宝塚歌劇団は、2024年3月31日、宙組の娘役である彩妃花(あやひ・はな)さんと葉咲(はさき)うららさんが同日に退団しました。
ことを発表しました。このニュースがネット上で話題を呼んでいます。
そして、この2人の退団で、ついに宙組103期は、亜音有星(あのん ゆうせい )さんのみとなりました。
この記事では、亜音有星さんの休演の本当の理由についてついてまとめています!
亜音有星さんの休演の本当の理由は?組替えの可能性は?
103期は2017年、初舞台の後、各組へ配属されました。
その後の宙組メンバーの動向は以下の通りです。
- 碧咲伊織 さん :2020年に退団
- なつ颯都 さん :2020年に退団
- 夢白あや さん :2020年9月16日雪組へ組替
- 栞奈ひまり さん:2023年8月 ※別箱退団
- 琉稀みうさ さん:2023年8月 ※別箱退団
- 有愛きい さん :2023年9月30日に死亡退団
- 彩妃 花 さん :2024年3月31日に期末退団
- 亜音有星 さん :2023年6月~現在まで休演中
※宝塚歌劇団では、大階段を降りて祝福される退団とは異なり、別々に稽古をし、最後の日も組の皆さんと一緒に過ごせない退団を「別箱退団」といいます。別箱退団を選ぶにはさまざまな事情や理由があるようです。別箱退団者は、階段降りもお花渡しもなく、ご挨拶すらできない可能性もあります
2024年3月31日、宙組の彩妃花さんと葉咲うららさんの2人の退団で、ついに宙組103期は、亜音有星(あのん ゆうせい )さんのみとなってしまいました。
亜音有星さんは、2001年に「シャーロック・ホームズ」、そして2002年には「HiGH&LOW」で2回も新人公演の主演を務め,彼女は将来、トップスターになる可能性が高いと言われてきました。
亜音有星さんがお休みに入ってから、早くも10ヶ月・・・。
宝塚のいつも通り、亜音有星さんの休演理由は公表されていません。
宝塚歌劇団の宙組新人公演「PAGAD」では、主要キャストの1人である亜音有星さんが体調不良のため長期休養に入っていました。
この状況について、有愛きいさんと彩妃花さんの娘役2人だけで新人公演の主要キャストを担うことは大きな負担となるため、亜音有星さんは、責任を感じてしまったのではないかと推測されています。
有愛きいさんが同期の休演によって長の期が2人になってしまって余計きつかった時の休演者が亜音有星さんということになります。
亜音有星さんが路線でありながら長期間休演していたことから、彼女も有愛きいさんと同じく劇団で長時間労働やパワハラといった苦痛を受けていたのかもしれません。
また、別の組に所属する亜音有星さんの姉の蒼舞咲歩(そうぶ さきほ)さんも全日程休演するということは、彼女も事態を知っていて有愛きいさんの双子の妹さんのように舞台に立てない状況なのかもしれません。
あるいは、休演理由は不明ですが、妹に寄り添う為だったののかもしれません。
理由は明確にはわかりませんが、深刻な状態なのではと心配した人が多かったのは想像できます。
そして、もし亜音有星さんが回復できて、復帰したとしても、103期生は自分だけ・・・という状況ですので、組替えの可能性は必至ではないでしょうか?
亜音有星のプロフィール&経歴!
103期生の男役で最初に新人公演の主演を射止めた亜音有星さん。
亜音有星さんの本名は、広田有希乃さんです。
愛称の「ゆきの」は本名から来ています。
芸名の由来は、家族で決められたそうで、「有星」は中国語で「スター」という意味で、亜音有星さんの趣味が「星を見ること」なので、そのことからインスピレーションを得たかもしれません。
中学3年生の15歳の時に音楽学校に合格し、宝塚歌劇団に入団した時は18歳で、入団時の成績は27番でした。40人中で真ん中のあたりですが、文化祭のお芝居で主役を任されるレベルなので、そのスター性は当時から注目されていたのではないでしょうか。
実の姉は、宝塚歌劇団の星組で男役の蒼舞咲歩をしています。
中学生の時、姉が出演する舞台を見て、「私も入りたい」と宝塚に入ることを志しました。
2024年現在、24歳でしょうか。
- 芸 名:亜音有星 (あのん ゆうせい)
- 本 名:広田 有希乃
- 誕生日:2月14日
- 出身地:佐賀県佐賀市
- 初舞台:2017年4月「Dramatic“S”!」
- 愛 称:ゆきの、キョロ
- 2015年:宝塚音楽学校入学。本科生の文化祭で上演したお芝居では主役を務める。
- 2017年:宝塚歌劇団入団。103期生。雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」で初舞台。
- 2017年:宙組に配属。
- 2021年:真風涼帆・潤花トップコンビ大劇場お披露目となる「シャーロック・ホームズ」で、新人公演初主演。入団5年目での抜擢であり、また103期からは初の新人公演主演となった。
- 2023年6月~:カジロワ後、休演中