【宝塚宙組】FF16の断念!宙組2人の謝罪がカギ?原作/協力のスクウェア・エニックス社同意得られず!
(出典 image.gamer.ne.jp)

昨年9月に宝塚歌劇団・宙組に所属していた有愛きいさんが自死した事件で、劇団側と遺族側との協議が進行中です。

そうした中で、5月17日から開幕する予定だった宙組公演『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の上演が取りやめになっていたことが、『週刊文春』の取材で明らかになりました。

なぜこの時期に上演が取りやめになったのでしょうか?

それには、FF16の原作の権利を持つスクウェア・エニックス社との関係にあるようです。

この件についてまとめてみましょう。

宝塚宙組のFF上演作品の見合わせを発表!

宝塚歌劇団公式HPで、3月5日に、「宙組上演見合わせ」のニュースが公式に発表されました。

以下の宙組公演につきまして、上演作品の見合わせをお知らせいたします。
<宙組 宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演>
宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』
ミュージカル『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』

■宝塚大劇場:2024年5月17日(金)~6月23日(日)
■東京宝塚劇場:2024年7月13日(土)~8月25日(日)

上記につきまして、現状を踏まえ、上演作品の見合わせの必要があると判断いたしました。宝塚大劇場公演の初日に向け、現時点で通常スケジュールでの進行が難しいことから、上演作品『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』を変更のうえ、公演初日を変更させていただきます。
今回の決定に際し、ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、新たな公演日程および上演作品につきましては、決定次第発表させていただきます。

2024.03.05宝塚歌劇団HP『 宙組公演『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI』 上演作品見合わせについて』

なぜこの時期に?と思われた方も多いと思われますが、『週刊文春』が3月1日に『「遺族側との協議が合意に至らなければ…」宝塚歌劇団「宙組」5月公演が“上演取りやめ” 製作協力のスクウェア・エニックスは「状況はかねてから注視している」』という記事を報道したものだから、慌てて協議をして、公表に踏み切ったのだと思われます。

今回見合わせとなったFF16の公演では、原作・協力をスクウェア・エニックス、脚本・演出を小柳奈穂子さんが担当すると発表されており、「宝塚歌劇とファイナルファンタジーのコラボレーションが生み出す革新的なミュージカル作品に、どうぞご期待ください」とアナウンスされていました。

今公演は、芹香・春乃の宙組トップコンビにより、宝塚で5月17日~6月23日まで、東京宝塚劇場で7月13日~8月25日に上演予定でした。

遺族との2月中の合意締結はスクエニ社側からの要望だった!

宙組公演の『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』で、原作者として製作協力するのが株式会社スクウェア・エニックスです。

株式会社スクウェア・エニックスは、宝塚歌劇団に対して、2月までに、遺族側との協議が合意に至らない場合は上演を取りやめるよう通達していたのだそうです。

2月までに劇団と、亡くなった宙組・有愛きいさんのご遺族のお話がまとまれば、という条件を出されていたそうですが、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が「2月中の合意締結」にこだわった理由がこれで明確になりました。

2月27日の遺族側弁護士の会見において、遺族側が主張する上級生による15件のパワハラ行為について、劇団側が「多くの行為がパワハラに該当する」と認めたことが明らかになりました。

一方で、劇団側は具体的にどの行為をパワハラと認めるかを明確に示さず、謝罪内容の公表の方法などで両者の意見に隔たりがあり、現在まで合意が成立していないことも明らかになりました。

現時点では、遺族との合意に達していない状況です。

以前、雪組の生徒である妹からのメッセージが明らかになりました。

報道によると、ファンの憶測がいろいろと言われてきましたが、ほとんどの報道内容が遺族の主張と一致していますので、宝塚の体質やパワハラなどについても、やはり、身内である妹の言葉こそが真実だと感じています。

これでは、株式会社スクウェア・エニックス側は、上演を承諾しないでしょう!

現段階の宝塚歌劇団の姿勢では、スクウェア・エニックス社の大切な財産である『FINAL FANTASY XVI』のイメージが損なわれる可能性があるのです。

いじめ・パワハラの汚名を晴らさないまま、この作品を公演されては、スクウェア・エニックス社にとってはたまらないことだったようです。

遺族との合意締結のカギは宙組トップ2人の謝罪だった!

宙組のトップである芹香斗亜と組長の松風輝が、パワーハラスメントを認めず謝罪を拒否しているため、状況が前に進まないと指摘されています。

ご遺族にとっては、亡くなられた娘に対して直接的に関わったこの上級生たちの謝罪なしに、角和夫会長らトップだけの謝罪では、形に過ぎないと感じてしまうのは、当たり前のことでしょう。

このままでは謝罪するつもりはないのでしょうか。

「私は謝らない」と頑なに謝罪を拒む松風輝さんと芹香斗亜さんが劇団が混乱している状況に対する謝罪の気配さえないことに疑問を持っています。

そんな芹香斗亜さんが謝罪もせずに、このFF16公演に出演すること自体あり得ない事なのでしょう。

2人は「責任」という概念を理解していないように見えます。

それにしても、3月5日の宝塚歌劇団公式HPでの公演見送りの発表の中で、「新たな公演日程および上演作品につきましては、決定次第発表させていただきます。」とされているのも如何にも違和感がありますね。

まず、ご遺族との謝罪・合意に向けて最大限尽力すべきものであるにもかかわらず、この場に及んでもなお、宙組の公演ばかりに・・何としても再開したい思惑が見透かされて、本当にな魚井劇団だと感じさせられてしまいます。

スクウェア・エニックス社は、手を引いて大正解だと改めて思わされます!

まとめ

遺族側の主張がほぼ認められている状況の中で、宙組の公演が再開される際にどのような措置が取られるかが注目されています。

公演は5月半ばから行われますが、稽古は4月から始まります。

3月中には世間全体が納得するような対応をしなければ、公演を再開することはできません。

110周年を迎える中で波乱の展開となっていますが、誠実な態度で問題を解決できることを願っています。

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FAM8

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