2024年5月7日、宝塚歌劇団は、宙組の娘役・舞(まい)こころさんと、宙組の男役の陽彩風華(ひいろふうか)さんがこの日付で退団したと公式サイトで発表しました。
これからまさに宙組大劇場公演『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』の公演準備が始まろうとしている時です。
宝塚宙組が再開するも、新たに2名の退団者が出たことで、「内部崩壊」が避けられない状態になっているとの声が上がっています。
宝塚ファンの中では、「宙組はどうなってしまうのか?再開公演を楽しみにしていたのに、舞こころさんと陽彩風華さんのお2人までも辞めてしまうなんて…」とショックを隠しきれない様子が見られます。
なぜ舞こころさん、陽彩風華さんのお2人は、突然退団する決断をしたのでしょうか?
Contents
舞こころさん・陽彩風華さんのプロフィール!
舞こころ:燃え盛る情熱と繊細な表現力
2024年5月7日、突然宝塚歌劇団を退団された舞こころさん。
力強く燃え盛る情熱と繊細な表現力で、宙組の舞台に彩りを添えてきた、まさに星のようなタカラジェンヌでした。
2017年に入団し、初舞台から新人公演のヒロインを務めるなど、早くから注目を集めた舞こころさん。
持ち前の情熱を活かした芝居と、力強い歌声で観客を魅了しました。
舞こころさんが率いる104期生は、2018年4月に星組公演で初舞台を踏んだ作品は、"Killer Rouge" です。
特に、2022年公演「HiGH&LOW -THE PREQUEL-」「Capricciosa(カプリチョーザ)!!」で苦邪組七姉妹の1人として出演しています。
クールなビジュアルと熱い魂が炸裂し、多くのファンを虜にしました。
しかし、その裏には常に努力を惜しまないストイックな一面も。
繊細な表現力と確かな歌唱力は、研鑽を重ねることで磨き上げられたものです。
見る者の心を揺さぶる演技力で、芝居巧者としての評価を確立しました。
惜しくも宝塚歌劇団を退団されましたが、舞こころさんの情熱と才能は、これからもきっと輝き続けることでしょう。
今後の活躍を祈念いたします。
- 宝塚芸名:舞こころ(まいこころ)
- 本 名:森本 莉子(もりもとりこ)
- 宝塚の組:宙組
- 誕生日 :6月13日
- 出身地 :愛知県名古屋市
- 出身学校:名古屋女子大学高校
- 身 長:163㎝
- 宝塚歌劇:104期生/宙組の娘役
- 初舞台 :2018年4月「Killer Rouge」
- 趣 味:映画鑑賞、ショッピング、散歩、温泉
- 特 技:脚を上げること
- 芸名由来:家族と考えた
- 愛 称:マイマイ、りこりん、リコ
陽彩風華:情熱とユーモアで魅了した男役
2024年5月7日、舞こころさんとともに宝塚歌劇団を退団された陽彩風華さん。
その研ぎ澄まされたダンスと、情熱とユーモア溢れる演技で、宙組の舞台に鮮烈な印象を残した男役スターでした。
2018年に入団し、初舞台から新人公演で主要な役を演じるなど、早くから注目を集めた陽彩風華さん。
持ち前のキレのあるダンスと、力強い歌声で観客を魅了しました。
特に、宝塚歌劇団宙組の公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』の新人公演では、不良高校生役を熱演。
コミカルな演技で観客を笑わせつつ、芯の強さを感じさせる役作りで、存在感を放ちました。
宙組公演「PAGAD(パガド)」および「Sky Fantasy!」に出演しています。役柄としては、風翔 夕 ルイ15世役やグレース役を演じていましたね。
研鑽を重ねることで、ダンス技術を磨き上げ、芝居に深みを持たせました。
観客を笑顔にする一方で、深い友情と絆を表現し、芝居巧者としての評価を確立しました。
惜しくも宝塚歌劇団を退団されましたが、陽彩風華さんの情熱とユーモアは、これからもきっと輝き続けることでしょう。
- 宝塚芸名:陽彩風華(ひいろふうか)
- 本 名:北野真以華(きたのまいか)
- 誕生日 :10月25日
- 出身地 :兵庫県西宮市
- 身 長:172cm
- 出身校 :兵庫県立宝塚北高等学校
- 宝塚歌劇:104期生/宙組の男役
- 初舞台 :2018年4月「Killer Rouge」
- 特 技:狂言
- 趣 味:映画鑑賞、岩盤浴、ショッピング
- 芸名由来:家族で考えた
- 愛 称:マイケル、ひとしくん
舞こころ・陽彩風華の宝塚退団理由は?
2024年5月7日は、宙組大劇場公演『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』の集合日だったようです。
お2人の退団理由は、明らかにはされていません。
宝塚は、2023年10月以来の「宙組再開」を4月23日に決定したばかりです。
再開公演は、宙組『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』で、宝塚大劇場では6月20日から30日の間に、東京では東京宝塚劇場で7月20日から8月25日まで行われます。
さらに、出演者も発表され、舞こころさん、陽彩風華さんを含む宙組現存の62名全員の名前が公表されました。
その中には渦中の芹香斗亜(せりか・とあ)さんや組長・松風輝(まつかぜ・あきら)さんの名前も含まれていました。
一方で、宝塚歌劇団の緊急会見では、14件のパワハラ行為が認められ、遺族側との合意書が締結されたことが報告されました。
この件に関連して、3月31日には宙組の彩妃(あやひ)花さん・葉咲(はさき)うららさんが退団することが発表されました。
これにより、宝塚側の「パワハラ認定」にも関わらず退団を選んだことから、宙組の「パワハラ」には深刻な問題があり、上層部にはさらなる「闇」が隠されている可能性が示唆されているのではと考えられます。
舞こころ・陽彩風華の宝塚退団は有愛きいさんの問題と関係ある?
舞こころさんと陽彩風華さんは、有愛きいさんの一期下の生徒さんですが、問題は解決されず、パワハラをしたとされる人物が謝罪の会見もなく居座っていることに多くのファンが違和感を感じているかもしれません。
さらに、退団を決意した舞こころさんと陽彩風華さんは、宝塚側の隠蔽に嫌気がさしてしまった可能性も考えられます。
繰り返しますが、お2人の対談理由は、明らかにされていませんので、あくまでも外野が感じた憶測であることは、ご了承ください。
ただ以前、宝塚は生徒たちの不安を察知し、4月1日に内部で説明会を開催した『週刊新潮』の再現記事による報道がされました。
その中で宙組の複数の生徒さんが悲痛の訴えをされたとあり、かなりの不安を抱えている宙組の生徒さんの様子が垣間見られました。
お2人が退団を申し出た際に何を言われたのかは分かりませんが、有愛きいさんの件が関係していることは明らかだと感じてしまいます。
宙組では大量の退団があるのではないかという噂もありましたが、現時点では2人だけのようです。
もしかしたら、千秋楽に向けて別の退団発表があるかもしれませんが… 舞こころさん、陽彩風華さん、お疲れ様でした。