分な打撃にはならず、その結果彼らの行動は止まりません。これ以上彼らが被害者を増やすことを防ぐためにも、週刊文春の廃刊を求める必要があります。
私自身だけでなく、全国的に数多く存在する宝塚ファンや公正さ・倫理性を重視する市民一人一人の力でこの問題改善に向けたアクションを起こす時です。皆さま方々からのご支援・ご協力お願い申し上げます。
署名して頂き、この運動に参加しましょう!
この署名に賛同者は、2024年3月11日現在で1053人と決して多くはありませんが、以下のように、賛同者からの辛辣なコメントも読めるようになっています。
人を平気で傷つけてご飯食べている週刊誌はもう廃刊になってもらいたいです。嘘つくな!大袈裟に言うな!紛らわしい言い回しするな!
宝塚歌劇団員のヘアアイロン騒動は、嘘だと思う。かつらをかぶる彼女たちがヘアアイロンを自分の髪に使用することはない。かつらは担当者がいて、巻髪は担当者の仕事。週刊誌は発行部数に比例して総務省にお金が支払われるため、中々廃刊に追いやれないが、赤字になれば諦めるでしょう。インクと紙の無駄遣いを辞めるため、週刊誌はすべて廃刊にすべきだ
『change.org』というオンライン署名サイトでは、宝塚ファンによる批判コメントが多く寄せられており、その中で週刊文春に対する批判が目立っています。
以下のサイトよりご覧いただけます。
宙組トップスター芹香斗亜が署名活動を扇動か?
『週刊女性PRIME』の記事によりますと、この「週刊文春の廃刊を求めます」の署名活動を宝塚ファンの扇動をしたのは、宙組トップスターの芹香斗亜さんではないかと報道されています。
「宙組トップスターの芹香斗亜さんのファンクラブ関係者から“宝塚の存続が危ぶまれているのは文春のせいだから”と、『週刊文春』を廃刊にするための署名に協力するよう頼まれたんです。加えて、この署名をほかの人にも拡散するようにと……。宝塚のファンクラブの人間関係は閉鎖的なので、断りにくかったのですが、さすがにこれはおかしいと思って」(芹香斗亜ファンクラブの関係者)
週刊女性PRIME 2024/3/11『「週刊文春の廃刊を求める」宝塚ファンがオンライン署名サイトで署名運動を展開して暴走中、扇動の“主犯格”疑惑がかかる宙組トップスターの芹香斗亜』
FF16公演中止に困惑する芹香斗亜!
芹香斗亜さんが率いる宙組は、今年5月から宝塚大劇場と東京宝塚劇場で有名なゲーム宙組公演『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』を原作としたミュージカルを上演予定でした。
しかし、3月5日に上演が見合わせられることが発表され、有愛きいさんが転落死した一連の問題が影響しているようです。
この作品は劇団の110周年を記念する舞台だったため、劇団としてはなんとか上演したいと考えていたのでしょうが、FF16の原作の権利を持つスクウェア・エニックス社は、FF16のイメージが損なわれる可能性があり、承諾を出さなかったようです。
FF16の公演が中止になり、困惑していると思われる芹香斗亜さん。
彼女は、気が強い性格だったと言われており、芹香の後輩に対する態度が、結果的に有愛きいさんの悲劇を引き起こした可能性も否定できないと『週刊女性PRIME』は、報道しています。
「宙組にパワハラの風土を根づかせたとされる元トップスター・真風涼帆さんさえ、芹香さんの扱いには困っていました。芹香さんは、気に入らない下級生を無視することもよくあり、見かねた真風さんが注意した際も“私は悪くない!”と開き直る始末。負けず嫌いな性格は有名なんです」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
「Aさんにヘアアイロンを当ててヤケドさせた天彩峰里さんも、芹香さんから厳しい指導を受けていたといいます。宙組では、パワハラを受けた劇団員が上級生になった途端、後輩にパワハラを行うという負の連鎖が続いているんです」
『週刊女性PRIME』2024/3/11『「週刊文春の廃刊を求める」宝塚ファンがオンライン署名サイトで署名運動を展開して暴走中、扇動の“主犯格”疑惑がかかる宙組トップスターの芹香斗亜』
まとめ
オンライン署名サイト『change.org』で「週刊文春の廃刊を求めます」と署名活動を本当に芹香斗亜さんが扇動しているのかどうかの真偽は、明確ではないと思います。
しかし、こうした宝塚ファンの署名活動が正しい方法なのか疑問ですし、もはや宝塚宗教・・って感じさえしてきます。
『週刊女性PRIME』の記事は、以下のような言葉で締めくくられています。
「ファンが署名を集めても、宝塚が“輝く未来”を迎えるためには、あしき体質を改める必要があるでしょう。」
その「あしき体質」を宙組にもたらしたのは、果たして誰なのでしょうか?
今回もご覧いただきありがとうございます。